2005年06月26日

科学的競馬投資コメント20050626

現在、出走馬の過去の入着順位をどのように総合順位に反映するかを研究中で、次月7月度基準値に反映すると同時に、過去3走の入着順位を反映できる次期バージョン(VER2010)を6月末に公開すべく進めております。
入着順位に関しては、色々とシミュレーションを繰り返して検討してきましたが、最終的には、入着順位を要因として予想に組み入れるかどうかは、ユーザー側で選択できるようにする予定です。「入着順位の総合順位反映方法の設定」という機能を使用して、ユーザー自身で、最終順位決定に入着順位をどのようにするかを設定できるようにする予定です、勿論、入着順位を反映しないようにすることも設定できるようにする予定です。バージョン2010の初期設定は「全馬に入着順位を反映する」に設定済みとする予定です。

さて、今週も、科学的競馬投資における基準値の説明をさせて頂きます。
私は、前走で余力を残してゴールした馬を余力馬として注目しています。
これら余力馬が1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額を分析してみると。
該当レースは約9%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約1.16倍の高額配当になっています。
余力馬に着目することも競馬投資では重要と思っております。
又、前走下位条件で1着だった馬が1−2着に来る事が多く発生しています。
これら前走下位条件1着馬が1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額も分析してみると。
該当レースは約14%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約0.86倍です。単勝の平均配当金額でも平均に比べて0.82倍です。
前走下位条件1着馬は別の呼び方で昇級馬といいますが、昇級したばかりの馬が意外と人気になっていることには驚かされます。
しかしながら、タイム理論においては、昇級馬は要注意馬です。
下位条件で1着になっても、下位条件はメンバー全体の能力が低い為、1着になっても能力が低めに算定されていますが、実は、前走下位条件1着馬は潜在的に、もっと強いメンバーと対戦しても上位入着する可能性が高いようです。
弱い相手と対戦していたため、低い能力でも勝ってしまっていたのですが、実際の潜在能力はもっと高く、強い馬と対戦すれば、もっと高い能力で走ることができる場合が多いという事です。
最後に、血統適正が良い馬に関して発生率と平均配当を見てみましょう。
血統適正◎・○・▲の馬が、1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額も分析してみると。
該当レースは約30%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約0.76倍という低い配当になっています。
血統適正◎の馬に限定すると、血統適正◎の馬が、1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額も分析してみると。
該当レースは約6%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約0.68倍という低い配当になっています。

さて、今週土日のレースですが、
土曜日函館11Rでの注目は血統適正と対戦適性でした。血統適正○で距離適性が非常に高かったのがカフェオリンポス(単勝オッズ:13.0倍)が1着で、対戦適性◎のラントウザフリーズ(単勝オッズ:4.4倍)が2着で、
血統適正◎で距離適性・函館競馬場適性が高かったアンドウオール(単勝オッズ:13.0倍)が3着で、3連単で4万馬券でした。
日曜函館11Rは、Adinpick3の買い目印◎はブレイクオブドーン(単勝オッズ:2.7倍)で休養明適性プラスで血統適性▲で且つ昇級馬、印○はスーパーチャンス(単勝オッズ:10.0倍)で余力馬で血統適正▲、印▲はマチカネウソブキ(単勝オッズ:5.2倍)で対戦適性◎の馬で、結果は◎○▲の順で入着して、3連単で9640円と惜しくも万馬券にはなりませんでしたが、能力と独自指数と印がうまく適合したレースでした。

ところで、土曜日阪神10Rですが、ハンデ戦ということもありましたがAdinpick3の出馬表の印を見ると全ての馬に、前走・平均・ベスト・距離ベスト能力に何らかの印が付いており能力が拮抗していて、どの馬が来てもおかしくないというレースでした。
実は私は、このようなどの馬が来てもおかしくないと思われる能力が拮抗したレースは、馬券購入しないか、あるいは高額配当馬券をボックスで購入するか、どちらかにしていまして、低配当の馬券は買わないようにしていますが、今回は、高配当狙いの4頭ボックスで馬連のみ購入していました。
選択した4頭ですが、まずは昇級馬で成長途上の4歳馬で前走能力が一番高かったトウカイトリック、休養明ですが休養明適性プラスで降級馬のシルクデイレクター、過去の能力が高く大がけの可能性があるサンデーサイレンス産駒のアクトナチュラリーと、芝ダート変更出走ですが芝ダート変換後能力が高いオーミロビンソンの4頭を選びました。
結果は、1着がトウカイトリック、2着シルクデイレクター、3着オーミロビンソンで、3連複は19万馬券、3連単は100万馬券でした。少なくとも3連複でも買っていればと反省している次第です、、、、、、、、、

ADINPICK3は、回収率向上に貢献するような新しい事実を見つけ出し検証を日々行っております、これからも、回収率の維持・向上を目的に、基準値及びプログラムの改定を行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  

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2005年06月19日

科学的競馬投資コメント20050619

今週も先週に引き続き、科学的競馬投資における基準値に関しての話をさせて頂きます。
先週は、前3走3位以内馬(過去3走で3位以内にきた馬)が、上位3着以内に入着する確率が非常に高いということと、Adinpick3の印が無印でも前3走3位以内馬に注目する必要があるということを、具体事例とシュミレーションに基き説明いたしました。
その後、前3走3位以内馬を、どのように最終買い目に反映したらよいかを色々とシュミレーションしてみましたが、出走馬の中に占める前3走3位以内馬がかなり多いこともあり、上位入着要因としての設定方法を試行錯誤している現況です。シュミレーションの結果では、前3走3位以内という要因が、なかなか回収率を上げる要因にはならず、他の要因との組み合わせ等も含めて色々と研究しております。
シュミレーション結果からは、前3走3位以内という要因を最終買い目に反映させると、的中率は向上するのですが、回収率が下がるという結果になっているのが実情で、前3走3位以内馬は人気になる為配当が低くなることが原因のようです。
実は、シミュレーションもありとあらゆることを試してみました、過去5走平均入着順位・昇級後入着順位等、考えられる順位に関する要因についてシミュレーションしてみましたが、的中率は上がるのですが回収率は上がらないというのが現状でした。やはり、誰もが考えるような要因で回収率を上げるのは難しいと思ったりしております。
又、今週から出馬表画面に、過去5走における平均入着順位の区分を表示できるようにしてテスト運用をしていますが、かなり重要な情報と感じています。A・B・Cの3ランクで、ランクAは1位以上3位未満位でランクBは3位以上4位未満でランクCは4位以上5位未満位ですが、Adinpick3の買い目印無印の場合でもこのランクA・B・Cの馬には注意が必要な感じです。
今後も研究を続け、次月7月度基準値に反映すると同時に、出来れば今月末までには、過去3走の入着順位を反映できる次期バージョン(VER2010)を公開出来ればと思っております。

さて、科学的競馬投資における基準値についてですが、今週は、休養明馬に関する基準値について説明させて頂きます。
休養明けの馬が1着あるいは2着にきて高配当になることがしばしば発生しています。
レース間隔90日以上の休養明けの馬が1・2着に来た場合の平均配当金額を分析してみると、該当レースは約22%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約1.35倍もの高額配当になっています。
このことは、休養明馬に着目すると儲かるチャンスが高いということで、休養明の研究の結果、休養明の基準を算定できれば競馬投資の勝利者に近づけることを意味します。
Adinpick3の休養明基準値は、父方と母方の血統から算定しております。
昔、調教師別に休養明馬のデータを取って休養明基準値を作成していた時がありましたが、いい結果が得られませんでした。
今の休養明基準値は、父方と母方の血統に基き、休養間隔毎に算定していますが、休養明馬自身の出走が多くなく、算定元のデータが少ない為、信頼性がそれほど高くないという欠点もありますが、何の基準も無く「走って見ないと判らない」状態で予想するよりはずっと良いと私は思っています。

今週土日2日間のレースでの休養明け馬の活躍を見てみると。
土曜日福島10Rの印◎のスパークルキャット(単勝オッズ:4.9倍)は休養明でしたが休養明適性がプラスで1着候補としては最適な馬と判断できました。2着は印▲のフィールドルーキー(単勝オッズ:4.9倍)3着は印△のエドノドリーム(単勝オッズ:10.5倍)と入り、3連単で万馬券になりました。

ところで、芝ダート変更出走馬の日曜日函館10Rのショウナンドライブですが、芝ダート変換後能力が高くAdinpick3の買い目印は◎でしたが、単勝オッズは最低人気で280倍でしたが3着に入着していました。
1・2着が買い目印がついたヴンダーとリキットノーツで3連複で万馬券でした。実は、私はショウナンドライブの単勝馬券も買っていたのですが、、、、

ADINPICK3は、回収率向上に貢献するような新しい事実を見つけ出し検証を日々行っております、これからも、回収率の維持・向上を目的に、基準値及びプログラムの改定を行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。



  
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2005年06月12日

科学的競馬投資コメント

今週も先週に引き続き、科学的競馬投資における基準値に関しての話をさせて頂きます。
先週は、Adinpick3では前走の順位を基準としていないことの理由を説明致しましたが、前走だけではなく、過去3走の順位についても説明してみたいと思います。
現バージョンでの出走馬の能力算定においては、タイム理論と血統適正と対戦適性に加えて、芝ダート変換適性・休養明適性・余力馬・昇級馬等の能力アップ可能性等を考慮して最終能力を算定しております。
Adinpick3は過去の入着順位を全く能力に反映しておりませんが、現在、この最終能力に入着順位を考慮すべきかどうか再検討を行っており、出馬表画面で過去3走での入着順位を表示出来るようにしてテスト運用中です。
ご存知のように、入着順位は各馬共にかなり変化しています。例えば、前走10着だが2走前が2着の馬や、前走10着で2走前10着だが3走前2着の馬が、上位に入着するといったことが起こっています。
前走のみでなく、過去3走内での入着順位を反映したらどうなるかといったことを研究中です。
上位入着した馬は、過去3走内の同条件以上で3位以内に1回以上の成績の馬がかなり多い結果になっております。
過去8年間のデータに基くシュミレーションの結果から発生率と配当面を見てみると、
1回以上の馬は、新馬・障害を除いたレースの75%をしめていますが、配当面では単勝の場合は平均配当金額の0.55倍とほぼ平均配当の半分近くの数字になっています。
もう少し詳しく見てみると、
3回全部3位以内の馬は、新馬・障害を除いたレースの10%をしめていますが、配当面では単勝の場合は平均配当金額の0.28倍となっています。
3回のうち3位以内が2回の馬は、新馬・障害を除いたレースの30%をしめていますが、配当面では単勝の場合は平均配当金額の0.40倍となっています。
3回のうち3位以内が1回の馬は、新馬・障害を除いたレースの55%をしめていますが、配当面では単勝の場合は平均配当金額の0.67倍となっています。
かなりの高い発生率ですが配当がかなり低いのが難点で、Adinpick3の買い目印決定にどのように反映させるかを研究中の状況です。

今週土日2日間のレースでAdinpick3の印がない馬で上位1・2・3着に来た馬で前3走内で3位以内に来ていた馬をピックアップしてみると、
土曜日東京3Rの2着オンリーワンクロス(単勝オッズ:21.4倍)
土曜日東京3Rの3着メジロミッチエル(単勝オッズ:54.5倍)
土曜日東京6Rの2着リバーキセキ(単勝オッズ:10.7倍)
土曜日東京7Rの2着フローリッシュ(単勝オッズ:31.2倍)
土曜日東京12Rの2着ロケットパンチ(単勝オッズ:5.8倍)
土曜日東京12Rの3着マリウス(単勝オッズ:111.9倍)
土曜日中京7Rの2着マイネルスピンドル(単勝オッズ:3.7倍)
土曜日中京9Rの2着ハギノプレシャス(単勝オッズ:5.2倍)
土曜日中京10Rの3着マイテイカラー(単勝オッズ:8.2倍)
土曜日中京12Rの3着ロマニスタ(単勝オッズ:10.3倍)
日曜日東京3Rの3着エプソムベスト(単勝オッズ:150.6倍)
日曜日東京4Rの1着サクラビジェイ(単勝オッズ:22.1倍)
日曜日東京4Rの2着セイカチューバ(単勝オッズ:58.8倍)
日曜日東京6Rの3着スペラーレ(単勝オッズ:6.9倍)
日曜日東京7Rの1着オルフェーレ(単勝オッズ:14.4倍)
日曜日東京7Rの3着ウインルシル(単勝オッズ:7.6倍)
日曜日中京2Rの1着プリンセスグレース(単勝オッズ:3.7倍)
日曜日中京11Rの2着フェリシア(単勝オッズ:10.3倍)

あくまで今週2日間だけの結果ですが、人気薄の馬も含め、かなり多くの前3走3位以内の無印馬が上位入着していた次第です。3着でしたが単勝オッズ100倍以上の馬が2頭もいたりして驚いております。当然のことながら単勝オッズ100倍以上の馬は、前走が3着以内というのではなく、2走前が3着の馬と3走前が3着の馬でした。

出来るだけ早いうちに、「前3走3位以内」の要因を最終買い目決定に大きく影響する総合基準値に反映する必要性を感じている次第です。
今週は最新バージョンの1037で出馬表画面に前3走内の3位以内馬を表示できるようにしていましたので、これら馬を馬券のひもにした結果、これら馬を抑えることで取れた馬券があった次第です。
今後、前3走3位以内を最終買い目の決定に反映すべく、どのように入着順位を最終買い目に反映するか早急に色々と研究するつもりです。

さて、科学的競馬投資における基準値に説明に入りたいと思いますが、ではどのような勝利要因を基準としたらよいのでしょうか?
競馬のレースでは芝とダートという2種類のコースが混在しています。
芝のレースで成績が悪かった馬がダートに変わって1・2着にきて高配当になる場合があります。その逆にダートで成績が悪かった馬が芝のレースに変わって1・2着にきて高配当になる場合もあります。
では、ダートから芝あるいは芝からダートに変更になった馬が1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額を分析してみましょう。
該当レースは約28%発生しており、馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約1.34倍もの高額配当になっています。
このことは、芝・ダート変更馬に着目すると儲かるチャンスが高いということで、芝・ダート変更の研究の結果、芝ダート変更後の基準を算定できれば競馬投資の勝利者に近づけることを意味します。
今週日曜中京7Rのエイシンチンタオ(単勝オッズ:11.5倍)は芝ダート変換後能力が高い馬でした。
1着は印○のトラストスター(単勝オッズ:7.7倍)で2着が印◎のエイシンチンタオで馬連で4780円で、3着にもAdinpick3の印馬グレイトアロー(単勝オッズ:7.7倍)が入り3連複は万馬券になりました。

ADINPICK3は、回収率向上に貢献するような新しい事実を見つけ出し検証を日々行っております、これからも、回収率の維持・向上を目的に、基準値及びプログラムの改定を行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。

  
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2005年06月05日

科学的競馬投資コメント

今月(6月)は、私の考える科学的競馬投資における基準値について、今週から約4回ほどに渡って書いてみたいと思っております。
科学的競馬投資とは、ある基準に基づき、上位に入着する可能性が高い馬を科学的に探し出すということですが、その基準も、何でもかんでも基準化するのでなく、どのような基準にするかを決める場合に私は、
1)上位入着に影響が大きいこと
2)上位入着した場合の配当が高いこと
の2つを考慮して決めております。

例えば、基準として、前走の着順を選んだとしますと、前走1着の馬が上位入着するレースが何パーセント位発生していたか、前走2着の馬が上位入着するレースが何パーセント位発生していたか等を過去のレースから調べます、そして、前走1着の馬が上位入着した場合の配当金額、前走2着の馬が上位入着した場合の配当金額等も過去のレースを分析して調べます。
実は、私は、前走の着順を基準として選んでおりません。
私が、過去8年間のデータから分析した結果は、実際には、前走の入着順位が上位の馬が来ない場合が多く、一番多いのが、前走3−4着(10頭立換算)の馬が1着に来る確率が一番高いのが事実なのです。
そして、前走の着順位がいい馬は、殆どの場合人気になり、配当妙味もありません。
逆に、前走が4着以下(10頭立て換算で4着以下として分析)の馬が1・2着に来た場合の平均配当金額を分析した結果は、新馬・未出走・障害戦を除いた全レースに対して該当レースはなんと約56%と半数以上も発生しています。
そして、馬連の平均配当金額は、全レース平均に比べて約1.42倍もの高額配当になっています。
具体的には、分析結果は、以下のようになっております。
*1位入着馬の前走順位の構成及び過去3走平均順位の構成
10頭だて換算順位   前走着順  過去3走平均順位
1着 11%    5%
2着   29%     23%
3―4着   32%     44%
5―6着   15%     22%
7―8着   8%   6%
9着―10着   5%   2%
分析結果は、前走の着順が3―4着(10頭だて換算)だった馬が1着にくる割合が一番高くなっています。
又、前走のみでなく、過去3走の平均の着順でも、3―4着(10頭だて換算)の馬が1着に来た割合は、約45%を占めています。

半数以上のレースでは、前走が4着以下(10頭立て換算で4着以下として分析)の馬が1・2着になり、高額配当になっているという事実は非常に重要です。
この事実は、前走の上位入着馬に着目して、上位入着馬同士の馬券を購入しても儲かるチャンスは少ないということを意味します。

私が競馬投資要因として、この入着順位という要因を使用していない理由は、もっと勝ち馬に大きく影響を及ぼす要因が他にもたくさんあるからです。
しかし、入着順位について分析したからこそ、入着順位という要因を使用しないという結論を出せたのです。このことは、競馬実態把握という意味で非常に重要です。
ある要因が、勝利要因としては有効でないとわかることは非常に重要です。
多くの競馬ユーザーは、世間一般で言われている事を信じて、自分で分析もせずにそれら要因で馬券購入されています。世間一般で言われている勝利要因は、私が分析した結果では、役に立たない場合が多くありました。

今週はこの位にして次週以降では、どのような勝利要因を基準としたかを、発生率や配当金額等の具体的数字も含めて説明させて頂く予定です。

ところで、Adinpick3の最新バージョンの1035では、対戦適性の算出アルゴリズムを改良しております。
今週は、この改良した対戦適性に関して、日曜日9R以降のレースを振り返って見たいと思います。
日曜東京9Rは、対戦適性○で買い目印◎のグリーンヴィガー(単勝オッズ:3.1倍)が2着で、対戦適性△で買い目印△のビッグロンドン(単勝オッズ:1.9倍)が3着で、1着はAdinpick3の印馬のケイアイステルス(単勝オッズ:32.4倍)でした。
日曜東京10Rは、対戦適性◎で買い目印◎のトウショウギア(単勝オッズ:4.7倍)が1着で、対戦適性◎で買い目印△のワキノカイザー(単勝オッズ:8.1倍)が3着で、2着はAdinpick3の印馬のサンデーストリーム(単勝オッズ:15.0倍)でした。
日曜東京11Rの安田記念は、対戦適性◎の4頭だった、オレハマッテルゼ・ダンスインザムード・アドマイヤマックス・テレグノシスははいいところ無く負けていました。1着は、血統適正◎で買い目印◎のアサクサデンエンでしたが、2着は無印のスイープトウショウでした。
日曜東京12Rは、対戦適性△で買い目印▲のトムヂアマンテ(単勝オッズ:12.3倍)が1着で、対戦適性△で買い目印△のルーベンスメモリー(単勝オッズ:3.0倍)が2着で、対戦適性△で買い目無印のオンワードハヤテ(単勝オッズ:59.2倍)が3着でした。
日曜中京9Rは、対戦適性の印が付いた馬いませんでした。
日曜中京10Rは、対戦適性△で買い目印△のダイタクアルビン(単勝オッズ:18.1倍)が1着で、対戦適性△で買い目印▲のナムラハクシャ(単勝オッズ:1.9倍)が2着で、対戦適性△で買い目印◎のリキアイサイレンス(単勝オッズ:6.9倍)が3着でした。そして、残り1頭の対戦適性印馬のサザンツイスターは4着で、対戦適性の印馬4頭が1.2.3.4着になっていました。
日曜中京11Rは、対戦適性◎の2頭だった、ウイングレットとメイショウオスカルはいいところ無く負けていました。上位3頭は共に負担重量53KG以下の軽量馬という結果でした。
日曜中京12Rは、対戦適性△で買い目印◎のテイエムファンキー(単勝オッズ:6.6倍)が1着で、対戦適性△で買い目印▲のナリタチャンピオン(単勝オッズ:5.6倍)が2着でした。

今週のレース結果から対戦適性について考えてみると、対戦適性の印馬は人気になることが多い割りに、上位入着する割合も半分位ということで、対戦適性印馬の取り扱いは難しいという感想です。今後も、対戦適性については、更なる研究を続けていく予定です。

ADINPICK3は、回収率向上に貢献するような新しい事実を見つけ出し検証を日々行っております、これからも、回収率の維持・向上を目的に、基準値及びプログラムの改定を行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  
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