2006年05月28日

科学的競馬投資コメント20060528

今週も先週に続き、上位入着の要因について考えて見たいと思います。

最近、過去のデータからは考えられないような馬(例えば過去3走共に2桁着順の馬や、過去の成績が不振だった休養明馬など)がしばしば上位に来ることが多くなっているように感じております。
展開のあや、馬場適性、調教技術の向上など過去のデータと関係ない要因も近代競馬には大きく影響していると思いますが、各種要因をあれこれ考えるとそれこそ全馬を馬券対象にしなければならない状況になってしまいます。過去のデータからは判らない「展開のあや・馬場適性・調教技術向上のよる馬の体調」などは一般ユーザーにはわからないのですが、私は騎手はこれらのことを理解しているはず考え、最近騎手に注目することが多くなっています。騎手は、実際にレースで走って今の馬場状態をわかっているはずですし、馬の体調・状態もわかっているはずですし、レース中に展開を把握して何らかの対応が出来るはずと私は考えていますが、騎手にも判断能力や適応力が優れた騎手もいれば能力が低い騎手もいます。
先週のオークスは、馬場状況が非常に高速馬場になっていたようで、前にいた馬が残りやすい馬場になっていたように感じており、前に行った馬が有利と判断した騎手が上位に来ていたように感じております。JRAは、昔からG1になると必ず高速馬場に設定しているように感じておりますが、理由は何なのでしょうか?????
近年競馬の売り上げは減少が続いているとの事ですが、世の中はエレクトロニクスやIT等大きな進歩が見られるのに、競馬の世界では相変わらず競馬理論に的中率や回収率の進歩がないことや、上位入着に関する情報不足等が、競馬ファンが離れていっている一因と私は感じております。幾らデイープインパクト等の人気馬がでてきても競馬ファンは戻ってこないような気がしてなりません。競馬関係の雑誌やWEBでは、100万馬券的中とか1000万馬券とかの記事等が眼を引く昨今ですが、偶然に的中したとかたまにしか的中しないような馬券を購入しても収支プラスにならないことは競馬ファンは既に気が付いているような気がしてなりません。

ところで最近私し、連勝馬に興味をもって色々な分析をしております。
先週では、G1オークスの3連勝馬のカワカミプリンセスやG2東海ステークスの前々走まで4連勝馬のマイネルボウノット、そして先々週のG1ヴィクトリアマイルの4連勝馬のアグネスラズベリ等に代表されますが、連勝している馬の潜在能力はかなり高いと思うようになっており、早速、過去のデータに基づいて、連勝馬について分析してみた結果は、
2連勝馬の上位入着率は38%で単勝配当金額420円で1.3%の構成馬
3連勝馬の上位入着率は50%で単勝配当金額320円で0.2%の構成馬
4連勝馬の上位入着率は52%で単勝配当金額230円で0.1%の構成馬
前々走まで2連勝馬の上位入着率は29%で単勝配当金額613円で1.0%の構成馬
前々走まで3連勝馬の上位入着率は35%で単勝配当金額480円で0.1%の構成馬
という分析結果でした。
やはり連勝馬はあまり多くなく、2連勝馬でも2%しかおらず、4連勝馬は1000頭に1頭もいないという状況ですが、連勝馬が出走して来た場合は要注意と感じております。
最近私が注目している「過去に上位条件で活躍していた格上馬」に対して、「今後更なる成長が見込まれる連勝馬」は、「過去の馬」と「これからの馬」と対照的ですが、どちらも注意が必要な馬と思っております。
さて今週のG1ダービーにも連勝馬が出走していました。
前走まで連勝していた馬は3頭でした。
2連勝のメイショウサムソン
3連勝のアドマイヤメイン
2連勝のパッシングマーク
の3頭で、これら3頭の中から最近私が注目している上位入着ランク馬あるいは格上馬を探すと、メイショウサムソンが上位入着ランク馬且つ格上馬で、アドマイヤメインは上位入着ランク馬でした。
又、中京12Rにも2連勝馬のウインファンタジアが出走し、東京12RのG2目黒記念にも3連勝馬のポップロックが出走していました。
次期バージョン3003では、連勝馬の予想順位への影響度を大きくする予定です。

ところで、ここ数ケ月の間に、上位入着ランク馬・格上馬・連勝馬等の新しい独自データをAdinpick3の予想順位決定要因として追加検討してきましたが、これら新しい独自データを含めた1・2・3位に入着する上位入着率を分析してみましたところ、ベスト10は以下になっていました。
1、上位入着ランクA馬の上位入着率は69%
2、血統適性◎馬の上位入着率は62%
3、過去3走上位入着3回馬の上位入着率は55%
4、格上A馬で上位条件5点馬の上位入着率は53%
5、格上A馬で上位条件5点馬の上位入着率は52%
6、4連勝馬の上位入着率は52%
7、上位入着ランクB馬の上位入着率は51%
8、格上A馬で上位条件5点馬の上位入着率は50%
9、芝ダート変更出走馬で過去ベスト・平均能力が高い馬の上位入着率は50%
10、3連勝馬の上位入着率は50%
という分析結果で、新しい要因がかなり上位を占めておりました。
そして格上馬に関してですが、格上馬は上位条件入着馬であることが前提ですが、上位条件入着馬は点数が1点から5点の馬までいますが、やはり点数が多きい馬ほど上位入着率は高くなっていました。
但し、ベスト10に入っている新しい要因は、発生頻度はあまり高くないのが実情です。
今後も、今までになかった新しい上位入着要因を探していきますが、出来れば発生頻度も高く・配当金額も高い上位入着要因が見つかることを期待している次第です。来週は、ベスト20について、発生頻度・単勝配当金額を含めて報告させて頂く予定です。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  

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2006年05月21日

科学的競馬投資コメント20060521

今週は、上位入着の要因についてお話させて頂きます。

さて皆様は、上位入着の要因としてどのような要因を使用して競馬予想をされていますか?
一般には、着順とか、走破タイムとか、調教状況、騎乗騎手、血統、レース中の不利・妨害等、を要因として考えて上位に入着すると思われる馬をさがすと思います。
前走1着馬や、走破タイムが一番良い馬や、調教が非常に良かった馬や、武豊等の優秀な騎乗が騎乗した馬や、良血馬や、前走で不利や妨害があった馬が上位入着することはよくおこると思われます。ましてや、前走1着で走破タイムが一番良くて調教が非常に良く武豊騎乗の良血馬で、前走不利があった馬が1着に来る確率はかなり高いと思います。
さて、このような馬を中心に馬券を買った場合の競馬投資収支はどうなるでしょうか?
当然、このような馬はしばしば上位に入着しますが、それほど高い確率ではありませんし、そして問題は配当で、これら馬の配当はかなり低い配当になってしまいます。前走1着で走破タイムが一番良くて調教が非常に良く武豊騎乗の良血馬で前走不利があった馬が1着に着た場合などは、単勝で100円ということもありえます。

私の場合は、考えられる上位入着要因を、なんでもかんでも研究するということではなく、上位入着の可能性が高く配当も高くそしてある程度の頻度で発生する要因を選んで研究しています。
競馬の実態を色々な角度から分析して、上位入着要因をまず見つけ出すことから初めますが、その後は、「儲かる要因」を探す事に集中します。
儲かる要因とは、発生確率と配当金額が重要で、上位入着の可能性が高いのは当然で、高額配当でかつ発生率が高い要因を見つけることが重要です。
儲かる上位入着要因が見つかったら、この上位入着要因の影響度を具体的数値に出来るようにに基準化し、これら基準値を使用してシミュレーションをして、回収率がどう変化するかを確認しながら、最適な勝利要因を再選定しなおし、それらをどのように組み合わせるかを確認していきます。
例えば、芝ダート変更基準は、血統分析みたいな分析結果から算定しており、父馬・母馬等の血統によって、芝からダートに変更の補正値と、ダートから芝に変更の補正値を背呈していまして、この芝ダート変更補正基準は非常に効果的で、私が当てる万馬券は、しばしばこの芝ダート変更補正基準で上位にランクされた馬によってもたらされています。
前にも述べましたが、ダートから芝あるいは芝からダートに変更になった馬が1着あるいは2着にきた場合の平均配当金額の分析結果は、該当レースは新馬・未出走・障害戦を除いた全レースの約28%もあり、かつ馬連の平均配当金額は全レース平均に比べて約1.34倍もの高額配当になっています。

そんなことで、先週5月14日(日曜)の超高額配当になった京都11Rの栗東ステークスの反省をしています。3連複で25万、3連単で122万馬券でしたのであたらためてアルゴリズムの再検討をしている次第です。
Adinpick3の買い目印は、1着のサクラビジェイ(単勝オッズ:8.6倍)が無印、2着のステンカラージン(単勝オッズ:8.0倍)が◎印、3着のエーピーフラッシュ(単勝オッズ:140.3倍)が?印でしたが、このレースでの上位入着ランクA馬は2頭いてサクラビジェイとステンカラージンで、格適性もこの2頭は非常に高く、レース終了後にあらためて競走馬戦歴画面でサクラビジェイの過去の戦歴を見てみるとこの3走高い能力値で走っており且つ成長途上の4歳馬ということで、サクラビジェイのAdinpick3での評価が低かった原因を調査した結果、最終順位に大きく影響する総合基準値の処理に起因していることが判明しております。
最終総合順位に大きく影響する総合基準値はレース条件によってはデータ数が少ない場合があり、データ数が少ない場合は信頼性が確保できない為Adinpick3はデータ数が少ない場合に代替基準を使用するアルゴリズムになっていますが、この代替基準のせっていにを色々と変えてみて各種分析・シミュレーションを行なっています。
分析・シミュレーション結果により、代替基準を再設定する予定です。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  
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2006年05月14日

科学的競馬投資コメント20060514

最近、競馬投資に当たって、過去のデータから上位入着可能性の高い馬を見つけ出すAdinpick3のデータ以外に、過去のデータとは違った、有効利用できる他の情報に興味を持ち始めています。
実は1ケ月ほど前ですが、4月2日の阪神7Rの結果から、何か有効な情報はないかと興味を持ち始めました。
最近の競馬、特に今年になってからわけのわからない馬が上位入着することが多く発生しているような気がしております。
近3走の入着順位が2桁の馬でしかもオッズが意外と低いといった馬がよく来ます。なぜこんな馬が来るのかという思いと、なぜこの馬が来てこんなにオッズが低いのかと思うことがしばしばです。又、競馬場の馬場状態が、従来と全く異なるような馬場状態に作られているような気がしてなりません。又、騎手の上手下手に泣かされることが非常に多いような気もしています。特にJRA所属騎手がひどいです、外国人や地方競馬騎手は頑張っていますが、、、、、、、、、、、
ところで、前月4月2日の日曜日の阪神7Rですが、1着が芝ダート変更出走のユウカージナルで2着も芝ダート変更出走のビヨンザムーンで馬連で9700円でした。
ユウカージナルは単勝オッズ17.7倍で前2走が9−12着(芝ダート変更ですが)でビヨンザムーンは単勝オッズ18.8倍で前2走が15−11着(芝ダート変更ですが)ということですが、ユウカージナルの単勝オッズ17.7倍は理解できます。過去の戦歴画面を見ればもっと低いオッズでも納得できます。しかしビヨンザムーンの単勝オッズ18.8倍は低すぎると思います。実は、私この馬券的中しましたが、馬連の配当が低いのには驚いた次第です。何か裏情報というか有益な情報が存在していたのではと思い始めた次第です。
私のユーザー様の中にも得意とされている判断情報を持っておられる方がおられ、G1などの重賞レースの時によく情報を提供して頂いているユーザー様がおられます。
当初は、社台、ノーザンなどの有力生産者の馬がレースで非常に重要な役割を果たすという生産者理論なるものから情報提供を頂き始めたのですが、最近は、馬主・調教師・騎手といた馬だけではなく人を中心に上位入着馬を見つけるのが上手なユーザー様でして、又異常投票も常に調べておられたり、調教情報もかなり詳細に集めておられ、要するにあらゆる角度から判断されておられるユーザー様です。
過去のデータをベースにしたAdinpick3の予想に、これら各種情報を加味して最終買い目を決めるという方法はよりベターな方法と感じております。

情報というと思い出すのですが、もう20年くらい前ですが、阪神競馬場のバッドクに座っていた時に、話しかけてきた中年の方が言われたことです。
「競馬より、競輪は当てやすいぞ!」と言われました。
「競輪はな、中堅レースの中堅選手を狙うのが一番賢い買い方だ」ということでした。
「中堅選手になれば自分の実力も判っている。若い選手は能力もわきまえず勝ちにいってしまいその後上位クラスで勝てなくなることが多いが、中堅選手は自分の能力に応じて生活のためにお金を稼いでいる。」ということで、具体的には、
「中堅選手の獲得賞金等の収入金額を把握することが重要だ。生活に必要な金額は決まっているので、そろそろ生活資金が底をつきそうな時期になれば必ず勝負してきて1・2着に来る。そして勝ちすぎもせずに、自分の実力に合ったクラスで競輪を続けている!」という話でした。
妙に納得した次第です。

ところで、私は、過去のデータのみからの予想には限界があるということは当然理解しております。
ブログでも何度も書いておりますが、「馬は過去のデータ通りには走らない。しかし、過去のデータ通りに走ることもある」というのが根底にあります。
過去のデータ以外の他の情報を利用しない私の理由は簡単です。
私自身、その他の情報を研究できないからです。他人の情報は私はあまり信用できない性格のようです。又、グリーンチャンネルなどの競馬予想の話を聞くと、人によって違う話が殆どで、なぜ違うのか疑問です。たまに殆どの人が同じようなことを言われている場合は、それこそ単勝オッズ1.1倍位の馬の話で、配当妙味が全くない場合が多く、その馬も上位に来ないことが多いのも実態です。
私も、自分自身で研究できる情報があれば活用するのですが。
先ほどの中堅選手の収入金額を把握の話ですが、競馬でも中堅騎手の生活の為の収入計算などは、研究に値するし自分でも出来そうな気がしている次第です。
それと、研究開始してまだ1ケ月ほどしか経っていませんが、レース毎に信頼性が高い「的中難易度」を設定して、的確に買うレースと買わないレースが選択できれば、これは飛躍的に回収率が向上するのですが、、、、、、、なかなか難しいテーマですが、このテーマは私でも研究できますので、今後継続研究していくつもりです。この「的中難易度」の研究は恐らく世界でも私しか研究していないような気がしています。
競馬情報も、全く違う情報が多いのはなぜでしょうか?同じ馬でも正反対の情報がある場合もよくあります。
私自身が、他人の情報の信憑性を見抜く力がないから、利用しないと言うのが本当の理由かも知れませんが、、、、、、、、、

今週日曜日のG1のヴィクトリアマイルですが、G1といえば私の格言「G1レースは騎手の手腕で決まる」ということで、ヴィクトリアマイルでは4人の騎手特性◎の騎手が騎乗した馬の内、1・2・3着がやはり騎手特性◎の馬でした。

ところで、先週の話ですが、日曜日の京都7R1着馬のセトノゼデイダブと京都12R1着馬のサンレイジャスパーですが、私は馬券対象馬については必ず過去の戦歴画面で過去の戦歴を確認しますので当然2頭とも軸馬としていましたが、Adinpick3の買い目印印が意外と低い評価だったことに私自身少々意外な感じを持っていました。
セトノゼデイダブとサンレイジャスパーは共に1番人気でしたが、2着が7Rは買い目印◎のコアレスパレード(単勝オッズ:64.0倍)で12Rは買い目印○のトウカイルナ(単勝オッズ:12.1倍)ということもあって、改めて最終総合順位算定のアルゴリズム見直してみました。
又、Adinpick3では予想順位決定に大きく影響する総合基準の安定度を総合基準のデータ数に基づき表示しており、先週は予想の為の基準安定度が低い「?」や「△」のレースが8レースほどありました。安定度が「?」や「△」のレースの場合は、「予想の為の総合基準データが少ない為、ご自身で能力指数等で判断してください」と画面表示されますので、私も過去の戦歴画面で全馬の過去の戦歴等をチェックしてみましたが、やはりデータ数が少ないこともありAdinpick3の指示した予想順位と過去の戦歴画面でチェックした私なりの予想順位とは異なる場合が見られました。
上記状況から、「最終総合順位算定のアルゴリズム」と「総合基準の安定度」に関してプログラム改良をして先週の5月13日(土)に新バージョン3002として公開させて頂いております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  
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2006年05月07日

科学的競馬投資コメント20060507

今週は、5月3日に公開させて頂いたAdinpick3のバージョン:V3000と5月度基準値についての説明をさせて頂きます。
新バージョンでは「的中率・回収率算定機能」・「出馬表データ保存機能」・「保存出馬表データのリストア機能」が新規追加となり、5月度基準値は「的中難易度基準」が新規追加され「上位入着ランク基準」は大幅改定させて頂いております。
ところで、「的中率・回収率算定機能」及び「出馬表データ保存機能」・「保存出馬表データのリストア機能」及び「的中難易度基準」を利用した「シミュレーション機能」に関しては私のホームページの「シミュレーション機能について」のページを、新バージョンと新基準値を利用した私の場合の「馬券購入のポイント」につきましては私のホームページの「実践科学的競馬投資」のページを参考にして頂ければ幸いです。

さて5月度基準値に新規追加した「的中難易度」の話をさせて頂きます。
実は、「的中難易度基準」の算定は苦労の連続で、大変な回数のシミュレーションを繰り返し繰り返し行い設定致しましたが、「的中率」と「回収率」のバランスが非常に難しいというのが実感でした。
私も、新バージョンで追加された「的中率・回収率算定機能」・「出馬表データ保存機能」・「保存出馬表データのリストア機能」を利用して作成した2004年度・2005年度・2006年度(1月から4月の4ケ月間)の出馬データで的中率と回収率のシミュレーションをしてみた次第です。
「的中難易度」の設定を変えてシミュレーションしてみましたが、的中難易度を普通以上にした場合ですが、年間では的中率も上がり回収率も上がることが多いのですが、単月位の短期間では的中率は上がるが回収率が下がることも発生していました。
又、的中難易度を「普通以上」から「的中可能性が高い」という分類でシミュレーションすると、年間の場合は殆どの場合「普通以上」の分類より「的中可能性が高い」という分類の場合に的中率も回収率も上がることが多いのですが、単月位の短期間では下がってしまうこともありました。更に短期間の週単位で見てみると、的中率は非常に高いにもかかわらず回収率が100%を下回る週も発生したりしていました。
特に回収率は変動が大きいようで、高額配当が的中した場合と、低配当が的中したかによって大きく左右されているようです。的中率を高めようとすればするほど、的中し易いレースすなわち低配当になるようなレースを選択するようになってしまうようで、その結果回収率はどんどん下がってしまうものとのそうぞうしております。
今後、「的中難易度基準」の信頼度が高まれば、私の馬券購入方法は劇的に変化することを期待して、さらなる各種分析・シミュレーションを繰り返して、より信頼性が高い「的中難易度基準」にしていきたく思っております。

さて次は、シミュレーションの際に、的中率や回収率に非常に大きく影響する独自データの設定に関して説明をさせて頂きます。
Adinpick3では、最終予想順位決定対して各種独自データの影響度を簡単に変更することができます。
例えば、春のクラシックシーズンが終わると3歳馬と古馬が混合で走るようになりますが、成長途上の3歳馬と4歳以上の古馬の比較が難しいのですが、ある程度混合レースの行なわれると今年の3歳馬は強いとか弱いとかがわかってきます。3歳馬が強いと思ったら34歳成長馬の影響度を大きくしてみるとか、G1レースなどは騎手の手腕が大きく影響しますので、G1開催時には騎手適性の影響度を大きくするということも考えられます。
最新バージョンでは、「血統適性」・「休養明適性」・「昇級馬」・「余力馬」・「34歳成長馬」・「前3走3位以内馬」・「過去5走ランク馬」・「対戦適性」・「騎手適性」・「上位入着順予想ランク」・「芝ダート変更馬」の11種の独自データの影響度の設定ができます。
又、簡易設定として「安定性と独自性の設定」で簡略設定も可能です。
そして、独自データの設定を変更したら的中率・回収率がどう変わるかも簡単に確認でき、「ツール」の「影響度設定確認の出馬表作成(短時間処理)」で出馬表の再作成をしてから、出馬表画面の「回収率分析」のボタンを押すだけで的中率・回収率がどう変わるかが確認できます。
今週のG1のNHKマイルカップですが、私の格言「G1レースは騎手の手腕」ということで、騎手適性◎の馬がロジックとキンシャサノキセキの2頭、血統適性◎の馬がファイングレースとモエレソープラスとドラゴンウエルの3頭いまして、結果は騎手適性◎の馬が1・3着で、血統適性◎の馬は2・5・18着でした。やはり、G1は騎手適性◎に要注意ということを実感した次第です。G1レースの時は、騎手適性と血統適性の影響度を最大にするが良いのかも知れません???????

ところで、先週私がお話した、「上位入着予想ランクA馬の単勝を買い続けたら回収率が良くなるような気がする???」という私の勝手な発想ですが、早速過去9年間のデータでシミュレーションしてみました。
予想順位1位馬が上位入着予想ランクA馬だった場合についてシミュレーションした結果は、新馬・障害戦を除いた全レースの約17%のレースで予想順位1位馬が上位入着予想ランクA馬で、的中平均単勝配当金額は313円で、的中率は約10%ほど向上し、回収率も10%弱向上するというシミュレーション結果になりました。
注目に値するのは馬単でした。馬単の的中平均配当金額は2600円でしたが馬単の回収率にいたっては約20%ほど向上するという驚くべきシミュレーション結果となっており、私の従来の「馬券購入の考え方」を根底からくつがえす結果となった次第です。
実は、Adinpick3の予想順位に大きく影響する「総合基準」は1・2・3位に入着した馬のデータから算定しており、Adinpick3は3位以内に入着する可能性が高い馬を見つけるのに適したソフトで入着順位を予想するのには不向きと従来は考えておりまして、購入馬券種類としては「順位に関係ない馬連と3連複」を推奨し、「順位を当てる単勝と馬単」は推奨していなかったという経緯があります。
ところが、先月の4月度基準値から新規追加した「上位入着予想ランク基準」によって状況が変わってきたと感じている次第です。
「総合基準」のみでは3位以内に入着する可能性が高い馬を見つけるのが得意ということでしたが、「上位入着予想ランク基準」の導入により、3位以内に入着する可能性が高い馬と同時に1着入着の可能性の高い馬も見つけるのも得意になってきたものと感じている次第です。
このシミュレーション結果を踏まえて、Adinpick3の予想順位に非常に大きく影響する「総合基準」と「上位入着ランク基準」という2との基準について、改めて各種分析・シミュレーションを行ない、「3位以内に入着する可能性が高く且つ1着入着の可能性が高い馬」を探すのに適した基準値に仕上げていきたく思っております。

又、上位入着予想ランク馬と同様に、今年になってから私が注目している馬が「格上馬」と私が呼んでいる馬で、過去上位条件で走っていた馬や同条件を過去に勝っている馬の中で、最近の入着内容によって上位入着する可能性が高い馬を格上馬と呼んでおります。
私の定義での格上馬はまずは、上位条件入着馬であることが絶対条件で、「上位条件入着馬であって過去3走上位入着馬かあるいは過去5走上位ランク馬」の場合に格上馬と判定しています。
私は格上馬を2分類しておりまして、「上位条件入着馬であって過去3走上位入着馬且つ過去5走上位ランク馬」は格上ランクA馬で「上位条件入着馬であって過去3走上位入着馬かあるいは過去5走上位ランク馬」は格上ランクB馬で、格上ランクA馬の方が上位入着確率が高い馬としています。

ということで、最近私が注目している「上位入着予想ランク馬」と「格上馬」に関して、過去約9年間のデータでシミュレーションした結果では、、Adinpick3が指示した予想順位が1位の馬が、
上位入着予想ランクA馬の場合、単勝的中率は42%で的中単勝配当平均金額は約310円で単勝回収率は128%。
上位入着予想ランクB馬の場合、単勝的中率は32%で的中単勝配当平均金額は約340円で単勝回収率は111%。
格上ランクA馬の場合、単勝的中率は36%で的中単勝配当平均金額は約320円で単勝回収率は103%。。
格上ランクB馬の場合、単勝的中率は33%で的中単勝配当平均金額は約460円で単勝回収率は134%。
というシミュレーション結果で、単勝候補としては、的中率と配当妙味と回収率の観点から考えると、「上位入着予想ランクA馬」と「格上ランクB馬」がお勧めという感じでした。
今後、上位入着予想ランク馬と格上馬について、単勝・馬単に関して更なる分析・シミュレーションを徹底的に行なって、的中難易度基準や次期バージョンに反映させる予定でおります。

又、ページの最後に、Adinpick3の的中率・回収率機能で算定した2005年度1年分の出馬データでの的中率・回収率のサンプル画像を掲載しております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。

Adinpick3の「的中率・回収率算定機能」で算出した的中率・回収率画像サンプル
算出条件:Adinpick3V3000:2006年5月度基準値:独自データ標準設定

*2005年度未勝利以上の全レースの的中率・回収率

2005年回収率  
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