2006年11月26日

科学的競馬投資コメント20061126

今週のJCは、珍しく海外馬の参戦が殆どなくAdinpick3のデータ予想できたJCダートとJCでした。
JCダートは海外馬参戦がなかった為、データに基づく予想ができました。
一方JCはAdinpick3の各独自データ印を見てもわかるように、例年になく頭数が少ない割には能力が拮抗したレースで海外馬参戦が2頭にも関わらず非常に難しいレースでした。
特にJCダートは、独自データの血統適性◎の2頭が1・2着でした。2頭共にAdinpick3の印は◎(アロンダイトが血統適性◎で繰上げ)で、特に、アロンダイトは距離適性と格適性が非常に高く、シーキングザダイヤも格適性が非常に高い馬でした。
アロンダイトは過去4連勝でしたが1600万条件を勝ちあがったばかりの馬で判断が難しいのですが、私は血統適性◎という事で迷わずに買い目対象馬にすることが出来た次第です。皆さんは迷った時はどのような判断をされるのでしょうか?私は、迷った時にはAdinpick3の独自データで判断することにしています。
日曜東京8Rの1000万条件レースのケンコウヘイロー(単勝オッズ:20.3倍)も、500万条件を勝ちあがったばかりの馬ですが、近走の能力値が安定して高いこともありますが、実は対戦適性◎の数値ですが実に150という異常に高い数値で、結果3着でした。独自データの対戦適性も人気がなくても数値が高い場合は注意が必要と思っております。

ところで、AdinautobetのIPAT投票機能ですが、今週日曜日に一時的に投票機能が使用できなくなりました。午後2時過ぎには回復しましたが、JRAのIPATの画面が一時的に変更されたようです。他のIPAT投票ソフトも同じ現象が発生していたと思われますが、基本的にはJRAのIPAT投票の原理は公開されておらず、私も含めてIPAT投票ソフト作者の判断に基づきソフト開発をしておりますが、JRAサイドでIPAT投票の仕様(画面内容)を変更されるとほとんどのIPAT投票ソフトは使用不能になるはずです。かなり多くのIPATユーザーはなんらかの投票ソフトを使用されていると思いますので、変更がないことを祈るばかりです。
IPAT投票原理の公開は、原理を公開すると悪用する人が現れるかもしれませんので、公開は難しいと思いますが、変更を極力避けて頂くよう願うばかりです。

さて以前お話させて頂きましたが、Adinsimulatorの分析・シミュレーション結果から私が重要と判断したデータだけを抜粋した出馬表の印刷プログラムを継続してテスト運用しております。
A4用紙に買い目検討に重要な印・数値のみを抜粋して印刷します。
一応、文字の大きさを考慮して、小文字の縦印刷と大文字の横印刷を選択可能にしております。
Adinsimulatorの分析・シミュレーション結果から私が重要と判断したデータの中から、さらに最重要検討要因として、以下11要因を一まとめにして視覚的に配置印字しています。
1、休養明適性:上位入着可能性が高い条件が揃っている場合は*マーク
2、芝ダート変更出走:上位入着可能性が高い条件揃っている場合は*マーク
3、余力馬:上位入着可能性が高い条件揃っている場合は*マーク
4、血統適性:◎○▲
5、対戦適性:◎○▲△
6、上位入着ランク:◎○▲
7、格上馬:◎○
8、前走能力:◎○▲
9、平均能力:◎○▲
10、ベスト能力:◎○▲
11、距離ベスト能力:◎○▲
勿論具体的な数字も印字されていますが、一目見て、どの馬が「上位入着可能性が高い」か、そして休養明馬や芝ダート変更出走馬や前走余力馬の中で特に注目すべき馬が*マークで簡単に判断できるようになっています。
右側に買い目等を記入できる余白を設けておりますので、印や数値等にチェックを入れてたりしながら、右側余白に買い目などを記入できますので、私は事前検討に使用して買い目を書いておき、Adinpick3の過去の戦歴画面で最終チェックをして最終チェック・修正をするという使い方をしていますが結構重宝しています。

私の場合は、まずは、意外と高配当馬が多い「血統適性」と「対戦適性」と「芝ダート変更」と「休養明適性」と「余力馬」の5つの独自データをチェックします。
次に、上位入着ランクと格上馬かどうかを確認し、最後に前走・平均・ベスト・距離ベスト能力を確認しています。
チェック・確認といっても、赤のボールペンで11要因が多い馬をチェックしながら、具体的な独自データ数値で特に高い数値の場合にチェックを入れる程度ですが、、、、、
この「独自データ出馬表印刷機能」は、Adinautobe次期バージョンに機能追加予定です。

今回、印刷した独自データ出馬表をテスト運用しながら、11種類の最重要検討要因の印の付き方とAdinpick3の買い目印をチェックしていますが、11月度基準値を最新シミュレーション結果に基づき新規に作成した基準値算定プログラムで全面改訂して効果もあって、11種類の最重要検討要因の印の付き方から上位入着の可能性が一番高いと私が思うような馬には、買い目印◎がついている場合が多いようになっていました。
時には、11種類の最重要検討要因の印の付き方から上位入着の可能性が一番高いと私が思うような馬が△印などになっている場合もありましたが、かなり私が判断する予想順位になるような基準値に近づいていると思っている次第です。
それでも、11種類の最重要検討要因の印があまり付いていない馬が上位入着する場合もあります。調べてみましたら、成長途上の2・3歳馬や休養明馬や芝ダート変更馬が非常に多かったというのが実際です。
これら成長途上の2・3歳馬や休養明馬や芝ダート変更馬は、実はデータ数が少なく、データの信頼性が低いことが主要要因とは思っていますが、やはり過去のデータのみからの競馬予想には限界があることをあらためて感じている次第です。
時々ビックリすることがあります。過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬が、そこそこの人気になっていて1着に来てしまうことがあります。過去のデータからは絶対にピックアップできないような馬ですが、なぜか人気になっていて1着にきてしまうことがあります。逆に、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬ですが人気がほとんどない馬が1着に来ることもあります。
競馬では、内側を走る馬と外側を走る馬では50メートル位走破距離が違うことがありますが、ゴールではハナ・クビ差の決着ですので、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬でも、旨く内側を走ったり、展開のあやで先行馬総崩れ等で、チャンスに恵まれて勝ってしまう馬も当然います。
ただ、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬が人気になって1着に来るような場合は、なにか特別な要因(情報)があったと思いますが、このような場合は、そのレースは見送るのが賢明な選択のような気がします。

最後に、11月度にプログラムを全面改訂して新規改訂させて頂いた基準値ですが、その後の各種分析・シミュレーション結果を反映して12月度も再度全面改訂させて頂く予定でおります。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  

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2006年11月19日

科学的競馬投資コメント20061119

今週日曜の両競馬場のメインレースは、東京11Rの霜月ステークスがボールドスイーパー(単勝オッズ:36.9倍)が1着、京都11Rのマイルチャンピオンはシンボリグラン(単勝オッズ:32.3倍)が3着と、なかなか狙いづらい馬が上位に来ましたが、Adinpick3の買い目印も2頭共に無印でした。
私は、Adinpick3の印が無印でも過去の戦歴や独自データ印を検討して狙い馬にすることが良くありますが、ボールドスイーパーは実は対戦適性が◎で対戦適性数値は非常に高くなんと100(めったにない数値)で出走馬中で一番高い数値でしたので過去の戦歴を検討しましたが買い目対象にはできず、シンボリグランも血統適性○で過去G1で6着・7着の戦歴でしたが買い目対象に出来ずでした。
最終の京都12Rは1着のウイングシチー(単勝オッズ:10.5倍)もAdinpick3の買い目印は無印でしたが、休養明適性数値は非常に高くなんと19(めったにない数値)でしたので買い目対象にしていました。
私し最近、馬券の買い目を極端に絞った買い方を試行錯誤しておりまして、馬連が3−5点、3連複が3−5点、3連単でも6−10点位の買い目で且つ高配当の馬券を狙うということを試行していますが、馬券を絞り込むとなかなか的中しないようです。
今後も買い目の絞込みの研究を続けて行きますが、今までの試行錯誤の結果では、一見逆のようですが、良く判らないレースは絞り込んだ買い目(馬連3−4点)にして投資を抑えて、自分なりにこのレースは的中可能性が高いと判断したレースは買い目を増やして入着可能性のある馬に流すという買い目(馬連5−10点)にした方が良い結果になっていました。
私の場合は、入着可能性のある馬に流す場合は、「血統適性」と「対戦適性(対戦適性2ではなく)」と「芝ダート変換後能力」と「休養明適性」と「余力馬」の5つの独自データで判断することが大半です。
「血統適性」と「対戦適性」と「芝ダート変換後能力」と「休養明適性」と「余力馬」の5つの独自データで判断する理由は、意外と高配当馬が多いというのが一番の理由です。
日曜京都11Rの続きですが、2着のミリオンベル(単勝オッズ:22.3倍)は実は余力馬で、3着のスリージェム(単勝オッズ:30.7倍)は休養明適性プラスでした。
実際の私の買い目の絞込みは、血統適性◎で余力馬(このレースでの余力馬はミリオンベルとタイキエグニマ2頭)のタイキエニグマ(単勝オッズ:9.3倍)が軸馬で、相手馬がスリージェムで、流した馬がミリオンベルでしたが、タイキエグニマは最後方から大外を鋭く追い込んで来ましたが追い込み届かずの5着でした(ゴールがあと100メートル長ければ???)。対戦適性◎のボールドスイーパーは対戦適性数値が非常に高かったので心惹かれましたが買い目から外しました。
このレースは3連単で84万馬券とのこと。競馬はこんなもんジャと思っています。
軸馬や相手馬・流す馬を決めるのは非常に難しいのが近代競馬と思っています。
競走馬は成績に応じて出走レースがクラス分けされており実力が同じような馬が出走しておりどの馬にも勝つチャンスが与えられていますので、想定外の馬が来ることは日常茶判事の世界です。
競馬の世界は馬券購入者は勝つこともありますが負けるのが大半です。日本中央競馬会(JRA)だけが常に一人勝ちの世界です。

どの独自データを重要視するかは未だに暗中模索の状況で、今後各種分析・シミュレーションを繰り返してより最適な買い目決定が出来るようにしていきたいと思っております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。

  
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2006年11月12日

科学的競馬投資コメント20061112

11月度基準値を臨時改定させて頂きました。11月度基準値は全く新しいプログラムで算定していましたので11月度第1週の成績から再設定させて頂き11月度基準値を再更新させて頂いた次第です。
生まれ変わった11月度基準値ですが、現在開発中のシミュレーションソフト(Adinsimulatorというネーミングを予定しています)で、回収率をシミュレーションしてみましたが、新馬・障害を除いた「未勝利条件以上のレース」・「500万円条件以上のレース」・「1000万円条件以上のレース」のシミュレーション結果では、「1000万円条件以上のクラス」が一番回収率が高く、「未勝利条件以上のレース」が一番回収率が低いという結果でした。
これは過去のデータに基づいた予想ソフトでは当然の結果のような気がします。「1000万円条件以上のレース」は各出走馬の過去の成績データも多く信頼性が高いことが理由と思われます。

先週もお話させて頂きましたが、現在開発中のシミュレーションソフト(Adinsimulatorというネーミングを予定しています)ですが、Adinpick3と併用して使用すると、科学的に競馬予想ができるようになると思っております。
Adinpick3では、非常に多くの予想要因を組み合わせております。
予想要因の入着順関連の予想要因として「過去3走上位入着」・「過去5走平均ランク」。
血統関連の予想要因として「血統適性」・「休養明適性」・「不良適性」。
対戦関連の予想要因として「対戦適性」・「対戦適性2」。
タイム理論関連の予想要因として、「前走能力」・「平均能力」・「ベスト能力」・「距離別ベスト能力」。
その他予想要因として、「余力馬」・「騎手適性」・「34歳成長」・「上位入着ランク」。
等Adinpick3は非常に多くの予想要因を考慮しており、最終的に、タイム理論をベースに各種独自データの予想要因を加味して最終予想順位を決めるようにしております。
非常に多くの予想要因を駆使しているAdinpick3をより効果的に使用するには、各タイム理論関連の予想要因、独自データ関連の予想要因の発生率や入着率・平均配当を知ることや、条件別の的中率・回収率を知って、Adinpick3の短所・長所を知ることも大事と思っています。

競馬予想における私の考える科学的とは、
「競馬における上位入着要因は数え切れないほどありますが、どのような条件の場合に、各要因の発生率・上位入着率・単勝平均配当がどうなっているかを理解して、各予想要因を組み合わせた買い目の的中率・回収率・平均配当金額が科学的に想定できる」
ということと思っておりますが、数え切れないほど多くの上位入着要因のどの要因を重視するかを決めるのは、昔は不可能でした。
今は、膨大なデータを短時間で処理できるパソコンが非常に安い価格で購入できますので膨大なデータをシミュレーションをすることが可能な時代になっています。
シミュレーションの話になりますが、例えば、タイム理論能力と血統適性と対戦適性の3種の予想要因のどの要因を一番重要視をするかをシミュレーションで決めることができます。
具体例で説明しますと、タイム理論の重み付けを0.5と1.0と1.5の3係数、血統適性の重み付けを0.5と1.0と1.5の3係数、対戦適性の重み付けを0.5と1.0と1.5の3係数としてて、各重み付け毎にこの例ですと27回的中率や回収率を計算して、的中率や回収率が一番高くなる重み付けの場合を採用するというような考え方のシミュレーションです。
27回計算して、タイム理論の重み付けが0.5、血統適性の重み付けが1.5、対戦適性の重み付けが1.0の場合に回収率が一番高くなれば、最終的な能力をタイム理論の重み付けを0.5、血統適性の重み付けがを1.5、対戦適性の重み付けを1.0として算定することになります。
実際には、競馬予想にはもっと多くの要因がありますので、膨大な計算が必要ですが、最近の高性能なパソコンではかなり多くの要因のシミュレーションでも一晩あればシュミレーションを完了してくれます。人間が寝ている間にパソコンは文句も言わずに膨大な計算を繰り返してくれて、朝起きればシミュレーションが終わっている次第です。
実に便利な時代になってきています。
私は、Adinpick3の予想要因の中では、独自データの「上位入着ランク」と「血統適性」を個人的には重要視しております。特に血統適性は意外なことに高配当馬の場合が結構あります。
今週日曜日の福島12Rでは、「上位入着ランク」がAランクで且つ「血統適性」が◎の馬が1頭いました。買い目印は「?」ですが単勝オッズが65.6倍のワシントンザクラでした。
結果は、買い目印「◎」で単勝オッズが11.3倍のサキノリュウオーが1着で、2着はワシントンザクラでした。実はめずらしいことですがもう1頭「血統適性」が◎の馬がいまして、買い目印は無印ですが単勝オッズが13.1倍のセレスブルックでして、結果3着でした。3連単で66万馬券でしたが、残念ながら私は馬券購入していませんでした。。。。。
実際に、Adinsimulatorで過去5年のデータで上位入着率のシミュレーションをしてみますと、「上位入着ランク」と「血統適性」の2つの予想要因が非常に高い入着率になっていました。

実際の馬券購入の考え方では、的中率を重視するか回収率を重視するかで大きく馬券購入の考え方が変わってきます。
例えば、Adinpick3の的中率・回収率算定機能を使用して見てば判りますが、未勝利戦はは的中率が高いのですが回収率は低いのが実態です。未勝利戦は的中し易いが配当が低いということです。
この的中率は重視するか回収率を重視するかは、ユーザーによってかなり違うようです。
Adinpick3のユーザー様とのメールのやり取りでから考察すると、午前中の未勝利戦で低配当馬券で勝負される的中率を重視されるユーザー様と、高額配当を狙ういわゆる穴党のユーザー様と千差万別のようです。

現在テスト運用中のAdinsimulatorのオッズシミュレーショイン機能は、典型的な上記のシミュレーションの考え方でシミュレーションをしています。
1番人気とオッズと2番人気のオッズと3番人気のオッズを各種組み合わせてどのようなオッズの組み合わの場合に、上位入着率がどう変わるかをシミュレーションしています。

オッズは、各予想要因の最終結果と思いますので、現在オッズ理論と予想要因との組み合わせしたシミュレーションをテスト運用しております。
・最終予想順位とオッズ
・上位入着予想ランクとオッズ
・血統適性とオッズ
・対戦適性とオッズ
・過去3走上位入着とオッズ
・過去5走平均ランクとオッズ
との関連で的中率や回収率がどう変わるかのシミュレーションです。
実は、このオッズシミュレーションの中の「最終予想順位とオッズ」のシミュレーション結果から「単勝オッズ判定基準」を算定して、Adinautobetの「購入判定」機能に利用しております。

さて、予想要因のどの要因を重視するかは非常に重要で、例えば、タイム理論能力と血統適性と対戦適性の3種の予想要因のどの要因を一番重要視するかによって予想順位は大きく変わってきます。
Adinpick3でも独自データの影響度設定等をユーザー側で変更できるようにしていますが、設定をかえると予想順位が変わりますが、先日某ユーザー様からレース毎に独自データの設定を自動的に変えることはできないかとの問い合わせがありました。
レース毎に独自データの影響度を変えるのは非常に難しいのですが、このご指摘は、私への回収率向上へのヒントを与えてくれました。
レース毎でなく、例えば、競走条件の未勝利戦と500万条件と1000万以上条件の3種類位にわけたらどうなるかシミュレーションを開始しています。
現在のAdinpick3の独自データ影響度は全レース同じ設定で予想順位を算定していますが、特に未勝利と未勝利以外では大きく影響度が違うと思っています。未勝利戦では、1勝もしていない馬が走っていますので、出走馬の独自データが500万以上に出走している馬とはかなり違っていますので、影響度を変えたほうが良いような感じがしている次第です。
この結果は来週には報告させて頂く予定です、次月基準値に反映させて頂く予定です。

ところで、ソフト開発関係も一段落してきましたので、Adinsimulatorの分析・シミュレーション結果から私が重要と判断したデータだけを抜粋した出馬表の印刷プログラムを開発してテストしています。
A4縦用紙に買い目検討に重要な印・数値のみを抜粋して印刷します。
文字はかなり小さくなっていますが、独自データ印をほとんど網羅して独自データの内容数値も含めた出馬表の印字です。独自データの印を集めて印字して視覚的に独自データが多い馬(上位に来そうな馬)がわかりやすいようにしています。右側に買い目等を記入できる余白を設けておりまして、視覚的に上位に来そうな馬が判るようにしており、血統適性の数値等重要な数値も網羅していますので、赤や青のボールペンで各種チェックをして右側の余白に買い目等を記入できるようにしています。
3場1日分の出馬表で5ページ位になるように考えています。
パソコンのデイスプレイ画面とは違って、印や数値等にチェックを入れてたり出来ますし、右側余白に買い目などを記入できますので、私は事前検討に使用して買い目を書いておき、Adinpick3の過去の戦歴画面で最終チェックをして最終チェック・修正をするという使い方をしていますが結構重宝しています。
現Adinautobetに印刷機能がないので、次期バージョンのAdinautobetにこの「独自データ出馬表印刷機能」を追加しようかとも考えております。
バージョンアップ前に、「独自データ出馬表印刷機能」を試用していただき、改善点・要望事項に関する情報提供をして頂ける場合は、メールにて「独自データ出馬表印刷機能の試用希望」と連絡頂ければ、折り返し試用版のダウンロード先をご連絡させて頂きます。
但し、Adinautobetではなく、「独自データ出馬表印刷機能」のみのEXEファイル(実行ファイル)での試用になります。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。

  
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2006年11月05日

科学的競馬投資コメント20061105

11月度基準値を全面改訂させて頂きました。
新しく開発しているシミュレーションソフトでの各種分析・シミュレーション結果に基づき大幅改訂いたしました。新基準値では、従来の予想順位とはかなり変わってきます。
実は11月度基準値の算定は、全面回収したプログラムで行なっております。
但し、的中難易度基準だけは時間もなく改訂できておりません。来月には的中難易度基準も大幅改良予定です。
開発言語とデータベースエンジンも変更して、新しく開発しているシミュレーションソフトでの各種分析・シミュレーション結果に基づき、ほとんど新規に開発し直したプログラムで11月度基準値を算定しております。
Adinpick3自体は予想部分は全く変更しておらす基準値対応のみのバージョンアップでしたが、基準値の全面改訂だけでかなり予想が変わってきているようです。
新基準値では、私の頭で考える科学的競馬投資の判断過程の良い悪いは別として、プログラムでの判断が私の頭で考える判断過程に近づいていると感じている次第です。

さて、現在開発中のシミュレーションソフト(Adinsimulatorというネーミングを予定しています)ですが、Adinpick3と併用して使用すると、より科学的に競馬予想ができるようになるはずと想像しております。
競馬予想における私の考える科学的とは、
「競馬における上位入着要因は数え切れないほどありますが、どのような条件の場合に、各要因の発生率・上位入着率・単勝平均配当がどうなっているかを理解して、各予想要因を組み合わせた買い目の的中率・回収率・平均配当金額が科学的に想定できる」
ということです。

Adinpick3単独の使用では、このような科学的な競馬予想が難しかったのですが、Adinsimulatorを併用することで、科学的競馬予想に近づけると考えております。
Adinsimulatorでの分析・シミュレーションに際しては、芝ダート別・競馬場別・距離別・クラス条件別に選択できるようになっていますので、どのような条件で各要因の発生率・上位入着率・単勝平均配当がどうなっているかが簡単に理解できるようになります。
又、分析・シミュレーションでははファイル保存できますので、過去に行なった分析・・シミュレーション内容との比較も簡単に出来るようになります。
このデータ保存機能が大変便利で私は非常に気に入っております。
分析・シミュレーションはほとんどの場合、デスクではなくメモリーで行われる為非常に高速で、5年分のデータでの1つの独自データの上位入着率やAdinpick3算定買い目の的中率回収率で1−2分で完了しますので、1時間もあれば分析・シュミレーション結果が膨大になりますが、自動的にデータ保存しますので、これらデータを紙にメモする必要もなく、全データを簡単に表示すろことができ比較も簡単にできます。

ここで、科学的競馬投資ソフト:Adinpick3とシミュレーションソフト:Adinsimulatorとの関係を、簡単にお話したいと思います。
世の中に予想要因は数え切れないほどありますが、Adinpick3では入着率や平均配当面で絞り込んだ予想要因を独自データとして加工しております。
例えば、予想要因のひとつに入着順位がありますが、入着順位も前走順位や2走前の順位や過去最高位順位等色々あります。Adinpick3では入着順位の独自データとして、過去3走で3位以内に来た回数が1回2回3回という3区分で「過去3走上位入着」という独自データ、過去5走での平均入着順位ということで「過去5走平均ランク」という独自データというように、入着順位関連では2種類の独自データに加工しています。
さてここからが重要なのですが、なぜ私が色々と考えられる入着順位関連の予想要因として「過去3走上位入着」・「過去5走平均ランク」に絞り込んだかですが、私以外は誰も知る由はありません。
実は、入着順位関連の予想要因に関して、私が色々と加工したデータを作成して、それぞれの加工要因の発生率や入着率・平均配当を何回も何回もシミュレーションを繰り返した結果、予想要因として「過去3走上位入着」・「過去5走平均ランク」に絞り込んでおります。
血統関連も同様で、例えばトニービンの子供は東京の芝コースに強いといわれますが、私は他人が言うことをあまり信じない性格ですので、血統でも父系の何代目と母系の何代目血統を競馬場別・距離別・芝ダート別に膨大なシミュレーションを繰り返して、各種父系母系での競馬場別・距離別・芝ダート別の発生率や入着率・平均配当を確認して最適な父系母系の組み合わせを算定して血統適性という独自データに算定しているわけです。
私は、Adinpick3をご利用しているユーザー様が、Adinpick3の買い目印だけに注目して購入馬券をきめるのではなく、各独自データの内容を吟味してユーザー様自身で最終判断して購入馬券を決めて頂く事を強く望んでいるのですが、その為には、各独自データの発生率や入着率・平均配当を理解している必要があり、各種予想要因の発生率や入着率・平均配当の確認の為のシミュレーションソフトが必要と思っていた次第です。

年内にリリース予定のシミュレーションソフトAdinsimulatorの初期バージョンでは、
1、各種条件別の予想要因シミュレーション
2、各種条件別のオッズシミュレーション
3、各種条件別の的中率・回収率シミュレーション
の3機能を予定しております。

Adinsimulatorは年内にはリリース予定ですが、既にAdinpick3をご使用で且つ新11月度基準値(Adinsimulatorは新11月度基準値にのみ対応)をご使用のユーザー様の中で、リーリース前に、この分析・シミュレーションソフト:Adinsimulatorを試用していただき、改善点・要望事項に関する情報提供をして頂ける場合は、メールにて「Adinsimulatorの試用希望」と連絡頂ければ、折り返し試用版のダウンロード先をご連絡させて頂きます。

これからは、私の日々の過ごし方は、
1、平日はAdinsimulatorで、各種分析・シミュレーションをして、競馬の実態を研究して、バージョンアップ・基準値改良。
2、競馬前日はAdinpick3で、事前チェック。
3、競馬当日は、Adinautobetで、最終購入判定をしながら、IPAT投票。
というような日々になりそうな予感が。。。。。。。。。。。。。

ところで、Adinpick3の予想順位は総合順位ということで(能)・(総)・(終)の3種類の順位がありますが、買い目印は総合順位(終)の順位で決まりますが、先月に総合順位(総)の順位算定のアルゴリズムをタイム理論の影響度を小さくするように大幅に改訂してから、総合順位(終)と総合順位(総)がかなり異なる順位になるようになっています。
今週土曜日の東京11Rのブラジルカップでは、1着のダイワインデイアナ(単勝オッズ:22.3倍)と2着のアントニオマグナム(単勝オッズ:8.1倍)は、総合順位(総)では1位と2位の順位でしたが、総合順位(終)では6位と4位でした。
タイム理論の影響を小さくすると当然ですが独自データの影響度が大きくなってきますので、上位入着ランクBで血統適性◎のダイワインデイアナと上位入着ランクAで血統適性◎のアントニオマグナムの2頭の予想順位は上がって来ることになります。
又、全面回収したプログラムで算定した11月度基準値では上位入着ランクや血統適性の基準データも大幅に変わってきていることも影響しているようですが、、、、、、、、、
日曜京都8Rでは、1着のレデイキルシェ(単勝オッズ:7.3倍)と2着のセレスステーラー(単勝オッズ:62.4倍)と3着のダイシンハーバー(単勝オッズ:2.1倍)は、総合順位(総)では2位・5位・1位の順位でしたが、総合順位(終)では1位と5位・2位で、1着は総合順位(終)が的中でした。

現在開発テスト運用中のAdinsimulatorで過去5年のデータで確認したところ、上位入着率は、
総合順位(終)の順位1位は60%、2位は46%、3位は38%、4位は32%
総合順位(総)の順位1位は58%、、2位は45%、3位は38%、4位は32%
とほぼ同じ様な入着率になっていました。
Adinsimulatorでは、上位入着率等が競走条件・競馬場・芝ダートコース・距離別にシミュレーション可能です。
ブラジルカップと同じ条件設定の、東京競馬場のダート短距離の1000万以上の競走条件でシミュレーションした場合は、どのような結果になると思いますか?
このような確認を、Adinpick3使用ユーザー様ご自身でAdinsimulatorを活用して自分自身の競馬ノウハウとして蓄積していただけるようになることを期待している次第です。

今月中には、総合順位(終)と総合順位(総)について、私自身もAdinsimulatorを本格活用して各種分析・シミュレーションをして次期バージョンで改良したく思っております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。
  
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