今週のJCは、珍しく海外馬の参戦が殆どなくAdinpick3のデータ予想できたJCダートとJCでした。
JCダートは海外馬参戦がなかった為、データに基づく予想ができました。
一方JCはAdinpick3の各独自データ印を見てもわかるように、例年になく頭数が少ない割には能力が拮抗したレースで海外馬参戦が2頭にも関わらず非常に難しいレースでした。
特にJCダートは、独自データの血統適性◎の2頭が1・2着でした。2頭共にAdinpick3の印は◎(アロンダイトが血統適性◎で繰上げ)で、特に、アロンダイトは距離適性と格適性が非常に高く、シーキングザダイヤも格適性が非常に高い馬でした。
アロンダイトは過去4連勝でしたが1600万条件を勝ちあがったばかりの馬で判断が難しいのですが、私は血統適性◎という事で迷わずに買い目対象馬にすることが出来た次第です。皆さんは迷った時はどのような判断をされるのでしょうか?私は、迷った時にはAdinpick3の独自データで判断することにしています。
日曜東京8Rの1000万条件レースのケンコウヘイロー(単勝オッズ:20.3倍)も、500万条件を勝ちあがったばかりの馬ですが、近走の能力値が安定して高いこともありますが、実は対戦適性◎の数値ですが実に150という異常に高い数値で、結果3着でした。独自データの対戦適性も人気がなくても数値が高い場合は注意が必要と思っております。
ところで、AdinautobetのIPAT投票機能ですが、今週日曜日に一時的に投票機能が使用できなくなりました。午後2時過ぎには回復しましたが、JRAのIPATの画面が一時的に変更されたようです。他のIPAT投票ソフトも同じ現象が発生していたと思われますが、基本的にはJRAのIPAT投票の原理は公開されておらず、私も含めてIPAT投票ソフト作者の判断に基づきソフト開発をしておりますが、JRAサイドでIPAT投票の仕様(画面内容)を変更されるとほとんどのIPAT投票ソフトは使用不能になるはずです。かなり多くのIPATユーザーはなんらかの投票ソフトを使用されていると思いますので、変更がないことを祈るばかりです。
IPAT投票原理の公開は、原理を公開すると悪用する人が現れるかもしれませんので、公開は難しいと思いますが、変更を極力避けて頂くよう願うばかりです。
さて以前お話させて頂きましたが、Adinsimulatorの分析・シミュレーション結果から私が重要と判断したデータだけを抜粋した出馬表の印刷プログラムを継続してテスト運用しております。
A4用紙に買い目検討に重要な印・数値のみを抜粋して印刷します。
一応、文字の大きさを考慮して、小文字の縦印刷と大文字の横印刷を選択可能にしております。
Adinsimulatorの分析・シミュレーション結果から私が重要と判断したデータの中から、さらに最重要検討要因として、以下11要因を一まとめにして視覚的に配置印字しています。
1、休養明適性:上位入着可能性が高い条件が揃っている場合は*マーク
2、芝ダート変更出走:上位入着可能性が高い条件揃っている場合は*マーク
3、余力馬:上位入着可能性が高い条件揃っている場合は*マーク
4、血統適性:◎○▲
5、対戦適性:◎○▲△
6、上位入着ランク:◎○▲
7、格上馬:◎○
8、前走能力:◎○▲
9、平均能力:◎○▲
10、ベスト能力:◎○▲
11、距離ベスト能力:◎○▲
勿論具体的な数字も印字されていますが、一目見て、どの馬が「上位入着可能性が高い」か、そして休養明馬や芝ダート変更出走馬や前走余力馬の中で特に注目すべき馬が*マークで簡単に判断できるようになっています。
右側に買い目等を記入できる余白を設けておりますので、印や数値等にチェックを入れてたりしながら、右側余白に買い目などを記入できますので、私は事前検討に使用して買い目を書いておき、Adinpick3の過去の戦歴画面で最終チェックをして最終チェック・修正をするという使い方をしていますが結構重宝しています。
私の場合は、まずは、意外と高配当馬が多い「血統適性」と「対戦適性」と「芝ダート変更」と「休養明適性」と「余力馬」の5つの独自データをチェックします。
次に、上位入着ランクと格上馬かどうかを確認し、最後に前走・平均・ベスト・距離ベスト能力を確認しています。
チェック・確認といっても、赤のボールペンで11要因が多い馬をチェックしながら、具体的な独自データ数値で特に高い数値の場合にチェックを入れる程度ですが、、、、、
この「独自データ出馬表印刷機能」は、Adinautobe次期バージョンに機能追加予定です。
今回、印刷した独自データ出馬表をテスト運用しながら、11種類の最重要検討要因の印の付き方とAdinpick3の買い目印をチェックしていますが、11月度基準値を最新シミュレーション結果に基づき新規に作成した基準値算定プログラムで全面改訂して効果もあって、11種類の最重要検討要因の印の付き方から上位入着の可能性が一番高いと私が思うような馬には、買い目印◎がついている場合が多いようになっていました。
時には、11種類の最重要検討要因の印の付き方から上位入着の可能性が一番高いと私が思うような馬が△印などになっている場合もありましたが、かなり私が判断する予想順位になるような基準値に近づいていると思っている次第です。
それでも、11種類の最重要検討要因の印があまり付いていない馬が上位入着する場合もあります。調べてみましたら、成長途上の2・3歳馬や休養明馬や芝ダート変更馬が非常に多かったというのが実際です。
これら成長途上の2・3歳馬や休養明馬や芝ダート変更馬は、実はデータ数が少なく、データの信頼性が低いことが主要要因とは思っていますが、やはり過去のデータのみからの競馬予想には限界があることをあらためて感じている次第です。
時々ビックリすることがあります。過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬が、そこそこの人気になっていて1着に来てしまうことがあります。過去のデータからは絶対にピックアップできないような馬ですが、なぜか人気になっていて1着にきてしまうことがあります。逆に、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬ですが人気がほとんどない馬が1着に来ることもあります。
競馬では、内側を走る馬と外側を走る馬では50メートル位走破距離が違うことがありますが、ゴールではハナ・クビ差の決着ですので、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬でも、旨く内側を走ったり、展開のあやで先行馬総崩れ等で、チャンスに恵まれて勝ってしまう馬も当然います。
ただ、過去数走2桁着順で走破タイムも低く血統適性も低い馬が人気になって1着に来るような場合は、なにか特別な要因(情報)があったと思いますが、このような場合は、そのレースは見送るのが賢明な選択のような気がします。
最後に、11月度にプログラムを全面改訂して新規改訂させて頂いた基準値ですが、その後の各種分析・シミュレーション結果を反映して12月度も再度全面改訂させて頂く予定でおります。
科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。