2009年02月22日

科学的競馬投資コメント20090222

先週のブログでも書きましたが、「軸馬は来たが相手馬が来ない」という馬券の内容を確認すると想定外の馬が「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」であることが多く、且つ上位3位以内に来た「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない馬の場合が多いようです。
最近、あらためて「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」の研究を開始しており、その影響で私の馬券の買い目が従来からかなり変化してきています。
私の馬券の主力は今年もワイドと3連複にしており、1着候補が複勝軸馬候補で2・3着候補が絞り込める場合に限定して3連単馬券を少々購入することにしています。
私の主力馬券のワイド馬券は基本的に3点ボックスが多いのですが、最近は3頭の内の1頭は「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」にするようにしています。理由は簡単で、配当妙味が高いからです。

過去5年間のデータを分析してみますと、殆どのレースには「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が出走していました。実に、新馬・障害を除いたレースで「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が出走していたレースは95%以上もありました。
「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が3位以内に来ていたレースはほぼ半分(48%)のレースでしたので、3連複や3連単馬券を購入するには「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」を絡ませた馬券を購入することが必須といった感じです。
同様に、「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が2位以内に来ていたレース(36%)は約3分の1のレースで、1着に来ていたレース(20%)も5分の1のレースでした。
「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」は競馬のプロであるパドック解説者や競馬解説者がしばしば口にする「走ってみないとわからない」というように判断が非常に難しい馬で、殆ど解明されていない予想要因ですが、近代競馬での馬券的中には「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」を適切に判断することが非常に重要と思っている次第です。
そしてもうひとつ重要なことは、「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない場合が多いことで、3着以内に来た場合の単勝オッズは22.3倍という配当妙味があるということです。

先々週・先週も「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が多くのレースで3着以内に来ていました。
私の場合はハンター方式を実践していますので、日曜日の後半のレースが馬券購入対象レースになりますが、先週の2競馬場の最終レースでは、
日曜日東京12Rでは休養明馬のリックチョモランマ(単勝オッズ:68.4倍)が3着
日曜日京都12Rでは休養明馬のツルマルビビット(単勝オッズ:51.1倍)が3着
でした。
私の場合ですが、ツルマルビビットは3連複の流し馬券の対象馬にしていましたが、リックチョモランマは馬券対象外でした。
レース後にあらためてリックチョモランマの過去のレースデータを見てみましたが、500万円条件を勝ちあがってから1000万条件で7戦して4ケ月ほどの休養していた馬ですが、休養前の前走が13着でその前が9着―11着で、過去のデータを幾ら分析しても馬券対象にすることは非常に難しい馬でした。
実は先週の日曜東京12Rでは休養明馬がリックチョモランマを含めて4頭出走していましたが、残り3頭の休養明け馬は出走馬16頭中の後方14・15・16着でリックチョモランマだけが上位にきていたようです。
昨年後半に複勝軸馬を抽出する基準値を導入してから、私は複勝軸馬候補が出走しているレースを中心に馬券購入するように変わってきていますが、「軸馬は来たが相手馬が来ない」という場合が有り、馬券的中には相手馬の適切な選定が非常に重要と再認識している次第です。
先週の私専用のAdinpick4での複勝軸馬候補の3位以内上位入着率は70%を越えていましたが、実は先週の複勝軸馬候補が出走していたレースは土日2日間で20レースありましたが、なんと「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が上位3位以内に来たレースは半分以上の11レースもありました。
軸馬を適切に決めても「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」も同時に適切に選択できなければ的中馬券にならないことが多いということを再認識しており、今年の私の最重要研究課題と位置づけている次第です。
今週ですが、「芝ダ変更出走馬」はそこそこの活躍で、「休養明馬」が活躍していましたが、今週のオーラスの日曜日東京12Rでは、芝ダ変更出走馬で芝ダ変換後能力が高かった芝ダ変更注目マーク馬候補のアポロラムセスが2着に来ていました。

現在、「芝ダ変更注目マーク馬」と「休養明注目マーク馬」を抽出する「芝ダ休明基準値」を各種観点からテスト運用しておりますが、「芝ダ変更注目マーク馬」・「休養明注目マーク馬」を絞って少頭数抽出するかあるいは絞り込まず多めに抽出するのとどっちが良いか試行錯誤しております。
上位3位以内に来た「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない馬が多いことから、あまり絞り込まずに出来るだけ多くの馬を抽出した方が高額馬券を的中できる可能性は高いようで、最終的には「芝ダ変更注目マーク馬」と「休養明注目マーク馬」の3位以内上位入着率を約33%位にして、3頭に1頭位が3位以内に来るような基準値にする方向でテストをしております。
現在、「芝ダ休明基準値」を芝ダ変更注目マーク馬の3位以内上位入着率を約33%位にして再設定し直して先週のレースを再確認していますが、先週の上位3頭が共に芝ダ変更出走馬で3連単で100万馬券だった先週日曜日東京8Rの1・2着馬のエイダイセルリア(単勝オッズ:53.1倍)とカピターノ(単勝オッズ:21.1倍)の2頭も「芝ダ変更注目マーク馬」として抽出された次第です。
現在テスト運用中の「芝ダ休明基準値」で抽出している「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」ですが、上位入着の可能性が非常に高い場合は「注目マーク馬」として、そこそこの可能性の場合は「注目マーク馬候補」として区分して色々と試行錯誤しております。

今週は、久々のG1のフェブラリーステークスでした。
先週の日曜日夕方時点では、驚いたことにフェブラリーステークスの特別登録馬にダイワスカーレットが登録されていました。強い牝馬がダートにも出走してくることに驚きましたが、その後の調教での前足に腫れと熱がでて、最終的に繁殖牝馬になるということで引退になったようです。
レース結果は、競馬中継のアナウンサーが「世代交代です」と言っていましたように、成長途上の4歳馬が1・2着していましたが、2着のカジノドライブは過去7戦中の4走が海外での出走ですので過去のデータからの判断は非常に難しい馬でした。

  

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2009年02月15日

科学的競馬投資コメント20090215

先週のブログでも書きましたが、「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」は競馬のプロであるパドック解説者や競馬解説者がしばしば口にする「走ってみないとわからない」というように判断が非常に難しい馬で、殆ど解明されていない予想要因です。
そして、過去のデータをベースに予想するJRAのDatalabを使用した予想ソフトでは「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」は過去のデータが殆ど活用できない領域で、最大の研究課題と思っております。
「軸馬は来たが相手馬が来ない」という馬券の内容を確認すると想定外の馬が「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」であることが多く、且つ上位3位以内に来た「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない馬の場合が多いようです。
先週の例で、単勝オッズが30倍以上の3位以内に来た人気がない馬を調べてみましたら、
土曜日東京11R2着のフォリテベリーニ(単勝オッズ:38.0倍)は休養明馬
土曜日京都10R3着のクイーンマルトク(単勝オッズ:88.1倍)は芝ダ変更出走馬
土曜日京都11R2着のアンクルリーサム(単勝オッズ:63.0倍)は休養明馬
土曜日小倉6R3着のウイニングヒロオー(単勝オッズ:100.8倍)は休養明馬
土曜日小倉10R2着のユウタージパング(単勝オッズ:37.3倍)は芝ダ変更出走馬
日曜日東京8R2着のカカロット(単勝オッズ:61.5倍)は休養明馬
日曜日小倉3R2着のソラヲカケル(単勝オッズ:69.0倍)は芝ダ変更出走馬
日曜日小倉7R2着のオースミビーナス(単勝オッズ:82.0倍)は芝ダ変更出走馬
日曜日小倉8R1着のシャトーヤンシー(単勝オッズ:43.7倍)は芝ダ変更出走馬
日曜日小倉10R2着のコウユールージュ(単勝オッズ:43.7倍)は芝ダ変更出走馬
という状況でした。
最近の私の購入馬券はワイドと3連複の2種類の馬券が主馬券となっていますが、先週私が購入した馬券では、上記記載馬10頭の内私が馬券対象にした馬はフォリテベリーニとアンクルリーサムとソラヲカケルの3頭のみで、のこり7頭は馬券対象外にしていまして、3連複の3頭の内の2頭は馬券対象にしており上記7頭が不的中馬券の原因でした。
先週の私は、「軸馬は来たが相手馬が来ない」という馬券の典型馬券で、「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」で3連複は不的中馬券が多かった次第です。一方ワイド馬券は配当は低かったですがかなりの的中でした。
上記10頭は人気がほとんどなかったことから考えると、「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」に関しては競馬のプロであるパドック解説者や競馬解説者がしばしば口にする「走ってみないとわからない」というように判断が非常に難しい馬で、現在の競馬の世界では殆ど解明されていないと想像しております。
私の性格は、殆ど解明されていような未知の世界を解きほぐすことに興味を持っ性格ですので、高配当馬券の的中には「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」の適切な判断が最重要と判断して、「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」の上位入着の解明を各種角度から研究しておる次第です。
正直な話、上記10頭の内で、フォリテベリーニとアンクルリーサムとソラヲカケルの3頭を除いた7頭の中でも、販路調教適性注目マーク馬のクイーンマルトクと先行能力が高かったユウタージパングと対戦適性2が高く平均能力がそこそこ高いシャトーヤンシーの3頭を除いて、ウイニングヒロオーとカカロットとオースミビーナスとコウユールージュの4頭については過去のデータを幾ら解析しても馬券対象候補にするのは極めて難しく、過去のデータ以外の情報がない限り、総流しの発想でしか馬券対象にするのは難しいというのが私の判断です。
このブログを見た方の中で先週の馬券で、ウイニングヒロオーとカカロットとオースミビーナスとコウユールージュの4頭の芝ダ変更出走馬と休養明馬に関して、もし馬券対象にされた方がおられましたら、その根拠の情報提供をお願いする次第です。今後の研究に反映させていただきたく思っております。

さて、今週も芝ダ変更出走馬と休養明馬が活躍していました。
先週のブログでも書きましたが、芝ダ変更出走馬の出走は未勝利戦が断然多くなっています。出走回数が少ない未勝利戦では芝とダートのどちらに向いているかを試す意味かもしれません。出走回数が多い馬はほぼ芝とダートの得手不得手がわかっているので芝ダ変更出走は少ないようです。
私は未勝利戦では、「芝ダ変更出走馬」と「対戦適性2」等の配当妙味がある馬が出走している場合に限って馬券購入します。
今週の日曜日の京都2Rの未勝利戦には、テスト運用中の新芝ダ休養明基準で抽出した「芝ダ変更注目マーク馬」のマーリンシチー(単勝オッズ:48.9倍)と「対戦適性2の高い馬」のシゲルダイセン(単勝オッズ:1.4倍)が3着と1着に来ていました。
そして、日曜日の東京8Rは上位にきた3頭共に芝ダ変更出走馬で、そのうち2頭は休養明馬で、3連単は超高額馬券になっていました。実は、私このレースは芝ダ変換後能力が非常に高かったカピターノ(結果2着)から3頭ほどに流したワイド馬券を購入していたのですが、見事に不的中でした。

芝ダ変更出走馬や休養明馬と同様に判断が非常に難しい馬に地方競馬から出走していた馬がいます。今週の日曜日の東京7Rでは中央競馬で16戦して勝てずに地方競馬で7戦2勝してまた中央競馬で出走してきたデルマレグルス(単勝オッズ:214.4倍)が3着に来ていました。実は私し、このレースは珍しくかなり自信があってかなり幅広く流した馬券を購入していたのですが、デルマレグルスは馬券対象にしていませんでした。

ここ3週間ほどですが、芝ダ変更出走馬の分析を集中的に行って、芝ダ変更出走馬が上位にくる要因を各種角度から研究していますが、なかなか適切な要因が見つからないのが実情ですが、継続して研究していく予定でおります。
  
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2009年02月08日

科学的競馬投資コメント20090208

2009年2月度基準値を公開させて頂きました。
季節指数基準を大幅改定しております。
今年1月度の中京開催のような過去のデータがない季節注目馬の抽出を前後1ケ月に限定して抽出可能な基準値にしております。
季節要因ですので、前後1ケ月で過去のデータがある場合は季節指数を算定できる基準値に改定しており、今年1月の中京開催は過去に1月度開催はなかったのですが、前月の12月度開催のデータから1月度季節指数が算定できるようにしております。
但し、季節要因ですので、仮に冬の2月に札幌・函館開催があっても、夏の札幌・函館のデータを使用して2月の季節指数は算定されません、あくまで季節要因ですので前後1ケ月の過去のデータを代用するという考え方の季節指数基準値です。

さて、昨年後半から複勝軸馬基準を導入した結果、軸馬候補が出走しているレースでの軸馬候補の上位入着率がかなり高くなり軸馬候補の信頼度がかなり高くなったと感じておりますが、一方、買い目印が無印の馬が上位入着することも多く、「軸馬は来たが相手馬が来ない」ということで馬券的中に至らない状況もあり、過去のデータをベースにした競馬ソフトの限界を再認識している次第で、現在、買い目印が無い馬が上位来た要因を徹底研究しております。
現行ソフトのAdinpick4で、上位3位以内に来た予想印が無印の馬に関して各種分析行っておりますが、無印馬で上位3位以内に来た予想要因を多い順にベスト5を挙げると、以下になっています。
1、芝ダ変更出走馬が35%
2、先行能力が高い馬が12%
3、休養明馬が9%
4、追込能力が高い馬が8%
5、血統適性が良い馬が7%
という状況で、芝ダ変更出走馬と休養明馬で上位3位以内に来た予想印が無印の馬全体の44%を占めていました。
「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」に関しては競馬のプロであるパドック解説者や競馬解説者がしばしば口にする「走ってみないとわからない」というように判断が非常に難しい馬で、殆ど解明されていない予想要因です。
私の性格は、殆ど解明されていような未知の世界を解きほぐすことに興味を持っ性格ですので、現在、特に芝ダ変更出走馬の上位入着の解明を各種角度から分析しております。

芝ダ変更出走馬に関して、過去1年間のデータを分析してみますと、芝ダ変更出走馬は全出走馬の全出走馬の約19%とかなり多く、芝ダ変更出走馬全体での3位以内上位入着率は13%で芝ダ変更出走馬の約7頭に1頭は3位以内にきており、レース毎に分析してみますと、芝ダ変更出走馬が出走しているレースで3位以内に芝ダ変更出走馬がきているレースは33%を占めており、実に芝ダ変更出走馬が出走しているレースでは3レースに1レースは芝ダ変更出走馬が3位以内にきていますので、馬券的中に「芝ダ変更出走馬」の適切な判断が非常に重要と思っております。

現時点での分析結果からは、芝ダ変更出走馬の上位入着に大きく影響する予想要因は、「芝ダ変換後の前走能力」と「調教師芝ダ変更出走適性」と「血統適性」が3大要因で、次に「先行能力」と「追込能力」が大きく影響しているようで、「対戦適性」や「馬場脚質適性」や「今週馬場適性」は殆ど影響していな感じでした。
私も、プロの競馬予想家の方でも判断が難しい「芝ダ変更出走馬」を適切に判断するのは不可能と思っていますが、全ての芝ダ変更出走馬ではなく「選び抜いた特定の芝ダ変更出走馬」を適切に判断することは可能と思っており、芝ダ変更出走馬の上位入着に大きく影響する予想要因の「芝ダ変換後の前走能力」と「調教師芝ダ変更出走適性」と「血統適性」の3大要因よ、「先行能力」と「追込能力」等の要因を中心にして、新たに「芝ダ休養基準値」を新規算定してテスト運用を開始しております。
現在テスト運用中の「芝ダ休養基準値」で抽出される芝ダ変更出走注目マーク馬は、全芝ダ変更出走馬の約8%位で、この選び抜かれた芝ダ変更出走注目マーク馬の芝ダ変更出走注目マーク馬の3位以内上位入着率として約50%を目標にテストを繰り返しております。
現在のテストシミュレーション結果では、
買い目印◎の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は60%
買い目印○の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は54%
買い目印▲の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は42%
買い目印△の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は52%
買い目印?の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は45%
買い目印無印の芝ダ変更出走注目マークの3位以内上位入着率は45%
というシミュレーション結果で、買い目印無印を含めて買い目印に関係なく3位以内上位入着率はほぼ40%以上を確保できており、買い目印に関係なく「芝ダ変更出走注目マーク馬」は要注意というテスト結果でした。
「芝ダ変更出走注目マーク馬」ですが、2週前のテスト運用では3位以内上位入着率は約80%もの高率でしたが、先週のテスト運用では約30%という結果で、やはり芝ダ変更出走馬の判断は非常に難しいと再認識している次第です。
さて、今週の「芝ダ変更出走注目マーク馬」ですが、土日2日間で15頭出走で3位以内上位入着率は43%でした。
実は、現在テスト中の「芝ダ休養基準値」で抽出される芝ダ変更出走注目マーク馬は、未勝利戦に出走している場合が殆どで、上位条件での出走は非常に少なく、今週は15頭中実に13頭が未勝利戦に出走していました。
私は、基本的に未勝利戦は馬券購入しないのですが、配当妙味がある場合は馬券購入することがありますが、大抵は配当妙味がある芝ダ変更出走馬と絡めたワイド馬券が殆どで、今週の未勝利戦では、日曜小倉3Rの未勝利戦の「芝ダ変更出走注目マーク馬」のソラオカケル(単勝オッズ:69.0倍)とのワイド馬券は2650円と高配当でした。
現在テスト運用中の「芝ダ休養基準値」ですが、結果がよければ3月度か4月度基準値に追加予定で考えております。

ところで、今週の3位以内上位入着率が一番高かったのは「過去の実力馬」でした。
土曜日終了時点でも「過去の実力馬」の3位以内上位入着率が高かったので、私は、日曜日も過去の実力馬に注目していましたが、日曜日京都8Rで過去の実力馬のマイサイドキック(単勝オッズ:28.3倍)が1着にきていました。
ところで、「過去の実力馬」の抽出には対戦適性(対戦適性2)が大きく影響しておりますので、非蓄積型で対戦適性(対戦適性2)が算定されないAdinhunterではマイサイドキックは「過去の実力馬」にはなっていませんでした。
実はレース後ですが、マイサイドキックの対戦適性2の対戦クラスがG1クラスでしたので、対戦適性2の詳細表示画面でなぜG1クラスなのかを調べてみましたら、あのG1馬のデイープスカイに3/4馬身先着して勝ったことがある馬でした。
レース前に調べていましたら、マイサイドキックを1着軸にした3連単馬券を購入していたかも知れませんが???????????
  
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2009年02月01日

科学的競馬投資コメント20090201

現在、テスト運用中のAdinhunter2に特別分析機能を急遽追加して、芝ダ変更出走馬と休養明馬に関して各種分析を行っていますが、、芝ダ変更出走馬と休養明馬では3位以内の上位に来た馬の要因が全く違っていました。
芝ダ変更出走馬の上位入着に大きく影響する予想要因は、「芝ダ変換後の前走能力」と「調教師芝ダ変更出走適性」と「血統適性」が3大要因で、次に「先行能力」と「追込能力」が大きく影響しているようで、「対戦適性」や「馬場脚質適性」や「今週馬場適性」は殆ど影響していな感じでした。
一方、休養明馬の上位入着に大きく影響する予想要因は、「休養明適性」と「調教師休養明適性」と「血統適性」と「対戦適性」が4大要因で、次に「馬場脚質適性」や「今週馬場適性」が大きく、その次は「前走能力」・「平均能力」・「ベスト能力」や「先行能力」・「追込能力」が影響している感じでした。
芝ダ変更出走馬と休養明馬の今後の対応としては、要因が複雑に絡み合っているようで、複数要因を絡めた「芝ダ休養基準値」を新規追加する方向で各種テストを開始しております。

先週は、芝ダ変更出走馬が活躍していましたので、あらためて過去1年間のデータを分析してみましたら、芝ダ変更出走馬は全出走馬の全出走馬の約19%とかなり多く、芝ダ変更出走馬全体での3位以内上位入着率は13%で芝ダ変更出走馬の約7頭に1頭は3位以内にきています。
7頭に1頭ならあまり気にしないでいいと思うのは大きな勘違いで、レース毎に分析してみますと、芝ダ変更出走馬が出走しているレースで3位以内に芝ダ変更出走馬がきているレースは33%を占めており、実に芝ダ変更出走馬が出走しているレースでは3レースに1レースは芝ダ変更出走馬が3位以内にきています。
芝ダ変更出走馬を適切に判断できる基準は現時点では全く存在していないようで、プロのパドック解説者や競馬評論家の方も「走ってみないとわからない!」とよく言っているのをTVでみます。
私の今までの経験からも、全ての芝ダ変更出走馬を適切に判断するのは不可能と思っています、ただし私の考え方は、全ての芝ダ変更出走馬ではなく「選び抜いた特定の芝ダ変更出走馬」を適切に判断することは可能と思っております。
現在テスト運用中の「芝ダ休養基準値」で抽出される芝ダ変更出走注目マーク馬は、全芝ダ変更出走馬の約8%位ですが、この選び抜かれた芝ダ変更出走注目マーク馬の芝ダ変更出走注目マーク馬は50%弱というシミュレーション結果になっていました。
現行基準値と現行バージョンのAdinpick4で抽出している芝ダ変更出走注目マーク馬は全芝ダ変更出走馬の約1.3%位ですので、現在テスト運用中の「芝ダ休養基準値」では抽出される芝ダ変更出走注目マークを大幅に増やして、3位以内上位入着率を50%位を目標にして各種テストを行っている次第です。

今年は、馬券の買い方についての研究を活発に行う予定です。
従来は予想要因に関する研究を中心に行ってきましたが、馬券の買い方に関する研究の第一歩として、予想要因とは別の角度から、レース毎の的中馬券の分析する重要性を認識して、現在テスト運用中のAdinhunter2に「レース印毎的中率分析」機能を追加して色々と分析を開始しております。
複勝軸馬候補とか血統適性注目マーク馬とか馬場脚質適性注目マーク馬といた予想要因を切り口とした分析に加えて、的中馬券の中身はどうなっているのかを分析することも重要と思いレース毎の的中率を各種角度から分析を開始しており、現行ソフトを使用して的中馬券にする為に重要な項目を洗い出しております。
私なりの分析結果からですが、基本的な馬券の買い方としては、買い目印◎と○と▲を中心に△印馬に流しことでそこそこの馬券は的中できるはずなのですが、問題は?印と無印馬で、特に「無印の芝ダ変更出走馬」の判断が非常に重要であることがわかりました。
簡単な分析結果でしたが、現時点で、科学的競馬投資ソフト:Adinpick4(Adinhunter)を使用して馬券購入するに当たっての最重要項目は、判断が非常に難しい『芝ダ変更出走馬』の適切な判断と思っております。
今後、各種角度から的中馬券の中身はどうなっているのかを分析していく予定です。

ところで、先週の馬場状態ですが、日曜日後半は急速に馬場が回復してきたようで、土曜日の馬場状態から予想した日曜日の馬場状態と実際の日曜日の馬場状態は特に日曜日の9R以降はかなり異なっていた感じで、あらためて馬場状態の適切な把握が難しいと実感した次第です。
先週の日曜日のレース終了後にあらためて日曜日後半の馬場状態を再検討してみますと、先週日曜日10R以降は殆ど平均的な馬場まで回復していた感じでした。
先週日曜日の某TVの解説者が「馬場状態が全く分からず、何がなんだかわからない!」とぼやいていましたが、プロの方でも先週の馬場の把握は難しかったようです。

今週の馬場状態も的確な把握が難しかったようで、かなりの大雨が降った土曜日の東京は明らかに不良馬場ということで芝は遅い馬場でしたが、翌日曜日は晴れていたのもかかわらず、やや遅い馬場までは回復していましたが、平均的馬場までは回復していなかったようで、日曜日の東京10Rでは不良馬場適性が一番高かったブルーマーテルが2着にきていました。
暑い夏場でしたら1日でかなり馬場が回復してしまいますが、冬は夏とは違ってそれほど急速には回復しないようです。
私の判断ですが、冬場の馬場状態の把握は難しいと思っている次第です。
  
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