先週のブログでも書きましたが、「軸馬は来たが相手馬が来ない」という馬券の内容を確認すると想定外の馬が「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」であることが多く、且つ上位3位以内に来た「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない馬の場合が多いようです。
最近、あらためて「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」の研究を開始しており、その影響で私の馬券の買い目が従来からかなり変化してきています。
私の馬券の主力は今年もワイドと3連複にしており、1着候補が複勝軸馬候補で2・3着候補が絞り込める場合に限定して3連単馬券を少々購入することにしています。
私の主力馬券のワイド馬券は基本的に3点ボックスが多いのですが、最近は3頭の内の1頭は「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」にするようにしています。理由は簡単で、配当妙味が高いからです。
過去5年間のデータを分析してみますと、殆どのレースには「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が出走していました。実に、新馬・障害を除いたレースで「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が出走していたレースは95%以上もありました。
「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が3位以内に来ていたレースはほぼ半分(48%)のレースでしたので、3連複や3連単馬券を購入するには「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」を絡ませた馬券を購入することが必須といった感じです。
同様に、「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が2位以内に来ていたレース(36%)は約3分の1のレースで、1着に来ていたレース(20%)も5分の1のレースでした。
「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」は競馬のプロであるパドック解説者や競馬解説者がしばしば口にする「走ってみないとわからない」というように判断が非常に難しい馬で、殆ど解明されていない予想要因ですが、近代競馬での馬券的中には「芝ダ変更出走馬」と「休養明馬」を適切に判断することが非常に重要と思っている次第です。
そしてもうひとつ重要なことは、「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない場合が多いことで、3着以内に来た場合の単勝オッズは22.3倍という配当妙味があるということです。
先々週・先週も「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が多くのレースで3着以内に来ていました。
私の場合はハンター方式を実践していますので、日曜日の後半のレースが馬券購入対象レースになりますが、先週の2競馬場の最終レースでは、
日曜日東京12Rでは休養明馬のリックチョモランマ(単勝オッズ:68.4倍)が3着
日曜日京都12Rでは休養明馬のツルマルビビット(単勝オッズ:51.1倍)が3着
でした。
私の場合ですが、ツルマルビビットは3連複の流し馬券の対象馬にしていましたが、リックチョモランマは馬券対象外でした。
レース後にあらためてリックチョモランマの過去のレースデータを見てみましたが、500万円条件を勝ちあがってから1000万条件で7戦して4ケ月ほどの休養していた馬ですが、休養前の前走が13着でその前が9着―11着で、過去のデータを幾ら分析しても馬券対象にすることは非常に難しい馬でした。
実は先週の日曜東京12Rでは休養明馬がリックチョモランマを含めて4頭出走していましたが、残り3頭の休養明け馬は出走馬16頭中の後方14・15・16着でリックチョモランマだけが上位にきていたようです。
昨年後半に複勝軸馬を抽出する基準値を導入してから、私は複勝軸馬候補が出走しているレースを中心に馬券購入するように変わってきていますが、「軸馬は来たが相手馬が来ない」という場合が有り、馬券的中には相手馬の適切な選定が非常に重要と再認識している次第です。
先週の私専用のAdinpick4での複勝軸馬候補の3位以内上位入着率は70%を越えていましたが、実は先週の複勝軸馬候補が出走していたレースは土日2日間で20レースありましたが、なんと「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」が上位3位以内に来たレースは半分以上の11レースもありました。
軸馬を適切に決めても「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」も同時に適切に選択できなければ的中馬券にならないことが多いということを再認識しており、今年の私の最重要研究課題と位置づけている次第です。
今週ですが、「芝ダ変更出走馬」はそこそこの活躍で、「休養明馬」が活躍していましたが、今週のオーラスの日曜日東京12Rでは、芝ダ変更出走馬で芝ダ変換後能力が高かった芝ダ変更注目マーク馬候補のアポロラムセスが2着に来ていました。
現在、「芝ダ変更注目マーク馬」と「休養明注目マーク馬」を抽出する「芝ダ休明基準値」を各種観点からテスト運用しておりますが、「芝ダ変更注目マーク馬」・「休養明注目マーク馬」を絞って少頭数抽出するかあるいは絞り込まず多めに抽出するのとどっちが良いか試行錯誤しております。
上位3位以内に来た「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」は人気がない馬が多いことから、あまり絞り込まずに出来るだけ多くの馬を抽出した方が高額馬券を的中できる可能性は高いようで、最終的には「芝ダ変更注目マーク馬」と「休養明注目マーク馬」の3位以内上位入着率を約33%位にして、3頭に1頭位が3位以内に来るような基準値にする方向でテストをしております。
現在、「芝ダ休明基準値」を芝ダ変更注目マーク馬の3位以内上位入着率を約33%位にして再設定し直して先週のレースを再確認していますが、先週の上位3頭が共に芝ダ変更出走馬で3連単で100万馬券だった先週日曜日東京8Rの1・2着馬のエイダイセルリア(単勝オッズ:53.1倍)とカピターノ(単勝オッズ:21.1倍)の2頭も「芝ダ変更注目マーク馬」として抽出された次第です。
現在テスト運用中の「芝ダ休明基準値」で抽出している「芝ダ変更出走馬」や「休養明馬」ですが、上位入着の可能性が非常に高い場合は「注目マーク馬」として、そこそこの可能性の場合は「注目マーク馬候補」として区分して色々と試行錯誤しております。
今週は、久々のG1のフェブラリーステークスでした。
先週の日曜日夕方時点では、驚いたことにフェブラリーステークスの特別登録馬にダイワスカーレットが登録されていました。強い牝馬がダートにも出走してくることに驚きましたが、その後の調教での前足に腫れと熱がでて、最終的に繁殖牝馬になるということで引退になったようです。
レース結果は、競馬中継のアナウンサーが「世代交代です」と言っていましたように、成長途上の4歳馬が1・2着していましたが、2着のカジノドライブは過去7戦中の4走が海外での出走ですので過去のデータからの判断は非常に難しい馬でした。