科学的競馬投資ソフトAdinhunter2は、過去のデータのみから予想しており、過去のデータ以外の要因は全く反映していませんので、最近、不備な面もありますが坂路調教データをベースにした坂路調教適性に注目しております。
中央競馬の調教は坂路以外にもウッドチップ・ダート・芝・ニューポリトラック等の調教用のコースがありますが、JRA−VANから提供されているのは坂路調教データのみに限定されており、全ての調教データではないのですが、現時点では坂路調教データしかないので致し方ないと思いますが、今後坂路以外の調教データのJRA−VANからの提供を期待している次第です。
坂路調教データを他の予想要因と組み合わせて色々とシミュレーションしてみましたところ、私なりにハンター方式として使用する場合の坂路調教適性の利用方法を研究した結果、「坂路調教注目マーク馬で且つ馬場脚質注目マーク馬で且つ今週馬場適性注目マーク馬」及び「上位率・3位以内上位入着率が高い注目調教師が担当した坂路調教注目マーク馬」ということが判明いたしましので、調教データを積極的に予想に反映する方向で検討開始しております。
そういう背景から、坂路調教注目馬も加味して、「ある程度信頼度が高いと判断できる活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手・活躍調教師・活躍坂路調教馬・活躍脚質馬」等の開催時点の競馬場芝ダ別の馬場状態において上位入着の可能性が非常に高く活躍が期待される注目馬の抽出及び予想順位反映の加点処理をすることをテスト開始しており、開催時点で大活躍している、
1、注目マーク馬(全対及び混合戦)
2、近親血統馬
3、騎手
4、調教師
5、坂路調教注目馬
6、脚質(今週馬場適性及びコーナー順位)
という6つの観点から8種類の活躍が期待され馬を抽出しておりますが、現在の実際のテスト運用結果では、上記の開催時活躍注目馬は過去の戦歴とは殆ど関係なく抽出されますので、人気がない馬も多く、私の場合ですが相手馬候補として馬券対象にする場合が多くなっております。
開催時点で活躍が期待される開催時活躍期待馬の抽出・予想への加点処理は従来機能の「今週馬場適性注目馬抽出」ボタンを押すだけの簡単操作での1−2分位の処理と超簡素化しており、従来のように各種分析をする必要もなく、速報成績データ取得して「今週馬場適性注目馬抽出」ボタンを押すだけで、抽出・予想出馬表作成を自動処理するようになっており、これら、
1、「今週馬場適性最優秀注目馬」
2、「開催時活躍注目馬」
3、「開催時混合戦活躍注目馬」
4、「開催時活躍血統適性注目馬」
5、「開催時点活躍注目騎手騎乗馬」
6、「開催時活躍注目調教師調教馬」
7、「開催時点活躍坂路適性調教師適性注目馬」
8、「開催時注目コーナー脚質活躍馬」
の8種の開催時活躍期待馬の抽出・予想加点処理の自動化によって、ハンター方式が誰でも簡単に実践できるようになると期待しております。
私の場合は、日曜日後半の7レース位が終了してから、約30分間隔位で「速報データ取得」そして「今週馬場適性注目馬抽出」ボタンを押すだけの簡単操作を繰り返して、開催時点の最新の馬場状態に応じた出馬表を再作成しております。
次月10月度基準値対応最新バージョンのAdinhunter2には、この「今週馬場適性最優秀注目馬」・「開催時活躍注目馬」・「開催時混合戦活躍注目馬」・「開催時活躍血統適性注目馬」・「開催時点活躍注目騎手騎乗馬」・「開催時活躍注目調教師調教馬」・「開催時点活躍坂路適性調教師適性注目馬」・「開催時注目コーナー脚質活躍馬」の抽出・予想加点処理の自動化機能を「今週馬場適性注目馬抽出」機能に追加予定でおります。
今週ですが、テスト運用中の「今週馬場適性注目馬抽出」機能で抽出された開催時活躍期待馬ですが、日曜日後半9R以降で人気がなかった馬は、以下でした。
・中山9Rで3着のレイザーバック(単勝オッズ:105.7倍)は「開催時活躍血統適性注目馬」
・新潟12Rで1着のブローズンタイム(単勝オッズ:42.2倍)は「開催時点活躍注目騎手騎乗馬」
又、次月10月度基準値に追加予定の現在テスト中のコーナー基準で、開催時の馬場状態での脚質(先行・追込)の有利不利を判定しましたが、今週は日曜日9R以降では、以下のように2競馬場の芝コースのみが脚質(先行・追込)有利の馬場になっていました。
・日曜日阪神芝が「追込有利」
・日曜日中山芝が「先行有利」
の判定でしたので、日曜日阪神芝の10R神戸新聞杯では、追込能力が高い馬を探しましたところ、イコピコ(単勝オッズ:24.0倍)とトップカミング(単勝オッズ:66.2倍)とトップゾーン(単勝オッズ:179.3倍)とバアゼルリバー(単勝オッズ:126.1倍)の4頭がいましたので、イコピコとトップゾーンのワイドの万馬券を1点だけ購入してTV観戦していましたが、イコピコは1着でしたがトップゾーンは13着で見事不的中でした。
同様に中山芝は「先行有利」でしたが、日曜日中山芝の11R産経賞オールカマー1着のマツリダゴッホは、馬が強かったというよりも逃げの騎乗をした横山騎手の手腕で勝ったような気がします。
念のために、次月最新基準値対応のAdinhunter2の最新バージョンの「競馬実態分析」に追加予定の「コーナー順位分析」機能で今週日曜日9R終了時点の今週の中山芝を分析したところ、4コーナーでコーナー順が3位以内の馬の3位以内上位率はなんと52%という異常に高い数値でした。(年間平均では38%。)
4週間ほど前のブログで、「回収率も、過去のデータのみを使用して予想していることもあり、毎週安定して高い回収率を確保することは至難のわざと言うのが実情で、毎週ある程度の回収率を確保しておき、時々大きな配当を的中して、年間を通してある程度の回収率を確保するという感じになってきております。」ということを書かせて頂きましたが、私の場合で参考にはならないかもしれませんが、現在の私は、以下の考えで馬券購入しております。
私の現在の購入馬券の種類は、ワイドと3連複と3連単の3種が殆どで、予想配当によって3種の組み合わせが異なっていますが、買い目点数は少なく3連単でも20点以下が殆どで3連単の平均点数は10点以下の感じです。ワイドは3頭ボックスが主で、3連複は2頭軸が多く3連複の買い目点数は10点以下といった感じです。
毎週ある程度の回収率(約100%)を確保するために、必ず安定度の高いワイド馬券を購入します。
さらに、毎週ある程度の回収率(約100%)を確保するために、私の買い目決定の基本は「軸馬」で、軸馬が決められないレースは馬券購入を絶対にしないようにしております。
しかしながら、時々大きな配当を的中するのはワイド馬券では不可能ですので、大きな配当は3連複と3連単で実現するようにしております。
ここ数週間ほどですが、馬券的中の決め手は何なのかを色々とテストしております。
興味深いのは、毎週毎週の馬券的中の決め手が異なることです。
・注目馬の34歳注目馬
・対戦適性注目馬
・開催時注目コーナー脚質活躍馬
・開催時点活躍注目騎手騎乗馬
等、週によって決め手が違うことで、開催時の馬場状態で能力を発揮できる注目馬・血統活躍馬・騎手等を開催時点で常に確認しておく必要があります。
参考までに今週の活躍馬ですが、3位以内上位着率が高かったのは、
・対戦適性注目馬
でした。
現時点での私の場合ですが、開催時活躍期待馬に関しては、データ数が少ない開催時の速報データからの抽出という信頼度の問題もあり、軸馬等の変更ではなく相手馬の調整に使用している段階です。
競馬では、ほんのチョッとの買い目の変更で的中・不的中が決まることが多く、相手馬の調整程度でも回収率には大きく影響するようです。
又、馬券購入の主レースとなる3歳馬と古馬の混合戦においては、強い3歳馬が勝ちあがってしまうと弱い3歳馬しか残らなくなり今度は古馬が勝ちあがるように変化し、逆に強い古馬が勝ちあがると弱い古馬がのこり今度は3歳馬が勝ちあがるように変化するといったように、3歳馬と古馬の優劣は開催時期と共に変わっていきますので、常に開催時期毎の3歳馬と古馬の優劣は確認しておくことが重要と思っております。
混合戦の3歳馬では、前にもブログに書きましたが、最近の3歳馬はダート戦において3歳馬が非常に強いのですが、先週のオープンのダート戦では、は阪神のエニフステークスでは3歳馬のグロリアスノア(単勝オッズ:4.5倍)は1着でしたが、新潟のエルムステークスでは3歳馬のトラセンドは4着に負けていましたが、混合戦における3歳馬は時期によって能力の高さが違ってきますので、注意が必要と思っております。
実は先週の私のエルムステークスの買い目ですが、当初は注目馬の軸馬候補で予想印◎のウオータクテイクスを軸馬に予定していたのですが、出走取消ということで、軸馬をどうするか迷いまして、エルムステークスの前の発走だったエニフステークスで3歳馬のグロリアスノアが勝っていたのでエルムステークスのただ1頭の3歳馬の予想印?のトラセンド(単勝オッズ:1.6倍)を含めて、速報データで抽出した「開催時活躍血統適性注目馬」だった予想印▲のネイキッド(単勝オッズ:85.0倍)と、予想印○のトーセンブライト(単勝オッズ:33.5倍)の3頭のワイド馬券を買っていましたが、見事に不的中でした。
競馬的中の難しさは、データ通りに馬が走ってくれることもあれば、データ通りには走ってくれない場合があるいことと、最近実感している次第です。