2009年11月29日

科学的競馬投資コメント20091129

先週も話題にしましたが、現在私は、「ラップ理論」と「血統理論」を新しい発想で研究を開始しております。
どちらも、特定の競馬場のさらに特定の場合に限定されますが、私は、基本的に競馬というのは、「特定の場合にしか馬券的中できない」と考えており、どんな場合でも馬券的中することは絶対に不可能と思っております。
この特定の場合に上位入着の可能性が高い馬を探すことこそ、私の志向する「獲物を狙うハンター方式」そのものですので、特定の場合に能力を発揮する「先頭馬のラップタイムタイプをベースにしたラップ脚質基準」と「馬体重と性別を加味した新しい血統適性基準」
を本格的にテスト運用しております。

又、私が最も重要視しております予想要因の複勝軸馬候補を選定する基準値を全面的に見直しております。
現在の複勝軸馬候補は、年間平均と季節基準を主に基本にしていますが、よりーハンター方式に適した馬場状態により適切対応した複勝軸馬候補に大幅に改良することを考えております。
・馬場脚質の不利を克服している不利克服馬
・競馬場特有な適合ラップタイムに適したラップタイム注目馬
・上位ランク近親血統馬の近親馬がいる上位ランク近親注目馬
・競馬場により対応した馬体重別血統適性がよい血統良馬
を重要要因として複勝軸馬候補を設定したいと思っております。

複勝軸馬候補は過去の馬の能力が高いというのが前提なのですが、最近の競馬では馬の能力が高いだけでは上位に来るのは難しく、能力が高く且つコース適性(特に開催時点のコース適性)が高く且つ血統面で近親に上位ランク血統馬がいるとかコース適性の高い血統といった馬であることを加味して軸馬を決めることが重要と思っております。
次月12月度基準値にこの新複勝軸馬基準を追加予定でおりますが、従来の旧複勝軸馬基準と新複勝軸馬基準はかなり違う判断基準になる予定です。
旧複勝軸馬基準は、過去の平均的・季節的な能力に対して、コース適性・馬場状態対応脚質適性等を20%位反映して複勝軸馬を抽出する基準でしたが、
新しい新複勝軸馬基準は、過去の平均的・季節的な能力に対して、コース適性・開催時馬場状態対応脚質適性等を50%位反映して複勝軸馬を抽出するというコース適性・開催時馬場状態対応脚質適性等を非常に重要視した判断基準に変更する予定でおります。

この新しい新複勝軸馬基準は、実は速報ベースの開催時点活躍期待馬を反映しない基準値にしております。
先週のブログにも書きましたが、予想印◎○馬で且つ速報データからコーナー基準によって抽出された、脚質(先行・追込)の有利不利判定で3位以内入着可能性が高い「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」の場合は、上位入着率がかなり高くなるのですが、速報ベースでの有効活用は開催時点の成績データがある程度確保できる日曜日後半のレースに限定されてしまいますので、速報ベースの開催時点の情報が不要な複勝軸馬基準値する予定でおります。
この複勝軸馬基準に、今後の予定として、さらに速報ベースの開催時点活躍期待馬を反映することで有効なハンター方式が実践できるようなると思っております。
先週の場合では、予想印◎○馬で且つ「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」は、3位以内上位入着率は非常に高く4頭に3頭位が入着していたようですので、速報ベースの開催時点活躍馬を反映する複勝軸馬速報基準もテスト運用を開始する予定でおります。


さて、今週はG1ジャパンカップでした、日本馬ではG1を5勝しているウオッカがダントツで、他の日本馬はG1は1勝馬でしたので、外国馬も馬券対象にする必要を感じた今年のジャパンカップでしたが、結果外国馬は4着どまりでした。

今週の競馬場の馬場脚質状態ですが、日曜日の東京芝は追込有利の馬場状態でした。
日曜日の東京9R芝の2頭の「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」の内の1頭のアスクデピュテイー(単勝オッズ:21.1倍)は1着
日曜日の東京10R芝の2頭の「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」の内の1頭のウオッカ(単勝オッズ:3.6倍)は1着
日曜日の東京11R芝の2頭の「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」の内の1頭のサトノエクスプレス(単勝オッズ:9.1倍)は残念ながら4着

参考までに、馬場脚質の観点から、上記レースに関して、馬場脚質の不利を克服している「馬場脚質不利克服馬」をピックアップしてみますと、
日曜日の東京9Rの3頭の「馬場脚質不利克服馬」の内の1頭のトップカミング(単勝オッズ:3.8倍)は3着
日曜日の東京10Rの2頭の「馬場脚質不利克服馬」の内の1頭のウオッカ(単勝オッズ:3.6倍)は1着
日曜日の東京11Rの3頭の「馬場脚質不利克服馬」の内の1頭のモンテアルベルト(単勝オッズ:22.4倍)は3着
といった結果で、馬場脚質には注意が必要な感じです。
たまたまかも知れませんが、ジャパンカップを勝ったウオッカは「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」且つ「馬場脚質不利克服馬」で、且つ現在テスト中の新複勝軸馬基準で抽出された「複勝軸馬候補」でした。
私の勝手な判断ですが、同じ「複勝軸馬候補」の場合でも、「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」且つ「馬場脚質不利克服馬」の馬と、「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」でもなく「馬場脚質不利克服馬」でもない馬とでは、「複勝軸馬候補」の信頼度が違うように感じている次第です。

  

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2009年11月22日

科学的競馬投資コメント20091122

最近私は、軸馬の最終判断に、
・速報データからコーナー基準によって抽出された、脚質(先行・追込)の有利不利判定で3位以内入着可能性が高い「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」
・2ランク上あるいはグレードG1・2馬の血統近親馬がいる「上位ランク血統近親馬」
に留意して最終判断をすることが多くなっております。
私の場合ですが軸馬は、基本的にAdinhunter2の予想印◎○馬(時々ですが▲)の中から決めるようにしていますが、最終判断をコース適性としての脚質面からの判断と血統面からの判断を加えて最終判断することが多くなっております。
過去のシミュレーションからの私の軸馬決定の考え方なのですが、今週も同様な結果になっていたようで、予想印◎○馬が上位入着率は当然高いのですが、予想印◎○で且つ「開催時点注目コーナー脚質活躍馬」あるいは「上位ランク血統近親馬」の場合はさらに上位入着率がかなり高くなっている感じです。
従来の私の場合の軸馬は予想印◎○▲馬で複勝軸馬候補を選ぶ場合が殆どだったのですが、最近は馬場脚質という開催時点のコース適性と血統面を加えた最終判断をすることが多くなってきております。
軸馬は過去の馬の能力が高いというのが前提なのですが、最近の競馬では馬の能力が高いだけでは上位に来るのは難しく、能力が高く且つコース適性(特に開催時点のコース適性)が高く且つ血統面で近親に上位ランク血統馬がいるというような血統面での裏づけがある馬であるといったことを加味して軸馬を決めることが多くなってきております。
特に3連複や3連単馬券の場合は軸馬を適切に選択できるかどうかで回収率が天と地ほど変わってしまうようです。


ところで、先週も話題にしましたが、現在は「ラップ理論」と「血統理論」を新しい発想で研究を開始しております。
・特定の競馬場距離の場合は、明らかに脚質の有利・不利があることが判明し、コーナー基準に基づいた脚質有利不利判定とは別に、新しく先頭馬のラップタイムタイプをベースにしたラップ脚質基準を算定して脚質の有利・不利が判定のテストを開始しております。
・特定の競馬場で特定の血統で特定の馬体重の馬達が好走する場合が多いことがわかってきており、馬体重と性別を加味した新しい血統適性基準を算定してテストを開始しております。
どちらも、特定の競馬場のさらに特定の場合に限定されますが、私は、基本的に競馬というのは、「特定の場合にしか馬券的中できない」と考えており、どんな場合でも馬券的中することは絶対に不可能と思っております。
この特定の場合に上位入着の可能性が高い馬を探すことこそ、私の志向する「獲物を狙うハンター方式」そのものですので、特定の場合に能力を発揮する「先頭馬のラップタイムタイプをベースにしたラップ脚質基準」と「馬体重と性別を加味した新しい血統適性基準」
を本格的にテスト運用しております。

実は、2週間ほど前ですが、某ユーザー様から「ラップ理論」と「血統理論」に関連したカスタム仕様ソフトの依頼がありまして、このカスタムソフトの開発と平行して「ラップ理論」と「血統理論」に関連した各種分析・シミュレーションを行ってきております。
このカスタムソフトの依頼の背景は、ラップ理論・血統理論に関する計算が膨大で人間業では不可能という理由でしたが、他のカスタム依頼ユーザー様も同じ傾向で、人間業ではできないパソコンならではの要望仕様が最近増えてきており、最近の高性能のパソコンは、到底人間業ではできないような処理を簡単にこなしてくれ、この高性能パソコン能力をいかに有効活用されるかを考えてカスタム依頼をされる方が増えてきているようです。

たまたまこのユーザー様のカスタソフト依頼は、分析・シミュレーションをしながら的中率・回収率等を確認しながらの確認方式の開発方式を希望されましたので、このカスタム依頼ユーザー様向けの分析・シミュレーション機能以外に別角度からの分析・シミュレーション機能も同時にテスト開発して各種観点から「ラップ理論」と「血統理論」に関する分析・シミュレーションを開始しております。
新しい観点からの「ラップ理論」と「血統理論」に関する分析・シミュレーション結果を踏まえて、「ラップ理論」と「血統理論」に関連した基準値の改良や新規基準値追加の研究を積極的に開始している次第です。

今週は、毎年恒例のJRA−VANの競馬ソフト開発者の懇親会ということで東京競馬場に行ってきましたが、来年かさ来年に発売が検討されているピック5(5つのレースを的中する馬券)がかなり話題になっていました。
アメリカでは既に発売されていますが殆ど的中するする人がいないので翌週に持ち越されさらに翌週にといった感じの超超高額馬券ですが、日本では上限を2億円までにするようなことで検討されているようですが、毎年毎年売り上げが落ちているJRAとしてはこのような宝くじ的な馬券でも発売せざる得ない状況になってきている感じです。
過去4兆円に近づいたJRAの売り上げもことしは2兆6500億円位まで下がっているようで、競馬人口をいかに増やすかが大きな課題になってきていると勝手に思ったりしております。
  
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2009年11月15日

科学的競馬投資コメント20091115

11月度基準値対応バージョンの最新Adinhunter2(V1011)では、新しく着外基準値を導入して、「今週馬場適性注目マーク馬抽出」処理をすると、着外候補が抽出されて出馬表画面の「特」欄に「Z」区分が表示され、一目で着外候補がわかるようになっておりますが、着外候補の抽出は難しいというのが私の感想です。
抽出された着外候補の約3%位の馬が3位以内に入着しているという状況で、入着してしまった着外候補の過去の戦歴を見てみると、パソコンではなく私自身が確認しても着外候補にせざるを得ない馬が殆どで、過去のデータだけからの判断は非常に難しいと再認識している次第です。
但し、3位以内に入着した着外候補に関してですが、意外に思うことは過去の戦歴データからはどう考えても着外候補にせざるを得ないような馬なのですが人気が全くないわけではなく単勝オッズが30倍前後とそこそこの人気になっている馬が多いことでした。
なんとなく裏情報があったようなにおいがしています。
単勝オッズが万馬券ではなく人気が30倍前後で6番人気から10番人気位の馬が、過去の戦歴も悪く速報データからの開催時活躍馬でもない馬で、どう考えても着外候補にせざるを得ないような馬なのですが実際の結果は着外候補の約3%位が3着以内に来ていたという状況でした。
そんなことで現在、過去のデータを使用して着外候補を算定して、着外候補に限定して3位以内入着の要因を各種角度から分析・シミュレーションを開始している次第で、この分析結果を次月基準値の着外基準に反映させる予定でおります。

さて現在テスト運用中の、ADINHUNTER2の保有する脚質の有利不利の判定をベースにして、馬場状態の脚質の有利不利を活用して、過去3出走位で、
・脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬
・脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬
に区分して、脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬(「馬場脚質不利克服馬」)と、脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬(「馬場脚質有利敗退馬」)が馬券検討に非常に有効と判断しており、次期12月度基準値では現在の複勝軸馬を算定する基準値に「馬場脚質不利克服馬」を加味した新しい基準値に大幅改定して複勝軸馬候補の信頼度を向上させる予定でおります。

私の考える複勝軸馬候補ですが、例えば、
・追い込み有利の馬場で追い込んできて1着の馬
・追い込み有利の馬場で先行して4・5着に粘った馬
ではどちらが強い馬なのか判断が難しいのですが、
・ 追い込み有利の馬場で先行して1・2着に粘った馬
ならば軸馬として最適ではないかと考えております。
同様に、
・先行有利の馬場で先行して1着の馬
・先行有利の馬場で追い込んで4・5着に伸びてき馬
ではどちらが強い馬なのか判断が難しいのですが、
・先行有利の馬場で追い込んで1・2着に伸びてきた馬
ならば同様に軸馬として最適ではないかとも考えておりますが、追込馬の場合は追い込んで届かずということがよくありますので、追い込み馬の場合は若干信頼度が下がると思っております。
ADINHUNTER2の次月基準値対応バージョンでは、過去3走で1回だけ不利な馬場を克服した馬は「脚強」、過去3走で2回以上不利な馬場を克服した馬は「最強」と不利克服回数によって区分する予定をしておりますので、私の場合は、
・先行馬の場合は、「脚強」と「最強」の両方
・追込馬の場合は信頼度がやや低いので、「最強」
の場合に複勝軸馬候補にするような感じで使い分けてテスト運用しえちる状況です。

ところで、4週間ほど前からラップ理論の研究を本格的に開始しておりますが、きっかけは過去に超高額配当馬券を何回も的中されているユーザー様からのメールでしたが、このユーザー様はAdinhunter2の◎○▲印に、
・ラップ理論
・血統理論
を独自に加味して軸馬選定と購入レースの決定をされているとのことでした。
現在、私も「ラップ理論」と「血統理論」を新しい発想で研究を開始しております。
研究開始してから、新しい発見がありました。
まずラップ理論ですが、私はJRA−VAN提供のラップが先頭を走った馬のラップタイムしか提供されておらず、出走全馬のラップタイムが提供されていないことから、以前はラップ理論に関して殆ど研究しておらず、adinhunter2も先頭馬のラップタイムデータも保有されていなかったのですが、最近で、先頭馬だけのラップタイムを新規にJRAデータとして追加セットアップして、先頭馬のラップタイムに関してのラップ理論研究をしてみて、先頭馬ラップタイムだけからでも、そのレースがどのようなレースだったかをほぼ判断できそうなことがわかってきました。
又、競馬場の距離別によって先頭馬のラップタイムがどのような場合に、先行脚質・追込脚質のどちらが有利かの判定ができる場合がかなりあることがわかってきました。
全競馬場全距離にあてはまるわけではないのですが、特定の競馬場の特定の距離の場合は、先頭馬のラップタイムパターンが常に殆ど同じで、この特定の競馬場距離の場合は、明らかに脚質の有利・不利があることが判明し、コーナー基準に基づいた脚質有利不利判定とは別に、新しく先頭馬のラップタイムタイプをベースにしたラップ脚質基準を算定して脚質の有利・不利が判定のテストを開始しております。
ラップ理論に関しては、過去のラップタイムがどのような馬場状態でのラップかによって大きく違いますので、馬場状態を加味することが必要なのですが、特定の競馬場距離の場合は、馬場状態に関係なくほぼ有利な脚質が存在する感じです。

一方、血統理論に関しても、先ほどのユーザー様とは別の他ユーザー様からも興味深い情報提供も頂き、新しい観点からの血統理論の研究を開始しております。
現在私は、血統と馬体重との関係を主に研究を開始しているのですが、特定の競馬場で特定の血統で特定の馬体重の馬達が好走する場合が多いことがわかってきております。
さらに、性別によっても違うことがわかってきて、現在の私の血統適性の父系血統に馬体重と性別を加味した新しい血統適性基準を算定してテストを開始しておりますが、非常に興味深いことがわかってきております。
競馬では過去の戦歴が2桁着順等の上位入着が難しいと思われるような馬が上位にきてしまうことが結構多いのですが、これら馬の中に結構この馬体重と性別を加味した新しい血統適性基準での血統適性の良い馬の場合がよくありました。
ちなみに、血統適性は私が一番重要視している複勝軸馬候補に大きく影響する要因ですが、今週土曜日の京都12Rのジャコスキーがこの新しい父系血統適性では複勝軸馬候補に抽出されるように大きく変わったりしていました。
次月基準値では血統適性基準値の父系を性別馬体重別に大幅改良予定でおります。


さて今週ですが、土日共に馬場状態が非常に微妙な開催でした。
たまたまかもしれませんが、馬場状態が微妙なときは、馬場状態に対応したコーナー脚質注目馬が活躍していたようです。
今週の馬場脚質状態は各馬場各様で平均脚質馬場以外は以下の状況でした。
土曜日福島ダが追込有利の馬場状態
土曜日東京芝が追込有利の馬場状態
土曜日東京ダが先行有利の馬場状態
土曜日京都ダが追込有利の馬場状態
日曜日福島ダが追込有利の馬場状態
日曜日東京芝が追込有利の馬場状態
日曜日京都芝が追込有利の馬場状態

今週は馬場状態が微妙でしたので、土曜日は最終レースに注目していましたら、
土曜日福島12Rのでは、追込有利の馬場状態でコーナー順位注目馬としてテイエムハヤテオー(単勝オッズ:14.7倍)1頭のみが抽出されていましたが、見事に追込んで1着にきていました。
日曜日のメインレース前でも、福島11Rのダートは追込有利の脚質馬場状態でしたが、2頭のコーナー順位注目馬のなかの1頭のセイカアレグロ(単勝オッズ:20.6倍)も追込んで3着にきていました。


さて今週はG1のエリザベス女王杯でしたが、今年はフランスから強い馬が出走してきていましてので、出馬表をワンクリックして近親血統馬を表示してみましたら、過去に安田記念2着のG1馬アルマダ、同じく安田記念6着のG1馬サイトウイナー、スプリンターステークス16着のG1馬シーニックブラストと短距離系の早々たる馬たちが近親血統馬でしたが、今回のシャラナヤは過去5戦3勝ですが3勝共に2000M以上で勝っていましたので、馬券対象にするかどうか迷いました。
今年のエリザベス女王杯直前の京都芝の馬場脚質状態は、追込有利の脚質馬場状態でしたが、結果は、大逃げの2頭が逃げ切って大波乱になってしまいました。
騎手も勝つために色々と考えて騎乗していますので、競馬ですのでこんな結果になることもあるということでした。
私はこのレースで2頭抽出された複勝軸馬候補のブエナビスタとメイショウベルーガの2頭軸でシャラナヤを含めた3連複馬券を購入してTV観戦していましたが、3・4・5着でした。
最近私はラップ理論を研究しておりますが、これだけ大逃げされると先頭馬のラップを考慮したラップ理論では歯が立たない気がしました。
逃げている2頭のレースと3番手以降のレースという2つのレース同時に行われていた感じがした今年のエリザベス女王杯でした。

  
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2009年11月08日

科学的競馬投資コメント20091108

11月度基準値を公開させて頂きました。
速報成績に基づき開催時の活躍期待馬を抽出する基準値を改良し、より的確に開催時点の活躍馬の抽出が出来るようにしたつもりです。
11月度基準値対応バージョンの最新Adinhunter2(V1011)では、開催時点での処理がより簡単・スピーデイーに処理できるように操作性を改良させて頂きました。
特に頻繁に最新速報成績データを取得して開催時点の活躍期待馬の抽出に始まり、出馬表を見ながらの最終買い目の検討も、「血統近親馬」・「騎手」・「調教師」の最新成績状況を簡単に確認しながらスピーデイーにできるようになっており、殆ど分析画面等を見る必要がなく出馬表画面のみで十分に検討できるようにしたつもりです。
又、新しく「前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション」機能を追加しましたが、従来の科学的競馬ソフトが保有しているシミュレーション機能とは全く異なるシミュレーション機能と位置づけております。
従来のシミュレーション機能は、過去数年間での年間平均的なシミュレーションで馬場状態が異なる全てのデータでシミュレーションしていたのですが、今回の「前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション機能」は、馬場状態が同じデータのみでシミュレーションするという発想で、馬場状態が異なると判断した場合は有効でないので使用しないのが基本になります。
別の言い方をしますと、
・「今週の馬場状態が先週と同じなら今週はどの馬が活躍するか?」
・「今週想定馬場と同じ馬場状態の過去の開催競馬での活躍した馬は同様に今週も活躍できるはず?」
といった考え方でシミュレーションするということになります。

今回の最新基準値対応のAdinhunter2(V1011)で、誰でも簡単にハンター方式が実践できると期待している次第です。
開催時点での馬場状態で最大限に能力を発揮できる開催時活躍期待馬や、血統近親馬や活躍騎手を予想に反映して最終買い目を今まで以上に的確にスピーデイーに行えるようにしたつもりです。

ところで現在、ラップ理論というか「馬場状態と能力発揮」に関して再度研究を開始しおりまして、まずラップ理論は大体以下の様なことのようです。
「ラップ理論というのはハイペース、ミドルペース、スローペースの3つのペースがあって、ハイペースは前で走る馬がペース的に厳しく、スローペースなら後ろの馬がペース的に厳しく、ミドルペースは前も後ろにもややペースが厳しく中団の馬が有利とされ、ラップ能力のすぐれた馬はこの逆の原理を指す馬のことで、距離が短いレースでスローペースに近いもので追い込んできた馬は強く、距離が長いレースでハイペースで逃げ切った馬は掛値なしに強い。」
といったようなことだそうです。
又、私が以前読んだアメリカの競馬理論の本でも、「競走馬には、その馬が得意とするペースがあり、その得意とするペースで走れない場合は大敗する」といったことが書かれており、「馬場状態と能力発揮」に関しては同じことが基本になっている感じです。

そんなことからまずはラップ理論の研究を開始したのですが、現在JRA−VANが提供しているデータには、先頭を走った馬のラップタイムはありますが、出走馬個々のラップタイムはどういうわけか提供されていません。
各馬のラップタイムがないので、ラップタイムを使用しない方法を検討しており、ADINHUNTER2の保有する脚質の有利不利の判定をベースにして、馬場状態の脚質の有利不利を活用して、過去3出走位で、
・脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬
・脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬
に区分して、強い馬と弱い馬を抽出するテストを行っており、脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬を「馬場脚質不利克服馬」、脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬を「馬場脚質有利敗退馬」と勝手に命名しています。

私は現在この「馬場脚質不利克服馬」を軸馬候補の信頼度という観点で利用しています。
近代競馬では出走レースは獲得賞金(能力?)でクラス分けされていますので殆ど同じような能力の馬同士で競走するので、どの馬にも勝つチャンスがあるわけで、近代競馬では軸馬を決めることが非常に重要で、特に高額配当の3連単馬券の場合は軸馬を決めることで馬券の買い目点数をかなり絞込みことも可能です。
私の場合ですが、3位以内入着の可能性が非常に高い馬を軸馬とするのですが、選定した軸馬候補が「馬場脚質不利克服馬」の場合は不利な条件下で上位入着している馬ということで信頼度がかなり高いと判断することにしています。
特に、軸馬に予定していた馬が脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬の「馬場脚質有利敗退馬」だった場合は、軸馬候補には絶対にしないようにしています。
別の利用方法として、この「馬場脚質不利克服馬」を昇級馬の判断にも使用しています。
以前から、昇級馬(下級条件を勝ちあがってきた馬)の判断にいつも悩まされていたのですが、下級条件を勝った馬でも脚質的に不利な馬場で上位入着した馬なら強い馬と判断するようにしています。
参考までに、現テスト運用時点での「馬場脚質不利克服馬」と「馬場脚質有利敗退馬」の発生率と3位以内上位入着率は、
・「馬場脚質不利克服馬」は全出走馬の10%で3位以内上位入着率は34%
・「馬場脚質有利敗退馬」は全出走馬の10%で3位以内上位入着率は9%
といった状況ですので、「馬場脚質不利克服馬」・「馬場脚質有利敗退馬」を単独で利用するというのではなく、軸馬の信頼度確認としての「馬場脚質不利克服馬」、昇級馬の本当の強さ確認としての「馬場脚質不利克服馬」といったような補佐的な使用用途と考えております。
参考までに11月度基準値で追加した着外基準値による着外候補の発生率と3位以内上位入着率は、
・「着外候補」は全出走馬の10%で3位以内上位入着率は3%
と着外候補の3位以内上位入着率は非常に低く、着外候補と比べると「馬場脚質有利敗退馬」の3位以内上位入着率はかなり高い数値となっており、「馬場脚質有利敗退馬」だから馬券対象からはずすというのではなく、例えば予想印◎でしたら印△位に格下げするといった感じで判断しております。

さて、先週のブログで天皇賞に関して、
「実はこの天皇賞で1着にきたカンパニーですが、例の馬場状態の脚質の有利不利を活用したプログラムでは「脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬」でして、追込有利の馬場状態だった宝塚記念で先行して4着に粘っていて、このときの5着が同じく先行していたスクリーンヒーローでして、そしてこの時の1着馬が追い込んできたドリームジャーニーでした。
追い込み有利の馬場で追い込んできて1着の馬と先行して4・5着に粘った馬ではどちらが強い馬なのかということなのですが、今年の天皇賞の馬場状態は追込有利ではなく平均的な馬場状態でしたので、判断に迷うところです。」
と書きましたが、どちらが強いのかの判断は難しいのが実情で、実は馬場状態によって強い馬は異なるというのが今の私の最近の判断です。

競馬に、「もし」は厳禁ですが、仮に先週の天皇賞が「先行有利の馬場状態」でしたら、私は恐らく、カンパニーの方がドリームジャーニーより先着すると考えたはずで、逆に、「追込有利の馬場状態」でしたら、ドリームジャーニーの方がカンパニーより先着すると考えたと思います。
要は馬場状態による脚質(先行・追込)の有利不利で上位に来る馬は変わってくるというのが今の私の考え方で、馬場状態による脚質(先行・追込)の有利不利が決まるまではどちらが上位くるのかわからないという判断が正解と思っております。
近代競馬では、上記のように宝塚記念ではドリームジャーニーがカンパニーに先着し、天皇賞では逆にカンパニーがドリームジャーニーに先着するといったように、同じクラスの2頭の先着馬が時によって異なるのは常識中の常識ですが、このどちらの馬が先着するかの答えが「「馬場状態と能力発揮」ということで、近代競馬では年間平均的な発想では馬券的中は難しいと思うようになり、馬場状態を反映した「ハンター方式」が最適な方法と考えるに至った次第です。
そういう意味でこの脚質(先行・追込)の有利不利情報は、私の指向するハンター方式では非常に重要な情報と位置づけております。

現在一般公開のADINHUNTER2:V1010では馬場状態に対応した脚質(先行・追込)の有利不利を土日2日間平均で算定しているのですが、念のために先週の天皇賞の日曜日東京の馬場状態に対応した脚質(先行・追込)の有利不利を土日別々に確認してみましたところ、意外にも、
土曜日東京芝は追込有利の馬場状態
日曜日東京芝は先行有利場な馬場状態
と土曜日と日曜日では全く逆になっていました。
ということで、「競馬にもしは厳禁ですが、仮に先週の天皇賞が「先行有利の馬場状態」したら、私は恐らく、カンパニーの方がドリームジャーニーより先着すると考えたはずで」
という仮定とおりになっていた次第で、蛇足になりますが、先週の開催競馬での活躍騎手と活躍調教師は各1人だけで、活躍騎手は松岡正海騎手で、活躍調教師は鹿戸雄一調教師でして、鹿戸雄一調教師が調教した馬が天皇賞で3着にきたスクリーンヒーロでした。
このこと考慮して、11月度基準値対応のADINHUNTER2(V101)では脚質(先行・追込)の有利不利判定を土日別々に算定可能に改良しております。

又、馬場状態は雨などによって刻々と変化しますので、速報成績から出走各馬のコーナー順位を含めた成績をよりスピーデイーに確認できるようにAdinhunter2の「速報成績検索・馬場状態分析」機能を大幅改良しております。
速報成績検索・馬場状態分析画面でレースをクリックするとコーナー順位を含めた速報成績が閲覧できますが、「前レース」・「後レース」ボタンを押すことで、前後のレースに簡単に切り替えられ、刻々と変化する馬場状態に対応したレース毎の上位馬のコーナー順位がどのように変わってきているかも簡単スピーデイに確認できるようになっています。
又、次期Adinhunetr2バージョンでは、競走馬の過去の戦歴画面でも、「脚判」欄で、過去のレースの馬場脚質の有利不利判定結果が確認可能にする予定でおります。

最近日久しぶりにラップ理論の本を探そうと本屋に行きましたが、競馬関連の本というと「誰でも簡単に***」とか「過去3走だけで***」といったいわゆる「誰でも間単に」の類の本が多いのにはあきれてしまいました。
私は、近代競馬は誰でもが簡単に馬券的中できるとは全く考えておりません。
私は、近年の進化したパソコン能力を最大限駆使してレース直前の最新情報(馬場状態とか活躍馬や活躍騎手・調教師等)を的確に収集・分析することが非常に重要と思っている次第です。

蛇足になりますが、馬場状態に対応した脚質(先行・追込)の有利不利を判定するコーナー基準ですが、当然ですが直線の長い東京芝と短い函館芝では判定基準は全く異なります。各競馬場芝ダ毎に判定基準を算定しており、毎月最新情報に基づき、基準値の改定・改良を行っております。
昔は、基準値改定作業は2日間ほどパソコン動かし続けましたが、最近の進化したパソコン能力では1日位で基準値の更新処理は完了できるようになってきております。

私のパソコンを使用した競馬検討方法も昔は前日に殆どの検討を終えて競馬当日はのんびりTV観戦していましたが、今は全く違ってきていて、前日は予定軸馬候補をピックアップすることと高配当の穴馬候補を探す位で、競馬検討の大半はレース直前の10分ほどで速報データをベースに開催時点の最新情報(馬場状態とか活躍馬や活躍騎手・調教師等)の分析が主な検討になっております。
変な言い方になりますが、過去5年位のデータを時間をかけて徹底的に分析して競馬検討すると誰もが考えるような馬券になってしまうことが多く配当妙味がない馬券になることが多くなるようで、逆に開催時点の最新情報(馬場状態とか活躍馬や活躍騎手・調教師等)の分析からは配当妙味の高い馬券になることが多くなる感じです。
最近の進化したパソコンでは過去5年間くらいの膨大なデータを徹底的に分析することも可能ですが、レース直前の最新情報(馬場状態とか活躍馬や活躍騎手・調教師等)をスピーデイに分析することも可能です。
近代競馬では、過去の膨大なデータを時間をかけて徹底分析することよりも、レース直前の最新情報をスピーデイーに分析することの方が重要と私は最近思っている次第です。

さて、今週ですがメインはG2の長距離ハンデ戦のアルゼンチン共和国杯でした。
長距離のそれもハンデ戦ということで、私は軸馬を決めることが出来ず、さらにレース前の速報データから開催時活躍馬・騎手等も全く抽出されずに、馬券購入を断念いたしました。
実は、このアルゼンチン共和国杯前の東京芝の馬場脚質の有利不利判定は平均的な馬場脚質だったのですが土日平均での算定でしたので、レース後に念の為に土日別で馬場脚質の有利不利判定をしてみたところ先行有利な馬場状態になっており、ミヤビランベリが逃げ切ったことを納得した次第です。今週は土日共に晴天で馬場状態に変化がないと勝手に思い込み、土日平均で馬場脚質の有利不利判定をしたのが間違いだったようです。
この後の東京12Rでは、土日別で馬場脚質の有利不利判定をしてみたところ先行有利の馬場脚質状態ということでナイキアプロード1頭が開催時点注目コーナー脚質活躍馬として抽出されていましたが、逃げて2着に粘っていました。
あらためて、開催時点の馬場状態を的確に把握することの重要性を再認識した次第です。
  
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2009年11月01日

科学的競馬投資コメント20091101

ADINHUNTER2の一般公開バージョンV1010を一般公開させて頂きました。
前一般公開バージョンに比べて、大幅に機能アップを図り、ハンター方式も速報データを有効活用した各種分析・シミュレーション機能も充実して来ましたので、最近は日曜日後半の時間を有効に活用して馬券検討できるいわゆるAdinhunter2の「使い方」についても大幅改良を図っており、出馬画面からボタン操作あるいはクリック操作で、「コーナー順位分析結果」や「騎手」・「調教師」・「血統近親馬」を一瞬で閲覧できる以下のクリック機能のような簡易機能というか、いわゆる「使い勝手」を大幅に向上させて頂きました。

将来的には、Adinpick4の機能であるIPAT投票機能をAdinhunter2にも取り入れて馬券検討−IPAT投票をより的確にできるようにする方向も考えております。
但し、IPAT投票に関してはJRAがIPAT投票仕様を公開していない為に、JRAがIPAT仕様を変更した場合には、手探りでの対応しか出来ませんので、将来動作しなくなる可能性もあるために、躊躇している状況で、対応策として他IPATソフト(BETMASTER・TARGET等)で読み込める買い目CSVファイルを作成する機能を追加したりしている次第です。
同様に、ハンター方式で最も重要視している開催時点の馬場状態に関連した分析・シミュレーション機能も機能拡大を図る予定でおり、従来のシミュレーションの考え方とは全く異なる発想のシミュレーション機能のテスト運用中の「前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション機能」には私も期待している次第です。


さて、WINDOWS7が発売されましたが、興味は64BIT版がどれほど増加するかで、私は爆発的に64BITが急激にシェアーを伸ばすと勝手に予想しております。
実はJRA−VAN提供のJV−LINKというソフトは64BIT対応しておらず、予定も未定の状況で、「今後の64BITの動向を見極める」とのことで、64BIT化の予定は全くわからない状況です。
私の勝手な見解ですが、100万件近いデータを扱うような個人使用のソフトは、競馬ソフト以外には殆ど存在しないと私は思っていますが、これほど膨大なデータを扱うソフトこそ64BIT対応が絶対に必要と思うのですが、「今後の動向を見極める」とは残念なJRA−VANの対応としか言いようがありません。


ところで、例の160億円の競馬配当所得隠を国税局から指摘された情報以来、現在テスト運用中の機能を使用することで、私の馬券検討内容が大きく変化してきています。
・1レースあたりの買い目点数が増えてきています。
・日曜日の検討向けに土曜日のレース終了後の検討時間が増えてきています。
・日曜日後半でのレース前のチェック項目が増えています。
まずは、買い目点数ですが、殆どの馬の3連単馬券というのではなく、2頭軸の殆どの馬への3連複馬券です。
現在テスト運用中の着外基準値から抽出された着外候補を除いた馬に2頭軸流しの3連複馬が私の主馬券になってきています。
土曜日終了時点では、「前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション機能」を使用して、先週あるいは過去の馬場状態が同じデータでシミュレーションを各種角度から行っています。
レース前のチェック項目は、速報データ取得後の「馬場適性注目馬抽出」機能で抽出された開催時点活躍馬や着害候補等の確認に加えて、近親血統・騎手/調教師成績等のクリック表示機能で最終チェックをしております。
但し、殆どパソコンが自動分析しておりますので、出馬表画面だけで殆どの最終チェックができますので、以前に比べるとレース直前チェックは非常に簡単スピーデイになった感じで、時間が足りずにチェックモレというのも少なくなってきているようです。
これら、「着外候補抽出機能」・「前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション機能」は次月11月度基準値のAdinhunter2の最新基準値対応バージョン:V1011に機能追加予定でおります。

科学的競馬投資ソフトの入門版のAdinhunterや年間平均的な分析・シミュレーション機能が充実しているAdinhunter4とは、Adinhunter2の活用方法は全く違ってきています。
Adinhunter・Adinhunter4とAdinhunter2との機能比較は以下になっております。

*A―Adinhunter2にあって、Adinhunterにない機能
A:対戦適性・対戦適性2算定機能
A:データベース選択(ACCESSとSQLSERVER)及び蓄積タイプ・非蓄積タイプ選択機能
A:競走馬戦歴検索及び過去の成績検索機能
A:過去の出馬表表示機能
A:予定―別ドライブ機能(現在は特別限定ユーザー向け)
A:予定―特別登録馬の出馬表作成機能(現在は特別限定ユーザー向け)

*B―Adinhunter2にあって、Adinpick4にない機能
B:コーナー順位分析機能
B:レース印毎的中率分析機能

*C―Adinhunter2にあって、Adinhunter・Adinpick4ともにない機能
C:自動最適配分再出馬表作成機能
C:買い目印の保存・新旧表示機能
C:速報成績に基づく、開催時活躍馬抽出機能C:速報成績に基づく、速報血統坂路調教師活躍馬分析機能
C:速報成績に基づく、コーナー順位基準による脚質(先行・追込)による馬場状態有利不利判定機能
C:開催時点での出馬表画面の、コーナー順位分析表示切替機能及び騎手成績・調教師成績・近親血統のワンクリック表示機能
C:出馬表画面をWXGA:1366*768(1280*800)に対応C:予定―前週/同馬場注目馬抽出シミュレーション機能(V1011以降)
C:予定―着外基準に基づく、着外候補馬抽出機能(最新基準値対応バージョンのV1011以降)
C:予定―資金自動配分機能搭載のIPAT投票機能(現在は特別限定ユーザー向け)
C:予定―他IPAT投票ソフト(BETMASTER/TARGET等)で取り込める買い目CSVファイル作成機能(現在は特別限定ユーザー向け)

*D―Adinhunter2になくて、Adinpick4にある機能
D:的中率回収率分析機能
D:一部の年間平均的な各種分析・シミュレーション機能


ところで、先週のブログで菊花賞のスリーロールスいついて、「それにしても、1000万クラスを勝ったばかりのスリーロールスが8番人気とは驚きで、過去のデータからでは絶対に馬券対象に出来ない馬ですが、私には、何らかの裏情報があったとしか考えられません。」といったことを書きましたが、早速Adinhunter2のユーザー様から「ラップ理論」ではスリーロールスは上位入着の可能性が非常に高い馬になるとのメールを頂きました。
このメールを頂いたユーザー様は、超高額馬券を過去に多く的中されておられるユーザー様で科学的競馬投資ソフトを長期にわたってご使用頂いており、このユーザー様の馬券の買い方はAdinhunter2とラップ理論を併用して高額馬券を的中されておられるとのことで、先週の菊花賞もスリーロールスを軸にした3連単馬券を的中されたそうですが、なんと土曜日福島12Rの271万の3連単馬券も的中されたそうで、土曜日福島12Rでは3着に来たベルタリド(単勝オッズ:242.8倍)がラップ理論から相手馬候補になったそうです。
実は私の場合ですが、土曜日福島12Rの9番ベルタリドですが、ブログに書きました、「分析しないで出馬画面からクリック操作で簡単に分析結果を確認する方法の1つの、負担重量をクリックすると、血統近親馬(兄弟姉妹及び同一母馬)が一瞬で閲覧可能。」の機能では、ベルタリドの近親血統馬が実は同一母のあのG1馬のメイショウサムソンでして、実は私も馬券対象にしていましたが、私の買い目点数は常に極端に絞っていますので不的中でした。今後、買い目点数を増やす方向で馬券検討をしていくつもりです。
先週開催の出走馬の中では、近親血統馬がメイショウサムソンのベルタリドと、菊花賞の血統近親馬がアドマイヤグループ(G1のエリザベス女王杯1着)のフォゲッタブルの2頭が抜けた近親血統馬を持った馬でした。

ユーザー様からのラップ理論の情報を頂きましたので、私も「ラップ理論」の研究を開始している次第です。
世の中には競馬に関する各種理論や考え方が多くあります。
私は、現在世の中にある競馬予想理理論を否定するつもりは全くありません。
要は、その発生率と思っております。
展開予想理論は、その展開予想通りになった場合は、正しいのですが、しかし、展開予想通りになることはなかなか発生しないのも事実です。
タイム理論も、タイム理論通りに各馬が走った場合は、正しいのですが、しかし、タイム理論通りに走ることはなかなか発生しないのも事実です。
ラップ理論も、ラップ理論通りに各馬が走った場合は、正しいのですが、しかし、ラップ理論通りに走ることはなかなか発生しないのも事実です。
私は、ラップ理論は私の指向しているハンター方式に向いているかもしれないと勝手に思ったりしております。
実はラップ理論に関しては、馬場状態が全く異なる場合にラップ理論通りに馬が走れるのかという疑問を持っておりまが、ハンター方式で最重要視している馬場状態とラップ理論を組み合わせて馬場状態に対応した新しいハンター方式ラップ理論を生み出せないか研究を開始している次第です。
実は、現在JRA−VANが提供しているデータには、先頭を走った馬のラップタイムはありますが、出走馬個々のラップタイムはどういうわけか提供されていません。
各馬のラップタイムがないので、ラップタイムを使用しない方法を検討しております。
現在、ADINHUNTER2には馬場状態の脚質の有利不利を判定するプログラムが既に動いていますので、この馬場状態の脚質の有利不利を活用して、過去3出走位で、
・脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬
・脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬
に区分して、強い馬と弱い馬を抽出するテストを開始しております。

ところで、私は未勝利戦は殆ど馬券購入しないのですが、対戦適性2が極めて高い馬や芝ダ変更出走馬が出走していて配当妙味がある場合はワイド馬券で時々馬券購入します。
今週日曜日の未勝利戦の福島2Rに芝ダ変更出走馬で配当妙味がある馬が出走していました。
Adinhunter2の予想印◎のマルタカテンザン(単勝オッズ:309.2倍)と予想印○のマレーネ(単勝オッズ:11.8倍)で、結果2・3着にきてワイドで2万馬券になりました。
実は、この日曜福島2Rは1・2・3着共に芝ダ変更出走馬で3連単は100万馬券でした。当然ですが私はワイドのみの購入で、3連単は購入していませんでした。


さて、今週は天皇賞で、G1馬が8頭も出走していましたが、G1を5勝のウオッカと2勝のドリームジャーニー以外の6頭は1勝のみで3番手は混戦といった今年の天皇賞でしたが、結果はG1馬でない馬が勝った今年の天皇賞でした。
実はこの天皇賞で1着にきたカンパニーですが、例の馬場状態の脚質の有利不利を活用したプログラムでは「脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬」でして、追込有利の馬場状態だった宝塚記念で先行して4着に粘っていて、このときの5着が同じく先行していたスクリーンヒーローでして、そしてこの時の1着馬が追い込んできたドリームジャーニーでした。
追い込み有利の馬場で追い込んできて1着の馬と先行して4・5着に粘った馬ではどちらが強い馬なのかということなのですが、今年の天皇賞の馬場状態は追込有利ではなく平均的な馬場状態でしたので、判断に迷うところです。
同じく、福島11Rで1着にきたユキノハボタンはこのレースで2頭いた「脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬」で、京都11Rで1着にきたレツゴーターキンはこのレースでただ1頭の「脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬」で、京都12Rで1・2着にきたシーアクロスとメイショウセンゴクもこのレースで4頭いた「脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬」でして、今週の結果を見て、この馬場状態の脚質の有利不利を活用して、過去3出走位で、
・脚質的に不利な馬場で上位入着した強い馬
・脚質的に有利な馬場で上位入着できなかった弱い馬
に区分して、強い馬と弱い馬を抽出するテスト運用は有望ではないかと勝手に思っている次第です。

  
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