2006年05月14日

科学的競馬投資コメント20060514

最近、競馬投資に当たって、過去のデータから上位入着可能性の高い馬を見つけ出すAdinpick3のデータ以外に、過去のデータとは違った、有効利用できる他の情報に興味を持ち始めています。
実は1ケ月ほど前ですが、4月2日の阪神7Rの結果から、何か有効な情報はないかと興味を持ち始めました。
最近の競馬、特に今年になってからわけのわからない馬が上位入着することが多く発生しているような気がしております。
近3走の入着順位が2桁の馬でしかもオッズが意外と低いといった馬がよく来ます。なぜこんな馬が来るのかという思いと、なぜこの馬が来てこんなにオッズが低いのかと思うことがしばしばです。又、競馬場の馬場状態が、従来と全く異なるような馬場状態に作られているような気がしてなりません。又、騎手の上手下手に泣かされることが非常に多いような気もしています。特にJRA所属騎手がひどいです、外国人や地方競馬騎手は頑張っていますが、、、、、、、、、、、
ところで、前月4月2日の日曜日の阪神7Rですが、1着が芝ダート変更出走のユウカージナルで2着も芝ダート変更出走のビヨンザムーンで馬連で9700円でした。
ユウカージナルは単勝オッズ17.7倍で前2走が9−12着(芝ダート変更ですが)でビヨンザムーンは単勝オッズ18.8倍で前2走が15−11着(芝ダート変更ですが)ということですが、ユウカージナルの単勝オッズ17.7倍は理解できます。過去の戦歴画面を見ればもっと低いオッズでも納得できます。しかしビヨンザムーンの単勝オッズ18.8倍は低すぎると思います。実は、私この馬券的中しましたが、馬連の配当が低いのには驚いた次第です。何か裏情報というか有益な情報が存在していたのではと思い始めた次第です。
私のユーザー様の中にも得意とされている判断情報を持っておられる方がおられ、G1などの重賞レースの時によく情報を提供して頂いているユーザー様がおられます。
当初は、社台、ノーザンなどの有力生産者の馬がレースで非常に重要な役割を果たすという生産者理論なるものから情報提供を頂き始めたのですが、最近は、馬主・調教師・騎手といた馬だけではなく人を中心に上位入着馬を見つけるのが上手なユーザー様でして、又異常投票も常に調べておられたり、調教情報もかなり詳細に集めておられ、要するにあらゆる角度から判断されておられるユーザー様です。
過去のデータをベースにしたAdinpick3の予想に、これら各種情報を加味して最終買い目を決めるという方法はよりベターな方法と感じております。

情報というと思い出すのですが、もう20年くらい前ですが、阪神競馬場のバッドクに座っていた時に、話しかけてきた中年の方が言われたことです。
「競馬より、競輪は当てやすいぞ!」と言われました。
「競輪はな、中堅レースの中堅選手を狙うのが一番賢い買い方だ」ということでした。
「中堅選手になれば自分の実力も判っている。若い選手は能力もわきまえず勝ちにいってしまいその後上位クラスで勝てなくなることが多いが、中堅選手は自分の能力に応じて生活のためにお金を稼いでいる。」ということで、具体的には、
「中堅選手の獲得賞金等の収入金額を把握することが重要だ。生活に必要な金額は決まっているので、そろそろ生活資金が底をつきそうな時期になれば必ず勝負してきて1・2着に来る。そして勝ちすぎもせずに、自分の実力に合ったクラスで競輪を続けている!」という話でした。
妙に納得した次第です。

ところで、私は、過去のデータのみからの予想には限界があるということは当然理解しております。
ブログでも何度も書いておりますが、「馬は過去のデータ通りには走らない。しかし、過去のデータ通りに走ることもある」というのが根底にあります。
過去のデータ以外の他の情報を利用しない私の理由は簡単です。
私自身、その他の情報を研究できないからです。他人の情報は私はあまり信用できない性格のようです。又、グリーンチャンネルなどの競馬予想の話を聞くと、人によって違う話が殆どで、なぜ違うのか疑問です。たまに殆どの人が同じようなことを言われている場合は、それこそ単勝オッズ1.1倍位の馬の話で、配当妙味が全くない場合が多く、その馬も上位に来ないことが多いのも実態です。
私も、自分自身で研究できる情報があれば活用するのですが。
先ほどの中堅選手の収入金額を把握の話ですが、競馬でも中堅騎手の生活の為の収入計算などは、研究に値するし自分でも出来そうな気がしている次第です。
それと、研究開始してまだ1ケ月ほどしか経っていませんが、レース毎に信頼性が高い「的中難易度」を設定して、的確に買うレースと買わないレースが選択できれば、これは飛躍的に回収率が向上するのですが、、、、、、、なかなか難しいテーマですが、このテーマは私でも研究できますので、今後継続研究していくつもりです。この「的中難易度」の研究は恐らく世界でも私しか研究していないような気がしています。
競馬情報も、全く違う情報が多いのはなぜでしょうか?同じ馬でも正反対の情報がある場合もよくあります。
私自身が、他人の情報の信憑性を見抜く力がないから、利用しないと言うのが本当の理由かも知れませんが、、、、、、、、、

今週日曜日のG1のヴィクトリアマイルですが、G1といえば私の格言「G1レースは騎手の手腕で決まる」ということで、ヴィクトリアマイルでは4人の騎手特性◎の騎手が騎乗した馬の内、1・2・3着がやはり騎手特性◎の馬でした。

ところで、先週の話ですが、日曜日の京都7R1着馬のセトノゼデイダブと京都12R1着馬のサンレイジャスパーですが、私は馬券対象馬については必ず過去の戦歴画面で過去の戦歴を確認しますので当然2頭とも軸馬としていましたが、Adinpick3の買い目印印が意外と低い評価だったことに私自身少々意外な感じを持っていました。
セトノゼデイダブとサンレイジャスパーは共に1番人気でしたが、2着が7Rは買い目印◎のコアレスパレード(単勝オッズ:64.0倍)で12Rは買い目印○のトウカイルナ(単勝オッズ:12.1倍)ということもあって、改めて最終総合順位算定のアルゴリズム見直してみました。
又、Adinpick3では予想順位決定に大きく影響する総合基準の安定度を総合基準のデータ数に基づき表示しており、先週は予想の為の基準安定度が低い「?」や「△」のレースが8レースほどありました。安定度が「?」や「△」のレースの場合は、「予想の為の総合基準データが少ない為、ご自身で能力指数等で判断してください」と画面表示されますので、私も過去の戦歴画面で全馬の過去の戦歴等をチェックしてみましたが、やはりデータ数が少ないこともありAdinpick3の指示した予想順位と過去の戦歴画面でチェックした私なりの予想順位とは異なる場合が見られました。
上記状況から、「最終総合順位算定のアルゴリズム」と「総合基準の安定度」に関してプログラム改良をして先週の5月13日(土)に新バージョン3002として公開させて頂いております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。


この記事へのトラックバックURL