2006年11月05日

科学的競馬投資コメント20061105

11月度基準値を全面改訂させて頂きました。
新しく開発しているシミュレーションソフトでの各種分析・シミュレーション結果に基づき大幅改訂いたしました。新基準値では、従来の予想順位とはかなり変わってきます。
実は11月度基準値の算定は、全面回収したプログラムで行なっております。
但し、的中難易度基準だけは時間もなく改訂できておりません。来月には的中難易度基準も大幅改良予定です。
開発言語とデータベースエンジンも変更して、新しく開発しているシミュレーションソフトでの各種分析・シミュレーション結果に基づき、ほとんど新規に開発し直したプログラムで11月度基準値を算定しております。
Adinpick3自体は予想部分は全く変更しておらす基準値対応のみのバージョンアップでしたが、基準値の全面改訂だけでかなり予想が変わってきているようです。
新基準値では、私の頭で考える科学的競馬投資の判断過程の良い悪いは別として、プログラムでの判断が私の頭で考える判断過程に近づいていると感じている次第です。

さて、現在開発中のシミュレーションソフト(Adinsimulatorというネーミングを予定しています)ですが、Adinpick3と併用して使用すると、より科学的に競馬予想ができるようになるはずと想像しております。
競馬予想における私の考える科学的とは、
「競馬における上位入着要因は数え切れないほどありますが、どのような条件の場合に、各要因の発生率・上位入着率・単勝平均配当がどうなっているかを理解して、各予想要因を組み合わせた買い目の的中率・回収率・平均配当金額が科学的に想定できる」
ということです。

Adinpick3単独の使用では、このような科学的な競馬予想が難しかったのですが、Adinsimulatorを併用することで、科学的競馬予想に近づけると考えております。
Adinsimulatorでの分析・シミュレーションに際しては、芝ダート別・競馬場別・距離別・クラス条件別に選択できるようになっていますので、どのような条件で各要因の発生率・上位入着率・単勝平均配当がどうなっているかが簡単に理解できるようになります。
又、分析・シミュレーションでははファイル保存できますので、過去に行なった分析・・シミュレーション内容との比較も簡単に出来るようになります。
このデータ保存機能が大変便利で私は非常に気に入っております。
分析・シミュレーションはほとんどの場合、デスクではなくメモリーで行われる為非常に高速で、5年分のデータでの1つの独自データの上位入着率やAdinpick3算定買い目の的中率回収率で1−2分で完了しますので、1時間もあれば分析・シュミレーション結果が膨大になりますが、自動的にデータ保存しますので、これらデータを紙にメモする必要もなく、全データを簡単に表示すろことができ比較も簡単にできます。

ここで、科学的競馬投資ソフト:Adinpick3とシミュレーションソフト:Adinsimulatorとの関係を、簡単にお話したいと思います。
世の中に予想要因は数え切れないほどありますが、Adinpick3では入着率や平均配当面で絞り込んだ予想要因を独自データとして加工しております。
例えば、予想要因のひとつに入着順位がありますが、入着順位も前走順位や2走前の順位や過去最高位順位等色々あります。Adinpick3では入着順位の独自データとして、過去3走で3位以内に来た回数が1回2回3回という3区分で「過去3走上位入着」という独自データ、過去5走での平均入着順位ということで「過去5走平均ランク」という独自データというように、入着順位関連では2種類の独自データに加工しています。
さてここからが重要なのですが、なぜ私が色々と考えられる入着順位関連の予想要因として「過去3走上位入着」・「過去5走平均ランク」に絞り込んだかですが、私以外は誰も知る由はありません。
実は、入着順位関連の予想要因に関して、私が色々と加工したデータを作成して、それぞれの加工要因の発生率や入着率・平均配当を何回も何回もシミュレーションを繰り返した結果、予想要因として「過去3走上位入着」・「過去5走平均ランク」に絞り込んでおります。
血統関連も同様で、例えばトニービンの子供は東京の芝コースに強いといわれますが、私は他人が言うことをあまり信じない性格ですので、血統でも父系の何代目と母系の何代目血統を競馬場別・距離別・芝ダート別に膨大なシミュレーションを繰り返して、各種父系母系での競馬場別・距離別・芝ダート別の発生率や入着率・平均配当を確認して最適な父系母系の組み合わせを算定して血統適性という独自データに算定しているわけです。
私は、Adinpick3をご利用しているユーザー様が、Adinpick3の買い目印だけに注目して購入馬券をきめるのではなく、各独自データの内容を吟味してユーザー様自身で最終判断して購入馬券を決めて頂く事を強く望んでいるのですが、その為には、各独自データの発生率や入着率・平均配当を理解している必要があり、各種予想要因の発生率や入着率・平均配当の確認の為のシミュレーションソフトが必要と思っていた次第です。

年内にリリース予定のシミュレーションソフトAdinsimulatorの初期バージョンでは、
1、各種条件別の予想要因シミュレーション
2、各種条件別のオッズシミュレーション
3、各種条件別の的中率・回収率シミュレーション
の3機能を予定しております。

Adinsimulatorは年内にはリリース予定ですが、既にAdinpick3をご使用で且つ新11月度基準値(Adinsimulatorは新11月度基準値にのみ対応)をご使用のユーザー様の中で、リーリース前に、この分析・シミュレーションソフト:Adinsimulatorを試用していただき、改善点・要望事項に関する情報提供をして頂ける場合は、メールにて「Adinsimulatorの試用希望」と連絡頂ければ、折り返し試用版のダウンロード先をご連絡させて頂きます。

これからは、私の日々の過ごし方は、
1、平日はAdinsimulatorで、各種分析・シミュレーションをして、競馬の実態を研究して、バージョンアップ・基準値改良。
2、競馬前日はAdinpick3で、事前チェック。
3、競馬当日は、Adinautobetで、最終購入判定をしながら、IPAT投票。
というような日々になりそうな予感が。。。。。。。。。。。。。

ところで、Adinpick3の予想順位は総合順位ということで(能)・(総)・(終)の3種類の順位がありますが、買い目印は総合順位(終)の順位で決まりますが、先月に総合順位(総)の順位算定のアルゴリズムをタイム理論の影響度を小さくするように大幅に改訂してから、総合順位(終)と総合順位(総)がかなり異なる順位になるようになっています。
今週土曜日の東京11Rのブラジルカップでは、1着のダイワインデイアナ(単勝オッズ:22.3倍)と2着のアントニオマグナム(単勝オッズ:8.1倍)は、総合順位(総)では1位と2位の順位でしたが、総合順位(終)では6位と4位でした。
タイム理論の影響を小さくすると当然ですが独自データの影響度が大きくなってきますので、上位入着ランクBで血統適性◎のダイワインデイアナと上位入着ランクAで血統適性◎のアントニオマグナムの2頭の予想順位は上がって来ることになります。
又、全面回収したプログラムで算定した11月度基準値では上位入着ランクや血統適性の基準データも大幅に変わってきていることも影響しているようですが、、、、、、、、、
日曜京都8Rでは、1着のレデイキルシェ(単勝オッズ:7.3倍)と2着のセレスステーラー(単勝オッズ:62.4倍)と3着のダイシンハーバー(単勝オッズ:2.1倍)は、総合順位(総)では2位・5位・1位の順位でしたが、総合順位(終)では1位と5位・2位で、1着は総合順位(終)が的中でした。

現在開発テスト運用中のAdinsimulatorで過去5年のデータで確認したところ、上位入着率は、
総合順位(終)の順位1位は60%、2位は46%、3位は38%、4位は32%
総合順位(総)の順位1位は58%、、2位は45%、3位は38%、4位は32%
とほぼ同じ様な入着率になっていました。
Adinsimulatorでは、上位入着率等が競走条件・競馬場・芝ダートコース・距離別にシミュレーション可能です。
ブラジルカップと同じ条件設定の、東京競馬場のダート短距離の1000万以上の競走条件でシミュレーションした場合は、どのような結果になると思いますか?
このような確認を、Adinpick3使用ユーザー様ご自身でAdinsimulatorを活用して自分自身の競馬ノウハウとして蓄積していただけるようになることを期待している次第です。

今月中には、総合順位(終)と総合順位(総)について、私自身もAdinsimulatorを本格活用して各種分析・シミュレーションをして次期バージョンで改良したく思っております。

科学的競馬投資ソフトAdinpick3は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。


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