2007年05月13日

科学的競馬投資コメント20070513

先週・先々週と私の定義する「過去の実力馬」が活躍したので、改めて「過去の実力馬」の抽出条件を再チェックした結果、そのレースでは上位に来ない場合もありますが、その1戦後あるいは2戦後に上位に来ることは非常に多くなっており、過去の実力馬として抽出した狙い馬が1−3戦以内に上位に来る可能性が非常に高いこともわかりました、その1−3戦のうちのどのレースで上位に来るのかが解明できれば私が億万長者になる可能性が非常に高いと思っている次第です。
私の定義する過去の実力馬ですが、単に過去に上位条件で走っていたとか強い相手と接戦してきた馬というのではなく、各種独自データの条件を満たした場合に初めて「過去の実力馬」との判定をしています。
各種分析・シミュレーションを行いどのような条件の場合に過去の実力馬の上位入着率が一番高くなるかも確認しましたが、ここ1週間の間に改めて過去1年分位の過去の出馬表を作成して、レース毎に上位入着した「過去の実力馬」の条件を時間をかけて画面を見ながら確認して見ました。レース毎に過去の出馬表画面で確認してみてよくわかりましたが、ある条件で上位に来た「過去の実用馬」が同様な条件の別レースでは上位に来ないということも多く、「過去の実力馬」と判定された場合は、その後3戦くらいまでは狙い馬として追いかける必要があると判断している次第です。
今回の各種分析・確認結果に基づき、「過去の実力馬」抽出条件を若干変更しております、2−3週間ほどテスト運用をして結果がよければ次期バージョンに反映予定です。

そんなことで、今週は、配当妙味がある「過去の実力馬」と注目マークの「休養明馬」・「芝ダート変更出走馬」・「余力馬」が出走するレースに限定して馬券検討をしてみましたが、結果良好でした。やはり自分が得意とする領域で馬券検討をするのが一番よい結果に繋がるという感じでした。
私自身の過去を振り返りますと、
・「本命馬券が的中できないソフトは競馬ソフトではない」というユーザー様からのお叱りを受けて、本命馬券も穴馬券も両方的中できるソフトを検討。
・成長途上の2歳・3歳馬が上位入着することが多いことに対応して、過去のデータからは推定できない23歳の成長途上馬の検討。
・的確な情報が入手不可能な調教師や馬主を検討。
等、私が不得手な分野も含めて広範囲に検討してきた時期がありました。
そして今、「膨大なデータを短時間で処理する」パソコン能力を最大限に活用して、過去のデータに限定して、私が最も得意とする独自データを有効活用するという、私の競馬の原点に戻ってきています。
膨大なデータから算定した血統適性や対戦適性・対戦適性2や休養明適性・調教師休養明適性や芝ダート変換後能力や前走・平均・ベスト・距離ベスト能力等のAdinpick4の独自データを武器にして、「発生率と平均配当と上位入着率」の観点から、「過去の実力馬」と注目すべき「休養明馬」・「芝ダート変更出走馬」・「余力馬」が出走するレースに限定し過去のデータ以外の情報を一切排除して、「重要5要因」と「過去の実力馬」と「能力値」の独自データを判断基準に馬券検討をするという、いわば自分が最も得意とする土俵で勝負するということに至った次第です。
自分の得意とする土俵に上がるレースは多くはありませんが、それでも全レースの20%位はあると思っています。

この20%のレースを検討するのですが、上記方法で上位3位以内に入着する馬の85%位には予想印が付くはずと思っていますが、上位1・2・3着に入着する馬の残り15%の馬が予想要因馬でないということが、今の私の一番の悩みです。
上位3着以内の馬の85%が予想要因印が付いた馬であっても、3着馬は予想要因印馬でも1着馬が予想要因印馬でない場合もありますし、1・2・3着馬が全て予想要因印馬でない場合もあるということで、実際の競馬で重要なのは、単勝の場合でしたら1着馬が予想要因印馬の割合、馬連でしたら1・2着共に予想要因印馬の割合、3連複でしたら1・2・3着共に予想要因印馬馬である割合が一番気になるところですが、シミュレーションして見たところ、
1着が予想要因印馬の割合は、約72%
1・2着共に予想要因印馬の割合は約45%
1・2・3着共に予想要因印馬の割合は21%
という結果でした。

私の購入馬券は、馬連が主で、場合によって3連複や3連単も購入しますが、狙った馬はかなりの確率できますが、あとの1頭がとんでもない馬というかわけのわからない馬というか過去のデータからはピックアップできない馬が来るのが最大の課題で、特に私の場合は極端に馬券を絞った買い方(3連単でも6点から最大でも12点位まで)をしていますので一頭のみが非常に高い確率で上位入着してもなかなか的中馬券にならないことがよくあります。恐らく総流し馬券にするとかなり的中すると思いますが、回収率は100%を下回ると思います。
3頭の馬の順位まで当てる3連単の平均配当が12万円というのもわかるような気がしています。

先日某ブログに3連単の話が書かれていました。
JRAが3連単を9R以降しか販売しない理由ですが、なかなか面白いブログでした。
1Rから3連単を販売すると、午前中で資金が無くなって殆どの人がメインレースの馬券を買えなくなってしまうのでJRAは販売しないという発想でした! 妙に納得した次第です。
又、3連単を導入してから競馬人気が落ちている理由も書いていましたが、競馬を始める殆どの人が、主な馬券を3連単にしているので殆ど的中しない為、的中の喜びを殆ど味わえないので競馬から離れていくとのことでした。これも納得でした。
今年のG1レースの結果や今週のメインレースの結果を見ても、JRAは2007年は、「荒れる競馬」イコール「超高額配当」、そしてイコール「一攫千金」というイメージを推し進めているようですが、競馬ファンはますます減少する気がしてなりません。

さて今週は、予定通りに私は休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬・過去の実力馬に限定して馬券購入したのですが、特に2頭の「過去の実力馬」にはそれなりの自信がありましたが、残念ながらほとんど配当妙味が無い馬でした。
1頭は、過去の実力馬且つ注目マーク芝ダート変更出走馬というめったにないダブル注目の馬で土曜日新潟12Rの買い目印◎ヤマニンファビル(単勝オッズ:5.8倍)でした。
ヤマニンファビルですがタイム理論能力では6位でしたが、重要5要因ピックアップ馬で且つ過去の実力馬且注目マーク芝ダート変更出走馬ということで一気に最終総合順位は1位になっていた馬で、私は迷うことなく単勝馬券を購入することができました。
このヤマニンファビルですが、最近はダートばかり走っていましたが、過去は芝のオープン戦でカワカミプリンセスの半馬身差2着の経験もありオークスにも出走していた馬でした。
もう1頭は、日曜新潟8Rの買い目印◎ダブルテインパニー(単勝オッズ:1.7倍)で、相手馬も買い目印○パルエクスプレスでしたが、8頭立てのレースで2頭共に人気で馬連で3倍台のオッズで馬券購入を断念することを考えましたが、馬単を1点で購入しました。そして、他の6頭を検討したところどんぐりの背比べとわかり追加馬券で3連複の2頭軸の総流し6点を購入してTV観戦していました。結果はご存知の通りですが、こんな馬券の買い方は私にとって初めての経験でした。普通でしたら私は、オッズが低いので馬券購入しないのですが、「過去の実力馬」で且つ2頭が抜きん出ていたレースということで、上記のような馬券を購入してみた次第です。
この2レースだけに限定して馬券購入していれば回収率は500%近い数字でしたのですが、実は、他にも馬券購入しておりました。

さて今週は、余力馬と芝ダート変更出走馬が活躍してたようです。
特に、芝ダート変更出走馬は未勝利戦に多く出走しています。なんとか未勝利脱出ということで馬の適性を試す意味でも芝ダート変更する馬が多いようです。
私は、ほとんど未勝利戦馬券は購入しないのですが、購入するほとんどの場合は配当妙味の高い芝ダート変更出走馬がらみの馬券が多く、今週も芝ダート変更出走馬で芝ダート変換後能力が高い馬に注目していました。
土曜日京都2Rの買い目印▲クレバーデューク(単勝オッズ:8.7倍)は1着で買い目印△ロングゼネラル(単勝オッズ:39.7倍)は3着
日曜京都1Rの買い目印◎コスモイーゴリ(単勝オッズ:3.7倍)は1着
日曜新潟3Rの買い目印?コウユーキズナ(単勝オッズ:12.0倍)は1着
日曜京都9Rの買い目印?ダンスアジョイ(単勝オッズ:4.9倍)は1着で買い目印△フェラーリファイブ(単勝オッズ:18.7倍)は2着
注目マークの余力馬も活躍していました。
土曜日新潟9Rの買い目印△グッドフロマージュ(単勝オッズ:6.4倍)は1着で買い目印○カオリエスペランサ(単勝オッズ:13.4倍)は2着
以上は、私が限定して購入したレースでしたが、私が購入しなかったレースでも休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬は活躍していたようです。

今年になって特に、休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬・過去の実力馬を適切に判断して馬券購入する重要性を特に感じています。
私にとって最終レースはメインレース以上に重要な位置を占めていますが、今週の日曜日の最終レースをみてみても、
日曜東京12Rの1着馬アンジェロファニー(単勝オッズ:75.2倍)は余力馬
日曜京都12Rの1着馬ジーンハンター(単勝オッズ:14.0倍)は休養明馬で且つ芝ダート変更出走馬
でした。

色々とシミュレーションをしていますが、休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬・過去の実力馬がどのような場合に活躍するかはいまだ解明ができておりませんが、全体的には、人気になっている場合が多いのですが過去の実力馬が一番安定しているようです。
今後、更なる分析・シミュレーションを行ってより適切に、休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬の注目マーク判定と、過去の実力馬の判定ができるようにしていく予定です。

Adinpick3をリリースした時期の私の馬券購入の基本は「購入する馬券を選ばない(選べない)」という考えでしたが、今年新しくAdinpick4をリリースしてからの私の馬券購入の基本は「購入する馬券を選ぶ」という考えに変わってきています。
購入レースを選ぶ場合も、Adinpick4が得意とする「膨大なデータを短時間で処理する」パソコンの能力を最大限に発揮して算定した「休養明馬・芝ダート変更出走馬・余力馬・過去の実力馬」といった独自データを中心とした得意領域に限定している次第です。


科学的競馬投資ソフトは、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・
シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアッを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。



この記事へのトラックバックURL