2008年08月31日

科学的競馬投資コメント20080831

以前ブログでも簡単にふれたのですが、重用8要因注目マーク馬入着率分析機能の最新動向確認で今週の活躍馬の重要予想要因がわかった後の対応を検討しております。
今週の出馬表データや過去のシミュレーションデータから、複数要因を組み合わた場合の該当馬をピックアップする機能をテスト運用しております。
具体例としては、以前のブログで「血統適性が良い馬の場合は展開適性注目マーク馬の場合が断トツに上位入着率が高い」という話をさせて頂きましたが、血統適性(◎○▲)が良く且つ展開適性注目マーク馬を今週の出馬表からピックアップしたり、過去1年間のシミュレーションデータからピックアップできる機能で、この2つの予想要因の馬が上位入着率が高いことがわかったら、過去のデータからどの馬が該当するかを簡単にチェックできるということで、競馬場・芝ダート・出走条件別にもピックアップ可能で、今週の出馬表からも該当出走馬を簡単にピックアップできるという機能です。
例えば、土曜日の札幌競馬場の芝コースで季節注目マーク馬で馬場脚質適性注目マーク馬が活躍していた場合は、過去1年間の札幌競馬場の芝コースで季節注目マーク馬で馬場脚質適性注目マーク馬をピックアップして過去がどうなっていたかを簡単にチェックできます。チェックの結果日曜日は季節注目マーク馬で馬場脚質適性注目マーク馬を狙ってみようと考えた時に、今度は今週の出馬データから季節注目マーク馬で馬場脚質適性注目マーク馬を簡単にピックアップするといったことができるということで、その他色々な応用が可能と考えております。
近代競馬では毎週毎週活躍する馬の予想要因が異なるのが一般的で、先週は季節注目マーク馬で余力馬や血統適性良馬が活躍したと思えば翌週は季節注目マーク馬で対戦適性良馬や馬場脚質良馬が活躍するといった感じで、近代競馬では土曜日の動向から日曜日に活躍が見込める馬を見つけることが重要と思っております。
具体的には、土曜日の結果から土曜日に活躍した馬の2つの予想要因(例えば季節注目マーク馬で展開適性注目マーク馬といった2つの要因)から、この2つの予想要因馬該当馬が過去1年間でも該当競馬場で活躍していたかどうかを具体的に馬名と成績を確認して、明日日曜日も活躍が期待できると判断したら、日曜日の出馬表にこの2つの予想要因馬該当馬を出馬表画面で「活躍期待区分」として区分表示できるようにしたり、更にはこの2つの予想要因馬該当馬の予想順位を上げることがユーザー側でできるようにすることができるという機能です。
別の言い方をしますと、現在のAdinpick4の出馬画面の各種予想要因区分、たとえば血統適性が◎とか○といった区分はユーザー側では変更できませんが、ユーザー自身で決めた2つの予想要因馬該当馬を出馬表画面で「活躍期待区分」として表示可能にできるということです。
現在私はこの2つの予想要因活躍馬を設定・表示できる「予想2要因指定馬表示機能」をテスト運用しておりまして、土曜日の結果から「季節注目マーク馬で且つ展開適性注目マーク馬」や「季節注目マーク馬で且つ馬場脚質適性注目マーク馬」が日曜日も活躍が期待できると判断した場合には、日曜日の出馬表にこれら「季節注目マーク馬で且つ展開適性注目マーク馬」や「季節注目マーク馬で且つ馬場脚質適性注目マーク馬」に該当する馬には「活躍期待区分」を表示して必ず買い目候補としてチェックするようにしており、必要な場合は、これら活躍期待馬の予想順位への影響度を「小・標準・大」と指定して予想順位にも反映できるようになっています。
ユーザー自身で今週の競馬で活躍が期待できると思われる馬を、過去のデータで簡単に分析して、出馬表画面の「活躍期待区分」で活躍が期待できる馬を簡単に見分けることができるようにして、必要に応じてユーザーの好みに応じて予想順位にも簡単に反映できるという機能で、この「予想2要因指定馬表示機能」は次期バージョンで機能追加予定でおります。

この「予想2要因指定馬表示機能」と「重要8要因注目マーク馬入着率分析機能」を駆使して、土曜日の結果から翌日日曜日の活躍期待馬を探すことが最近の私の必須の仕事になってきており、「獲物を狙うハンター方式」を毎週実践しております。
私が実践している「獲物を狙うハンター方式」は、獲物が見つかるまでじっと隠れてまっていて獲物が見つかったら確実に仕留めるという方式で、的確な情報収集がほぼできている日曜日の後半レースを中心として、どのレースでどの馬を軸馬としてどのような買い目馬券を購入するかの判断を的確に行う方式です。
近代競馬では、鉄砲の弾を数多く撃てば当たるという発想ではすぐに弾切れになってしまうようで、獲物が見つかるまでじっと隠れて待っていて獲物が見つかったら確実に仕留めるというのが賢明と思っております。
そして現在、この「獲物を狙うハンター方式」の具現化手段として、「予想2要因指定馬表示機能」と「重要8要因注目マーク馬入着率分析機能」を主に使用して獲物を探し出しております。
特に、次期バージョンに追加予定の「予想2要因指定馬表示機能」は、
1、今週の出馬表データと過去のシミュレーションデータから、指定した2つの予想要因に合致する馬を抽出して出走馬の馬名や各種予想要因内容を特別画面に表示すると同時に上位入着率も算定する。
2、指定した2つの予想要因に合致する馬を出馬表画面に指定馬区分として区分け表示できるようにすると共に、必要に応じて、指定した2つの予想要因に合致する馬の予想順位への影響度を大中小に再設定して出馬表を再作成できる。
という機能を保有しており、現在の私の具体的な使用方法としては、基本的には競馬場芝ダ毎に以下のステップでハンター方式を実現しています。
STEP1:土曜日の全レースの成績データ取得後に、重要8要因注目マーク馬入着率分析機能の「最新動向確認」機能で土曜日に上位入着した馬の上位入着要因を探し出す。
STEP2:「最新動向確認」機能で探し出した上位入着要因について、各2つの上位入着要因の組み合わを指定して、テスト運用中の「予想2要因指定馬表示機能」を使用して、
・今週の出馬表データで、土曜日に活躍した馬の馬名・着順・独自予想要因及び上位入率等を確認・チェック
・過去1年間データから、過去に活躍した馬の馬名・着順・独自予想要因及び上位入率等を確認・チェック
することで、土曜日に活躍した馬と同様の予想要因で、日曜日に活躍が期待できる馬を探し出す。
という方法で、殆どの場合は、「季節注目マーク馬」及び現在テスト運用中の「複勝軸馬候補」の馬になっており、実際に私が馬券購入するレースの多くは、日曜日後半のレースの4−5レース位に絞り込むと同時に、そのレースの軸馬を決めるようにしております。

最近の私は、レースの絞込みと軸馬決定を非常に重要視しております。
最近何回もこのブログでもかいておりますが、クラス分けされた馬同士で競走する(新馬・未勝利を除く)という競馬の原点に立って競馬を考えるようになってきて、「年間平均的な能力」よりも、「季節的な能力発揮度」や「馬場状態に応じた能力発揮度」の方が競馬予想では重要ではないかと考えるようになってきつつあり、クラス分けされた能力が拮抗した馬はどの馬が来ても不思議ではないという考え方に変わってきつつあります。
私が「レースの絞込みと軸馬決定」を重要視する背景には、クラス分けされた馬同士で競走する競馬では「どの馬が来ても不思議ではない」ということを前提に、幅広く馬券を流す必要があると考えるようになってきており、幅広く馬券を流すには資金が限られていることから「レースの絞込みと軸馬決定」が必須という考えに至った次第です。
最近の私は、馬券購入レースを信頼度が高い軸馬候補が出走している日曜日の4−5レースに絞り込んで、軸馬を中心にSてある程度幅広く馬券を流すように変わってきています。
現在の私の主力馬券はワイド馬券ですが、昔はワイド1点買いだったのが、最近はワイド3点買いに変わってきております。
ワイド3点買いの良いところは、的中の可能性が高くなるのは勿論ですが、3点共に的中することもあり、なかなかの配当になることもあります。
先週は、絞り込んだ日曜日の軸馬候補のレースが8レースと多かったのですが、ワイド3点共に的中したレースが2レースありました。今週も、ワイド3点共に的中したレースが2レースありました。

近代競馬では、鉄砲の弾を数多く撃てば当たるという発想ではすぐに弾切れになってしまうようで、獲物が見つかるまでじっと隠れて待っていて獲物が見つかったら確実に仕留めるという「獲物を狙うハンター方式」が賢明と思っております。
「レースの絞込みと軸馬決定」でできるだけ幅広く流せるような資金運用が近代競馬では非常に重要と思うようになってきております。
軸馬を絞り込むことである程度幅広く相手馬に流すことも可能になります。
又、私の場合は買い目を絞る傾向が原因なのですが、軸馬はきたが相手馬が違ったという経験をいやというほど経験しておりますが、私のパタンーは以下になっております。
・軸馬と相手馬共に来た
・軸馬はきたが相手馬が来ない
・軸馬も相手馬も来ない
特に、「軸馬も相手馬も来ない」というようなレースはどんなに幅広く馬券購入しても絶対に的中できないレースと私は考えておりまして大抵の場合は高額配当が多い傾向で、「軸馬と相手馬共に来た」レースは配当が低い傾向が多く、「軸馬はきたが相手馬が来ない」というレースを的中することが非常に重要と考えております。そして「軸馬はきたが相手馬が来ない」といったレースはそこそこ高い配当になっていることが多く、回収率向上には「軸馬はきたが相手馬が来ない」レースを軸馬から幅広く馬券を流すことで的中馬券に変えることが最重要となります。
その為には、「軸馬も相手馬も来ない」レースを切り捨てて、「軸馬と相手馬共に来た」・「軸馬はきたが相手馬が来ない」という2つのレースに絞り込むことが必須条件となると考えております。
私の経験では、「軸馬も相手馬も来ない」ようなレースはいくら過去のデータを検討しても絶対に馬券的中できないレースと思っており、「軸馬も相手馬も来ない」ようなレースを切り捨てて、「軸馬と相手馬共に来た」・「軸馬はきたが相手馬が来ない」という2つのレースに絞り込んで検討することが近代競馬では最重要と私は思うようになってきております。
私の経験では、「軸馬も相手馬も来ない」ようなレースは全レースの30−50%位あり、お金をどぶにすてるレースと思っております。
お金をどぶに捨てないようにするのは、「信頼性の高い軸馬候補が走しているレースに絞込んで馬券を購入する」ことが非常に重要と思っており、この実現の方法が「獲物を狙うハンター方式」で、そしてこの「獲物を狙うハンター方式」の具現化には、「予想2要因指定馬表示機能」と「重要8要因注目マーク馬入着率分析機能」を活用して、的確な情報収集がほぼできている日曜日の後半レースを中心として、どのレースでどの馬を軸馬としてどのような買い目馬券を購入するかの判断を的確に行うことが非常に重要と思うようになってきております。

さて、今週の重賞の札幌のキ−ンランドカップと新潟の新潟記念ですが、
「クラス分けされた馬同士で競走する競馬では「どの馬が来ても不思議ではない」」
というまさにそのもので、共に16番人気の馬が鮮やかな勝ちっぷりをしていました。
私もレース終了後に、勝った2頭の過去の戦歴画面で確認しましたが、過去のデータのみからでは私には、軸馬には当然選べない馬で、相手馬候補にも選ぶのは非常に難しい2頭でした。
新潟記念勝ちのアルコセニョーラの方は、ハンデ戦での軽量馬で夏に強い牝馬ということでしたが、過去のデータからは残念ながら私には相手馬候補にも選べない馬でした。
さて、今週の活躍馬の重要予想要因ですが、飛び向けて上位入着率が高かった予想要因ではなかったのですが、血統適性注目マーク馬と34歳成長馬と展開適性注目マーク馬の活躍が目立ちましたので、日曜日の後半の後半で34歳成長馬で季節注目マーク馬を探しましたところ、日曜札幌11Rのファイブスターのただ1頭だけでしたので、日曜日後半の後半の重点投資レースとして日曜札幌11Rを選び、34歳成長馬のファイブスターと34歳成長馬のタガノヴァレオと過去の実力馬のマイネルスターリーの3頭ボックのワイドと馬連、そして3頭軸からの3連複の馬券を購入していました。
結果は、今週私が的中したワイド馬券では最高配当でした。

ところで、「信頼性の高い軸馬候補が出走しているレースに絞込んで馬券を購入する」ことを目的にテスト運用を継続している複勝軸馬候補設定機能ですが、約2ケ月間にわたり試行錯誤を繰り返してきましたが、ある程度の信頼度が確保できつつある状況ですが、試験的に次期バージョンで開催レース選択画面でレース毎に複勝狙欄に、買い目印◎の馬が3位以内の上位入着の可能性が非常に高いと思われる馬の場合は「複勝軸」の表示をする「複勝軸馬設定機能」を追加予定です。(但し、最新の季節指数基準値を使用されている場合のみの表示になります)

次期バージョンでは「獲物を狙うハンター方式」の実現に向けて、「注目マーク組合せ基準」・「季節指数基準」の新規導入、そして従来の「重要8要因注目マーク馬入着率分析機能」に新たに「予想2要因指定馬表示機能」・「複勝軸馬設定機能」といったような機能追加をいたりと、Adinpick4は大きく進化を遂げようとしております。
私の場合は、ワイド馬券の軸馬と相手馬の選定に、「重要8要因注目マーク馬入着率分析機能」・「予想2要因指定馬表示機能」・「複勝軸馬設定機能」の3機能を有効利用している次第で、今後も、「獲物を狙うハンター方式」の実現に向けて更なる進化を図っていく予定でおります。

科学的競馬投資ソフト:Adinpick4は、常に上位入着の要因(原因)を発見・確認するために各種分析・シミュレーションを継続して行っており、回収率向上に向けて、基準値改定及びソフトバージョンアップを行っていきますので、今後とも科学的競馬投資を宜しくお願いする次第です。


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