2009年07月05日

科学的競馬投資コメント20090705

7月度基準値を公開させて頂きました。
夏競馬開催に対応して、約1年前に導入した季節指数基準をあらためて分析し直して大幅改良しております。
更に、Adinhunter2の7月度基準値対応バージョンのV1005は現在試用可能なWINDOWS−7RC版の64BIT版でもテスト動作確認済みで、私の2台のWINDOWS7−64BIT版では動作しております。
この7月度基準値対応バージョンのAdinhunter2の「レース印毎的中率分析機能」は夏競馬向きの分析が可能になるように大幅改良しており、
・adinhunter2の予想買い目印に対して、◎―○―▲―△―?―なし及び指定なしで分析可能なことは勿論、競馬場・芝ダ・距離・出走条件別及び牡牝別以外にも月別分析も可能で、且つ月度指定で各種分析も可能。
・3歳以上混合戦分析機能を追加して、3歳成長馬・4歳成長馬・古馬に分けて各種分析も可能
・開催競馬以外に過去のデータ分析も可能で、過去のデータ分析は基本は1年ですが、予想算定期間を3年(標準設定は1年)の場合は過去3年分の分析も可能。
これら上記条件で、上位入着率とレース的中率の分析が可能ですが、同時に、該当馬の予想要因がどのようになっているかも一覧表示しながら該当馬の抽出も可能です。
私は、ハンター方式を実践しており、日曜日後半にはそれまでの土日の速報成績データに基づき、開催中のAdinunter2の予想における上位入着馬の特徴をこの「レース印毎的中率分析機能」を使用して活躍馬の内容を把握して馬券検討に反映している次第です。

これから9月初めまでは夏競馬ということで、札幌・新潟・小倉といったローカル競馬場での開催になり、ローカル競馬を得意とする(メイン競馬場では勝てない??)馬達や、成長途上の3歳馬や降級してきた古馬等、今までとは違う観点からの馬券購入の基準が必要と思っております。
今回、夏競馬開催に対応して、約1年前に導入した季節指数基準をあらためて分析し直して大幅改良しておりますので、今年の夏競馬には私は期待している次第です。
季節指数基準は、季節の得意不得手は勿論ですが、それ以上に競馬場の対応能力も大きく反映していますので、夏の札幌・新潟・小倉のローカル競馬場の各馬の対応力を適切に判定してくれると、勝手に期待している次第です。

さて、3歳馬と古馬の混合戦も段々と3歳馬の出走が徐々に増えてきており、今週の混合戦には98頭の3歳馬が出走してきていました。
今週の混合戦も古馬の降級馬と同様に成長途上の3歳馬が活躍しており、今週は29頭の3歳馬が3位以内にきていましたが、人気馬も人気薄の3歳馬も上位3着以内に来ていたようで、Adinhunter2で予想買い目印◎の3歳馬は4頭で内3頭が2着以内にきていましたが、4頭共に人気馬の3歳馬でした。
過去のデータに基づく予想ソフトの宿命とは思いますが、過去の出走回数が少ない3歳馬の穴馬を探すのは非常に難しいようで、やはりAdinhunter2で予想印が付いた人気薄の馬は古馬が多いようですが、今週の混合戦で上位3着以内に来ていた3歳馬で、Adinhunter2で予想買い目印◎は3頭だけでしたが、何らかの印が付いた馬が多く、3着以内に来た3歳馬のうち無印馬は6頭で残り23頭は何らかの予想買い目印が付いていた次第です。

7月度基準値では季節指数基準をあらためて分析し直して大幅改良したのですが、今週の日曜日札幌の最終12Rでしたが、私のAdinhunter2では季節指数注目マーク馬が2頭いまして、プレンテイフェスタ(単勝オッズ:45.2倍)とスペシャルポケット(単勝オッズ:2.1倍)の2頭で、過去の戦歴画面でスペシャルポケットの戦歴をみると納得できたのですが、プレンテイフェスタの過去の戦歴を見てもなぜなのか自分自身でもよくわかりませんでした。
スペシャルポケットは人気馬でAdihunter2の予想買い目印は◎で予想要因も軸馬候補でワイド相手馬候補で季節注目マーク馬で過去10走条件別上位入着優秀馬で34歳成長馬・格上馬で対戦適性○の断然の軸馬候補でしたが、一方、プレンテイフェスタはワイド相手馬候補で季節注目マーク馬で血統適性▲で馬場脚質適性注目馬で今週馬場適性注目馬でしたが、プレンテイフェスタは意外にも予想印は無印でした。
レース終了後に、プレンテイフェスタの過去のデータを確認してみましたところ、過去のタイム理論能力値が低すぎて、予想順位が低かったようで、試しに予想配分設定を変えて出馬表を作成してみました。
総合配分設定の全体設定5配分のタイム理論要因を標準から無しにして出馬表を作成すると、スペシャルポケットの予想買い目印は当然◎のまましたが、プレンテイフェスタの予想買い目印は○に変わっていました。
全体配分設定は、「タイム理論要因」・「独自要因」・「能力発揮度要因」・「過去10走入着要因」・「季節要因(特別)」という5種類の予想要因の予想への影響度を「無・小・標準・大」の4分類に分けて設定することが出来ますが、最近の基準値には配分設定基準値が導入され自動的に基準値に基づいて競馬場・芝ダ・条件別に5配分が設定されますが、配分基準値での設定は「小・標準・大」の3分類での設定で「無」の自動設定はありません。
全体配分設定は基準値に基づかずに、自分自身で設定することも可能で、「総合基準設定」の画面で「配分基準値選択」を「基準値未使用」にしてから「全体配分5配分」の中の「タイム理論要因」で「無」を選択することで、タイム理論要因を予想に反映させなくすることも可能になります。
今回試しに、「タイム理論要因」の設定を「無」にして出馬表を作成したのですが、実は、7月度基準値対応のAdinhunter2の最新基準値対応バージョンに機能追加した「買い目印保存」機能も使用してみました。
「買い目印保存」機能は、時点時点での買い目印を保存しておき保存した予想買い目印を現在の買い目印と横並びで出馬表画面に比較表示できる機能で、「タイム理論要因」の設定を「無」にした場合に買い目印がどのように変わったのかを簡単に確認できました。

話が長くなってしまいましたが、今週の日曜日札幌の最終12Rの結果は、1着がプレンテイフェスタ(単勝オッズ:45.2倍)で2着がスペシャルポケット単勝オッズ:2.1倍)でした。

ワイド相手馬候補で季節注目マーク馬で血統適性▲で馬場脚質適性注目馬で今週馬場適性注目馬という、当然馬券対象にすべきプレンテイフェスタみたいな馬を見つけ出せことが非常に重要と再確認した次第で、今回のプレンテイフェスタの件から、あらためて季節指数基準の重要性をも再認識した次第で、季節指数の予想への反映度合いに関しても今後予想アルゴリズムを再検討する予定でおります。
参考までに、今開催で3位以内上位入着率が高かった予想要因は、上位入着率が高い順に、
1、複勝軸馬候補
2、展開適性注目馬
3、対戦適性良馬
4、季節注目馬
5、34歳成長馬
でした。


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