2009年08月23日

科学的競馬投資コメント20090823

先週のブログで、「新簡単科学的競馬投資ソフ:Adinhunter2は過去のデータ分析以上に、開催中の各種分析機能を充実させたソフトになってきております。」と、開催中の速報成績データに基づいた各種分析機能の話しをさせていただきましたが、さらに速報成績データを利用した開催中のシミュレーション機能もテスト運用しております。
・馬場状態によって上位入着の可能性が高い馬を探し出すシミュレーション機能
・的中率を最大にする総合配分設定シミュレーション機能
・的中率を最大にする全体配分設定シミュレーション機能
の3つのシミュレーション機能をテストしております。
利用方法は、土曜日と日曜日前半の速報でーたに基づき、日曜日後半での予想に反映できるシミュレーションですが、いかんせん土日2日間だけの速報データを利用しますので信頼度の問題が課題として残っております。

また、2週間ほど前に頭の中で発想していたのですが、開催中の競馬場の馬場状態で活躍している血統を速報データから父系母系の血統分析をすることで、今開催での父系母系の血統面からの活躍馬を見つけ出すようなシミュレーション機能のテスト運用を開始しております。
おそらく私の勝手な想像ですが、特異な馬場状態になった場合は有効な感じで、平均的な馬場状態ではあまり有効ではないのでは?と勝手に思ったりしております。
いわゆる良血馬というような誰もが血統が良いと思うような馬はほとんど人気になってしまいますので、良血馬ではないが今の馬場状態で高い能力を発揮できそうな馬を探し出せないかと勝手に思っている次第です。
速報データに基づく開催競馬での「血統面からの活躍馬」のテストを開始して、私自身驚いていることがあります。
従来の「年間平均的発想での血統適性」と速報データに基づく開催競馬での「血統面からの活躍馬」がかなり異なっている点で、速報データから抽出される開催競馬での「血統面からの活躍馬」をチェックしてみると、意外なことに、「年間平均的発想での血統適性」が◎・○・▲でない馬の方が多く、年間平均的発想での血統適性と速報データから算定した開催競馬での血統適性が大きく異なっているということです。
別の言い方をすると、能力を発揮できる血統は馬場状態によってかなり異なるということで、同じ札幌競馬場の芝コースでも平均的な馬場状態で能力を発揮できる血統とタイムのかかる馬場状態で能力を発揮できる血統はかなり異なっている感じです。
今後、年間平均的発想での血統適性と速報データから算定した開催競馬での血統適性について各種角度から分析して、どのように使い分けるかを検討していく予定でおります。


ところで、私が実践しているハンター方式ですが、私の馬券購入は、ある程度の速報データが揃う日曜日の後半のレースが主なのですが、実は馬券を購入するしないにかかわらず土曜日のレースも競馬予想は必ずしています。
実際の私の馬券購入は平均すると、土曜日後半で2−3レース、日曜日後半で6-8レース位が馬券購入レースといった感じです。
馬券購入レースは軸馬候補が決められるレースに絞っていまして、軸馬候補が1頭あるいは多くても2頭に絞れないレースは基本的に馬券購入しないようにしています。
購入馬券の種類は、ワイドと3連複と3連単の3種が殆どで、予想配当によって3種の組み合わせが異なっていますが、買い目点数は少なく3連単でも20点以下が殆どで3連単の平均点数は10点以下の感じです。ワイドは3頭ボックスが主で、3連複は2頭軸が多く3連複の買い目点数は10点以下といった感じです。
私の買い目決定の基本は「軸馬」で、「軸馬」の決め方がハンター方式の鍵を握っていまして、軸馬が来ない場合は当然ながら馬券は不的中になります。
私の軸馬の決め方は、最新の速報データに基づき複勝軸馬候補を抽出するのですが、単にパソコンが抽出した複勝軸馬を軸馬にするわけではありません。
最新の速報データに基づきパソコンが抽出した複勝軸馬をベースにしますが、その他私自身が考案した各種指標に基づき、追加・修正をかなり行います。
現時点では、私が決めた軸馬候補の信頼度はかなり高くなってきており、私自身は満足しております。
現在の私の買い目の決め方は、買い目点数を絞っていることもあり、「軸馬は来たが相手馬が来なかった」というのがかなり多く発生しており、相手馬の決め方が私の大きな課題になっております。
私の相手馬の決め方は、速報データを含めた過去のデータをベースに決めておりますので、過去の成績が悪い馬(例えば、過去3走が2桁着順)を選ぶことが殆どなのですが、近代競馬では過去3走が2桁着順といったいわゆる想定外の馬が3位以内に来ることがかなりあるのが実際で、過去の成績以外という意味で、先ほど述べた現在テスト運用中の「開催時点での父系母系の血統面からの活躍馬」や「開催時点での騎手適性の高い騎手」といった過去の成績とは無関係な新しい指標をテスト運用している次第です。

これは私の勝手な想像ですが、過去のデータからは想定外と思われるような馬は幾ら過去のデータを分析しても馬券対象にすることは不可能(例外として総流しが考えられますが?)と考えており、現時点で私は、開催時点の速報データから相手馬を見つけ出す方法があるはずと考えており、開催時点での「注目活躍馬」や「騎手適性の高い騎手」及び、「馬場適性が高い馬」・「展開適性が高い馬」・「血統面からの活躍馬」等を極力相手馬候補にするように心がけている次第です。


さて先週は、注目馬の34歳成長馬が大活躍で、34歳成長馬を軸馬にして馬券を買っていれば良かった感じでしたが、今週の活躍馬は何だったのでしょうか?
人間の世界でも暑い夏は若者の季節といわれていますが、馬の世界でも暑い夏は成長途上の34歳成長馬が活躍する感じで、今週の活躍馬ですが、札幌記念発想前の時点で抜けて高かったのが先週と同じ34歳成長馬と対戦適性注目マーク馬でした。
今週のメインの日曜日札幌9Rの札幌記念には、34歳成長馬と対戦適性注目マーク馬が各1頭出走していました。34歳成長馬がヤマニンキングリーで対戦適性注目マーク馬がブエナビスタで、結果は1.2着に来ておりました。
次レースの日曜日札幌10Rには珍しいことになんと34歳成長馬が3頭出走していましたが、3頭の34歳成長馬が1・2・3着にきていました。
その次の日曜日札幌11Rでは、34歳成長馬のクーデグレイスが2着にきていました。
そして極めつけは最終の日曜日札幌12Rで、2頭の34歳成長馬のブリッツエンとハギノトラストが1・2着にきていました。
今週の札幌競馬は34歳成長馬が的中馬券の鍵を握っていた感じです。

開催中の活躍馬の抽出は、Adinhunter2の「今週活躍馬分析」機能を使用して簡単に1分以内でできますので、私は、この機能を使用して各開催時点での活躍馬を各種角度から時間をかけて分析するようにしております。
「開催中に同じ活躍馬が来たのはたまたまの偶然で開催中に活躍馬を抽出しても意味がない」と思われる方もおられると思いますが、私は競馬場毎の馬場状態によって活躍する馬は異なるという持論を持ってハンター方式を実践しておりますので、競馬開催中に多くの時間を割いて速報データ収集及び各種分析を行うようにしている次第です。

今週の札幌競馬での34歳成長馬の大活躍がたまたまの偶然と考える方もおられると思いますが、偶然と考える方は、Adinhunter2を使用して競馬開催中に時間をかけて速報データに基づく分析をするのではなく、グリーンチャンネル等のTVでのパドック解説者や競馬予想解説者の話に耳を傾けることをお勧めする次第です
私は来週も同様に、競馬場毎の馬場状態によって活躍する馬は異なるという持論を持ってハンター方式を実践することを決めている次第です。

一方、今週の騎手適性ですが、騎乗回数が多い騎手では新潟競馬での後藤浩輝騎手の上位率が非常に高く、特にダートでは上位率100%でした。
開催中の騎手適性分析を含めて、開催中の簡単な分析ができる「競馬実態分析」という簡易分析機能を現在テスト運用しておりますが、
1.平均配当分析
2.騎手調教師分析
3.入着順位分析
4.休養明・芝ダ変更出走分析
の4つの分析に、過去の分析のみではなく開催中の分析機能を追加した「競馬実態分析機能」を9月度基準値対応のAdinhunter2の次期バージョンに追加予定でおります。


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