2009年09月06日

科学的競馬投資コメント20090906

9月度基準値を公開させて頂きました。
1、ワイド相手馬候補抽出基準の改良
2、秋競馬向きに季節指数基準の改良
等の基準値改良を図っておりますが、最新基準値対応の最新バージョンのAdinhunter2には、「平均配当分析」・「騎手調教師分析」・「入着順位分析」・「休養明・芝ダ変更出走分析」等過去の分析のみではなく開催中の分析機能を追加した競馬実態分析機能も追加しております。
最近私が注目している開催競馬の馬場状態で騎手適性が高い騎手の分析も可能で、騎手分析では、Adinhunter2の予想順位以上の順位の騎手の能力でもて来た指標の上位率に加えて3位以内に持ってきた3位以内入着率も算定していますので、上位率と同時に3位以内入着率も共に高かった騎手を簡単に見つけることも可能になっております。
また、騎手と同時に開催競馬の馬場状態での調教師適性が調教師の分析もしてみましたところ、優秀な調教師とそうでない調教師との間では異常なほど大きな差があり、私自身大変な驚きでしたが、夏のローカル競馬独特の現象かもしれませんが、上位率と3位以内入着率ともに、非常に差がありました。
参考までに、先週の土日で上位率と同時に3位以内入着率も共に非常に高かった調教師は、
・宗像義忠調教師
・松山康久調教師
の2調教師で、特に宗像義忠調教師はパーフェクトに近い状況でした。
そんな事で、開催時点での調教師適性もローカル競馬では重要な要因と思い、現在、調教師の最大の仕事である坂路調教適性との関連を色々と分析開始しております。
そして、今週の土日で上位率と同時に3位以内入着率も共に非常に高かった調教師は、
・池添兼雄調教師
でした。

同様に注目騎手ですが、先週の土日で上位率と同時に3位以内入着率も共に非常に高かった騎手は、
・安藤勝巳騎手
・武豊騎手
騎手でしたが、今週は、
・安藤勝巳騎手
・後藤浩輝騎手
が大活躍でした、特に安藤勝巳騎手は抜きん出て上位率と3位以内入着率共に高くなっていました。
今週の安藤勝巳騎手は土日2日間で7回しか騎乗しておらず、他有名騎手に比べると騎乗回数は半分以下でした。理由は私にはわかりませんが、騎乗回数を絞り込んで騎乗した馬の能力を最大限に発揮していたのが今週の安藤勝巳騎手でした。

現在、最新基準値対応の最新バージョンのAdinhunter2には、開催週での競馬場馬場状態の分析機能として、
1、開催時の馬場状態を分析する速報成績検索・馬場状態分析機能
2、開催中の活躍馬はどんな予想要因の馬なのかを分析・抽出する活躍馬分析機能
3、予想印毎にどのような予想要因馬が活躍しているかを分析・抽出するレース印毎的中率分析機能
4、「平均配当分析」・「騎手調教師分析」・「入着順位分析」・「休養明・芝ダ変更出走分析」等過去の分析のみではなく開催中の分析機能を追加した競馬実態分析機能
5、予想への影響度を分析して影響度の最適配分を行う自動最適配分再出馬表作成機能
そして、
6、私専用でテスト運用中の開催血統適性分析機能
と約6種の速報データに基づく競馬場馬場状態別に分析する機能が揃ってきていますが、一番時間がかかるのが自動最適配分再出馬表作成機能でCORE2DUOのパソコンで10分位の処理時間がかかり、他の処理も全部で数分位かかりますので、競馬開催中の日曜日後半の私は非常に多忙になります。


先週のブログで、「ある程度信頼度が高いと判断できる活躍注目馬は自動的に予想順位に反映するようにすることをテスト運用開始しております。」という話しをさせて頂きましたが、現在、「開催時点活躍注目馬」に加えて、「開催時点活躍血統適性注目馬」と「開催時点活躍注目騎手」を自動的に抽出表示してかつ予想順位に反映するようなテストを行っております。

現時点での最新公開版のAdinhunter2でも「今週活躍馬分析機能」の中の「出馬表の該当馬加点処理」という機能を利用して、上位入着率の高い馬を確認後に自分自身の判断に基づき「出馬表の該当馬加点処理」という機能で予想順位を上げる為の加点処理を手動で行うことができますが、現在テスト中の方法は、開催時点の馬場状態で3位以内上位入着率の非常に高くある程度のデータ数がありある程度の信頼度が確保できる活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手をパソコンが自動判断して自動的に加点処理を行い予想に反映させるという方法で、「今週馬場適性注目馬抽出機能」の処理時に自動処理して3位以内上位入着率が非常に高くある程度の信頼度が確保できる活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手の予想順位を自動的に上げる処理をしています。自動処理ですが、「馬場状態設定画面」で予想への影響度を「無」・「小」・「標準」・「大」を選択できるようにしております。
速報データ取得後に「今週馬場適性注目馬抽出機能」を処理することで、簡単に競馬場芝ダ毎の3位以内上位入着率が非常に高くある程度の信頼度が確保できる活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手を表示出来るようにしていますので、私は重宝しております。
今月一杯テストして、有効と判断した場合には、次月基準値対応のAdinhunter2の次期バージョンに反映予定でおりますが、やはり、非常にデータ数が少ない速報データに基づき、さらに競馬場芝ダ別に算定・抽出していますので、信頼度の問題は残っております。
信頼度の問題はありますが、私が速報データに基づく開催時点の活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手を重要視している理由は、年間平均的発想での活躍馬や血統適性や騎手適性等が、速報データに基づく開催時点とはかなり異なっていることでして、ほぼ同じということでしたら、年間平均的発想だけで馬券検討をすればよいのですが、開催時点の馬場状態で抽出される活躍馬が期待される馬が年間平均的発想で活躍が期待される馬が異なることで、年間発想的予想だけではなく開催時点の馬場状態での予想が必須と考えている次第です。

私が考えるハンター方式ですが、現在テスト中の開催時点の活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手を自動的に抽出して予想に反映する方式が完成することで、誰でも簡単にハンター方式が実現できるようになると期待している次第で、現在は、速報データ取得後に各種分析をして自分なりの判断を加えて予想をするという方式ですので、各種分析にかなり時間がかかりますし、各自の判断によって結果が異なってくる可能性もあるのですが、現在テスト中の自動的抽出・予想方式は、速報データ取得してから「今週馬場適性注目馬抽出」ボタンを押すだけの操作で、競馬開催中での処理ですがそれほどの負担もかからず、誰でも簡単にハンター方式が実践できるようになると期待しているのですが、実は開催中の馬場状態が大きく変わるような場合は有効ではないと思っております。
例えば、土曜日は良馬場でよく日曜日は大雨で日曜日午後には不良馬場になっているような場合は、開催時点の活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手を自動的に抽出して予想に反映する方式は有効ではないと思っております。
科学的競馬投資ソフト:Adinhunter2を使用するには、
1、速報成績を含む「過去のデータのみから予想する(過去のデータ以外は予想に反映していない)」という限界がある。
2、馬場状態が大きく変わるような場合は、開催時点の活躍注目馬・活躍血統適性注目馬・活躍注目騎手を自動的に抽出して予想に反映する方式は有効ではない。
といったソフトの使用条件を理解して使用することが必要と思っております。

さて注目馬ですが、先週は、3位以内上位入着率が抜けて高かったのは、
1、複勝軸馬候補
2、対戦適性注目馬
でしたが、今週も同様で、今週土日で3位以内上位入着率が高かったのは、
1、複勝軸馬候補
2、季節注目馬
3、対戦適性注目馬
でした。
対戦適性はAdinhunter2の出馬表作成処理の半分以上の時間を掛けて膨大なデータ処理をして算定していますが、2週にわたり対戦適性注目馬が大活躍していることで報われた感じです。

そして、今週は、芝ダ変更出走注目馬も大活躍で、以下のような人気薄の馬が上位にきていました。
・土曜日札幌12R3着のヴィーヴァサルーテ(単勝オッズ:42.2倍)
・日曜日新潟2R1着のイフリータ(単勝オッズ:29.1倍)
・日曜日新潟12R1着のストロングポイント(単勝オッズ:78.4倍)
今週は、土日2日間で7頭の芝ダ変更出走注目馬が出走していましたが、7頭の内4頭が3着以内に来ており、Adinhunter2の予想印はヴィーヴァサルーテが◎で、イフリータとストロングポイントの予想印は?でした。


また、最近の混合戦における成長途上の3歳馬と古馬の対決結果は3歳馬が断然優秀です。
私のAdinhunter2での先週の混合戦の3位以内上位率を見てみますと、
・予想印◎の3位以内上位率は、3歳馬が57%で古馬は50%
・予想印○の3位以内上位率は、3歳馬が50%で古馬は35%
・予想印▲の3位以内上位率は、3歳馬が40%で古馬は26%
といった感じで、予想印◎○▲の3歳馬の3位以内上位入着率は古馬に比べて断然高い結果でしたが、今週はどうだったでしょうか?
今週の私のAdinhunter2での混合戦の3位以内上位率は、
・予想印◎の3位以内上位率は、3歳馬が83%で古馬は59%
・予想印○の3位以内上位率は、3歳馬が67%で古馬は32%
・予想印▲の3位以内上位率は、3歳馬が40%で古馬は41%
ということで、先週に引き続き混合戦における3歳馬の3位以内上位入着率は古馬に比べて断然高い結果で、同じ予想印◎○▲でも3歳馬の方が信頼度が高い結果でした。
実は各ソフトによってこの様な結果は異なるはずですが、Adinhunter2の現在の時期でのこの特徴を踏まえると、現時点ではAdinhunter2の予想印◎○▲の馬は3歳馬の方が信頼度は高いということは常に意識してAdinhunter2を使用する必要があると感じております。
この様な分析はAdinhunetr2の「レース印毎的中率分析」機能の混合戦分析機能を速報データ取得後に処理することで簡単にできますので、常に私はこのような3歳馬と古馬の信頼度を確認しながら軸馬決定や買い目の決定をしている次第です。
というのは、強い3歳馬が勝ちあがってしまうと弱い3歳馬しか残らなくなり今度は古馬が勝ちあがるように変化し、3歳馬と古馬の優劣は開催時期と共に変わっていきますので、常に開催時期毎の3歳馬と古馬の優劣は確認しておくことが重要と思っております。



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