2010年01月31日

科学的競馬投資コメント20100131

現在、馬の能力の算定方法の見直しを図っており、タイム理論に変わって「入着順位」や「1着馬からの着差」等を馬場状態に対応した能力として算定する方向で、能力算定方式の見直しを図っておりますが、馬の能力算定方式の見直しに伴い「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の能力算定方式も同時に見直しております。
現在の、「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の能力はタイム理論をベースにしていますので、芝ダ変更出走時や休養明出走時にタイム理論能力がどのように変化するかというタイム理論ベースの基準値になっておりますので、タイム理論から入着順位の能力算定に変える場合は同時に「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の基準値も全く新しい算定方式に変える必要があり、現在「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の基準値をタイム理論能力の増減から、入着順位をベースにした3位以内上位入着率をベースにした基準値に全面改訂してテスト運用を開始しております。
現在、タイム理論に変わって入着順位をベースにした、過去10走で同条件及び上位条件で活躍してきた馬及び下位条件連勝馬等の「過去10走条件別入着順位優秀馬」を抽出する「過去10走条件別入着基準」をベースにした馬の能力の算定のテスト運用も平行して行っておりますが、タイム理論に一長一短があると同様に入着順位理論にも一長一短があり、現在色々と試行錯誤しておりますが、現時点ではタイム理論能力の方が好結果な感じでして、通常の能力算定と同様に、「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の能力算定のテスト運用も行っておりますが、「芝ダ変更出走馬」や「休養明出走馬」の能力算定には「タイム理論」と「入着順位理論」を組み合わせて算定することで信頼度が向上する感じです。
次月2月度基準値では、Adinhunter2向けとして「芝ダ変更出走注目馬」や「休養明出走注目馬」を抽出する基準値を「タイム理論」と「入着順位理論」を組み合わせた基準値に改良予定でおります。

ところで、先週の話で恐縮ですが、先週の大波乱レースの先週日曜日中京10Rの予想印◎のスズカストロング(単勝オッズ:98.8倍)と予想印○のナムラブーム(単勝オッズ:74.2倍)と予想印?のサンマルヘイロー(単勝オッズ:15.0倍)の馬達ですが、芝ダ変更出走馬だったサンマルヘイローは上記の次月2月度公開予定の「芝ダ変更出走注目馬」や「休養明出走注目馬」を抽出する新しい基準値では「芝ダ変更出走注目馬」として抽出され予想印は?から△に格上げされていました。
また、スズカストロングは中央では1勝もできず地方競馬30戦ほどで2勝してから中央に戻ってきたばかりの馬で、私のAdinhunter2の予想印がなぜ◎印だったのか私自身不思議に思っていた次第で、レース終了後に確認してみましたら過去の未勝利戦のレースでその後G2を勝っているマルカフェニックスに先着していて対戦適性2が非常に高い馬だったこともわかった次第です。
競馬というのは、レース終了後に考えてみると「的中できたはず?」と思われるようなレースがいくらでもあるのですが、レース前にはなかなかその手の馬券は買えないというのが実情のようです!!!


さて今週ですが、冬競馬も中間点にきて冬の最大イベントのG1フェブラリーステークスの前哨戦のダート戦G3の根岸ステークスが行われていました。
昨年はダート戦では3歳馬が圧倒的に強く、その強い明け4歳馬が根岸ステークスに5頭も出走してきていました。
私のADINHUNTER2では根岸ステークス直前の速報ベースでの予想印は予想印◎が8歳馬のワイルドワンダー、予想印○が5歳馬のオーロマイスター、予想印▲が4歳馬のグロリアスノアで、5連勝中の1番人気の5歳馬のサマーウインドは予想印△でした。
結果はワイルドワンダーが出遅れで、4歳馬のグロリアスノアが勝って、2・3着が5歳馬のサマーウインドとオーロマイスターということで、年が明けても昨年同様に強い4歳馬が勝ちましたので、2月の最大イベントのG1フェブラリーステークスも4歳馬は要注意と思っております。
一方、京都のメインの京都牝馬ステークスは芝レースで、4歳馬のヒカルアマランサスが1番人気になっていました。私のADINHUNTER2では京都牝馬ステークス直前の速報ベースでの予想印は予想印◎が6歳馬のザレマ、予想印○が6歳馬のレインダンス、予想印▲が5歳馬のベストロケーションで、1番人気の4歳馬のヒカルアマランサは予想印?で、結果は4歳馬のヒカルアマランサが勝って、2・3着がベストロケーション・ザレマでして、ダートと同様に芝でも4歳馬が勝っていました。
年が明けても、成長途上の4歳馬と古馬の比較はあいかわらず難しいようです。

ところで、私のAdinhunter2の今週日曜日の予想印ですが、土曜日終了時の前日予想とレース前の速報ベースの予想が微妙に違っていまして、根岸ステークスでは、前日予想で△のグロリアスノアがレース前予想では▲に繰り上がり、京都牝馬ステークスでは、前日予想で○のザレマがレース前予想では◎に繰り上がり、前日予想で△のベストロケーションがレース前予想では▲に繰り上がっていた次第です。
私の場合ですが、安定馬券ということでワイド馬券を押さえで買うことが多いのですが、私のワイド馬券の買い目は基本的に予想印◎○▲の3点ボックスのワイド馬券ですので、根岸ステークスでのグロリアスノアのレース前予想の▲印、京都牝馬ステークスでのベストロケーションのレース前予想の▲印への繰上げは私には好結果になった次第です。
私の指向する「獲物を狙うハンター方式」は、「不確かな条件下で馬券を購入せずに、できるだけ必要な情報を把握してから馬券購入する」ことを大前提に、「特定の条件下(季節重要要因・馬場状態等)で大活躍する注目馬が見つかった場合に馬券購入する」という方針で、出来るだけ開催中の速報ベースで最新情報を把握してから予想することにしておりますが、今週は良い結果になりましたが、時々ですが、直前予想より前日予想の方が良い結果になる場合もありますが、全体的には直前の速報成績を反映した方が良い感じです。
ユーザー様の中には競馬当日に馬券を購入できず、前日予想で馬券を購入せざるを得ない場合もあろうかと思いますが、出来るだけ直前予想の「ハンター方式」を実践して頂ければと思っている次第です。


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