2010年07月25日

科学的競馬投資コメント20100725

ここ1ケ月ほどですが、最近の競馬環境の変化ということで「新種牡馬の大活躍」と「調教技術の進化」に対応することが近代競馬では重要で、「調教師」と「種牡馬」に焦点を当てた話をさせて頂いておりますが、実は過去のカスタムソフト依頼では「調教師」と「種牡馬」の2要因を組み合わせたカスタムソフトはどういうわけか依頼経験は無く、調教師と騎手の組み合わせを基本とした予想要因あるいは種牡馬だけを基本とした予想要因が殆どで、ユーザー様の期待に反して、JRAの控除率25%を曳いた75%の回収率でしたら良いほうで75%以下の回収率だったことを経験しております。
今後のIT技術の方向は、iPadユーザーに代表されるように、最近流行の音楽とか最近流行のファッションとか最新の動員観客数が多い映画DVDとか最近読まれている電子書籍とか、いわゆる大多数の要望にマッチしたものに関心があつまるものを簡単に検索・使用できるIT機器が爆発的に売れるのは間違いないと思いますが、実は競馬の世界は大多数の情報は限りなくJRAの控除率25%を引いた75%の回収率近づくための情報でして、競馬の世界で本当に必要な情報は皆と違うカスタム情報であると私は認識しております。
他人と違う有効な情報を入手できることが競馬では重要で、私はそれが競馬で回収率1000%以上を超える方法と思っており、今後の競馬ソフトの方向はユーザー独自のカスタムソフトと思っており、特に、ユーザー側で独自要因の条件がどの様な場合に的中率や回収率が最大になるのかをユーザー自身で確認でき、独自要因の設定条件をユーザー側で最適設定できる「分析型最適設定カスタムソフト」と私は勝手に思っております。
私が、最近の競馬環境の変化ということで「新種牡馬の大活躍」と「調教技術の進化」に対応することが近代競馬では重要で、「調教師」と「種牡馬」に焦点を当てているには、実は別の理由もありまして、それは従来のAdinhunter2の予想要因とは全く異なる観点での要因ということで、特に馬の能力等とは全く無関係で人気とも殆ど関係なくて高配当馬券につながる予想要因になる可能性が高いことです。


ところで、マイクロソフトは7月13日に、検索サービス「Bing」 日本版を正式に提供開始したそうです。
検索ではグーグルに完全に水をあけられて巻き返しを図るつもりでしょうが、私も含めてマイクロソフト離れは今後もドンドン進むと思っております。
OSのWINDOWSや開発ソフトVS2010等最近のマイクロソフトの提供ソフトの問題多発に嫌気がしている多くのユーザーは、今後マイクロソフトが提供するものを使用したくないというのが本音ではないかと勝手に思っております。
もし私がマイクロソフトの検索サービスを利用する場合には条件がありまして、「WINDOWSの問題が発生したときや、開発ソフトVS2010等に問題が発生した場合に、最適な解決策を簡単に検索することができる」なら間違いなくその検索サービスを利用します。
マイクロソフト製品の問題点や解決策を一番理解しているのは間違いなくマイクロソフトと思いますので、その優位性を武器にした検索サービスを提供すれば多くのユーザーを獲得できると私は勝手に信じている次第です。

先週の混合戦の話ですが、混合戦が始まった頃は若馬の3歳馬が強かったのですが、強い3歳馬が勝ち上がってしまい残った古馬が活躍できるような状況になって来ている感じがしたのですが、今週は、ダート戦では3歳馬より古馬が3位以内上位入着率は高くなっていましたが、芝レースでは3歳馬が成績が良かったようです。
3歳馬と古馬の混合戦は時期と共に強い馬が勝ち上がって残っていた馬が次に勝ち上がって行きますので、若馬と古馬の対戦成績は順次変化していきますので、3歳若馬と古馬の比較には当面注意が必要と思っております。


ところで現在、カスタム依頼のユーザー様と共同で「調教師」と「種牡馬」との組み合わせ分析として、「休養明馬(短期と長期を分離)」・「芝ダ変更出走馬(芝からダートとダートから芝)を分離」・「混合戦の若馬3歳馬」・「混合戦の降級馬」・「7歳以上高齢馬」・「ブリンカー装着馬」・「距離延長馬」・「距離短縮馬」の10要因に関して各種テストを行っていますが、先週分の分析でも混合戦の3歳馬の的中率・回収率は悪い結果になっていました。
先週の「調教師」と「種牡馬」との組み合わせ分析では、10要因の中でも「長期休養明馬」及び「ダ芝変更出走馬」は単回収率・複回収率共に100%を超えていました。
当方でも、貴追加分のカスタムソフトを使用してみましたが、過去1年分の該当馬抽出処理で、3時間位かかりましたが、絞り込み表示は10秒位でしたので、条件を変えて絞り込み表示でどのような条件設定がいいのか各種テストをしてみましたが、条件設定によってかなり的中率と回収率が変わってくる感じです。
ちなみに、カスタム依頼のユーザー様と共同で過去1年分のデータで、調教師と種牡馬の複勝率設定を以下にした場合で、かなり変わっていました。
・調教師種牡馬の複勝率20%設定時は、的中率28%単回収率81%複回収率82%
・調教師種牡馬の複勝率25%設定時は、的中率32%単回収率90%複回収率84%
・調教師種牡馬の複勝率30%設定時は、的中率35%単回収率100%複回収率95%
でして、個々の要因別でもかなり的中率・回収率は違っていまして、回収率100%以上は以下になっていました。
・調教師種牡馬の複勝率20%設定時は、回収率100%以上の要因は「芝ダ変」
・調教師種牡馬の複勝率25%設定時は、回収率100%以上の要因は「BL装―距離短―距離延」
・調教師種牡馬の複勝率30%設定時は、回収率100%以上の要因は「混合戦3歳馬―BL装―距離延」
でして、条件設定を適切にすることが過去のデータ分析からも重要な感じでした。

ところで、カスタムソフト依頼のユーザー様の中で意外と多いのが、過去のデータで上位入着馬(1着から3着)をユーザー様なりに分析して、その上位入着時の条件を把握してその上位入着時の条件で予想するといったようなカスタムソフトで、殆どの場合は、JRAの控除率を除いた回収率75%に近づき、まず回収100%を超えることは殆どありません。
理由は簡単で、
1、 競馬は過去の成績通りに馬が走ることはそれほど多くない。
2、 上位入着時の分析は片手落ちで、上位入着しない場合の分析が欠けている。
ということで、
私は、過去のデータで上位入着馬(1着から3着)をユーザー様なりに分析して、その上位入着時の条件を把握してその上位入着時の条件で予想するといったようなカスタムソフト依頼が来た場合は、当方で念の念の為に同じ条件で着外の場合も当方で分析してみること以外と同じ条件で着外になっている場合が非常に多いことが判明したりします。
ユーザー様ご自身で自分が決めた独自予想方法の上位入着率は勿論のこと着外率や回収率等も分析・確認することが非常に重要と思っております。

さて今週ですが、芝ダ変更出走注目馬が活躍していました。
現在、休養明基準と芝ダ変更基準値に「調教師」と「種牡馬」との組み合わせを反映した新しい基準値をテスト運用しておりますが今週は非常に好結果でした。
私はハンター方式の実践ということで日曜日後半のレースからさらに絞ったレースの馬券を購入するようにしておりますが、
日曜日函館8R2着の芝ダ変更出走注目馬のドリームセイバー(単勝オッズ:58.9倍)
日曜日小倉9R1着の芝ダ変更出走注目馬のユメイッポ(単勝オッズ:18.7倍)
「調教師」と「種牡馬」との組み合わせを反映した休養明基準と芝ダ変更基準値は、次月基準値に反映予定でおります。


この記事へのトラックバックURL