2010年08月08日

科学的競馬投資コメント20100808

以前にもブログに書きましたが、世の中には多くの競馬予想ソフトがありますが、私の勝手な思いですが、どの予想ソフトも的中率や回収率は殆ど変わらないと私は思っております。
どんな予想ソフトも、土日2日間で何レースかは的中するはずで、問題は、その的中するレースを選べるソフトになっているかどうかが重要と私は思っております。
単に予想順位や**指数などが算定されるだけのソフトは、的中レースを選べるソフトにはならないと思ったりしており、予想順位や**指数の背景となる要因がどうなっているかがわかるように様になっていることが重要と思っております。
科学的競馬ソフトadinhunter2では、年間平均的な予想要因としてタイム理論ベースの前走能力・平均能力をはじめ血統面での血統適性、対戦成績面での対戦適性をはじめ、休養明適性・芝ダ変更出走適性や馬場脚質不利克服馬や、総合指標の季節適性や複勝軸候補、及び速報ベースの各種予想要因等多くの予想要因があり、私自身が決めているこれら多くの予想要因の重要度をベースにしてどのような予想要因の組み合わせの場合に軸馬の信頼度が高いかどうかを判断して、馬券購入レースを選択しております。
さらに、ハンター方式ですので、速報データがある程度確保できている日曜日後半レースのなかから馬券購入レースを選ぶことを基本にしています。
そして、競馬の一番の課題が、的中した場合の配当でして、低配当と高配当では全く収支が異なってくるわけですが、実はこの課題は運任せというのが競馬と思っております。
高配当を狙って馬券購入しても一番配当が低い馬券が的中してしまうというのが競馬と思っております。
特に最近の私は、最近の競馬動向の反映として、特に「新種牡馬の大活躍」と「調教技術の進化」が特に大きな環境変化と思っておりますので、「調教師」と「種牡馬」を組み合わせた予想要因をかなり意識して利用しております。
「新種牡馬の大活躍」という観点では、新馬戦のレース後にTVで競馬界説者が「またも新種牡馬の子供が1着です。新種牡馬から目を離せません!」とよく言っておられます。
デイープインパクトとかハイヤーゲームなどはつい最近まで走っていた馬ですが既に種馬になってその子供が大活躍です。
「調教技術の進化」では、
1) 休養明馬を休養明初戦に活躍させる調教技術
2) 長期休養明馬を長期休養明初戦に活躍させる調教技術
3) 芝からダートへの変更出走馬を活躍させる調教技術
4) ダートから芝への変更出走馬を活躍させる調教技術
5) 距離延長馬を活躍させる調教技術
6) 距離短縮馬を活躍させる調教技術
7) ブリンカー装着馬を活躍させる調教技術
8) 3歳の若馬を活躍させる調教技術
9) 降級馬を活躍させる調教技術
10) 7歳以上の高齢馬を活躍させる調教技術
等に関してテスト的に私専用の基準値を設定してテスト運用しておりますが、今までとは違う発想の予想要因ということもあり、最終判断に非常に重宝しております。
現在はテスト運用段階ですので、上記10種の要因を3位以内上位入着率によって20%以上をC、25%以上をB、30%以上をAと出馬表画面に表示できるようにして、判断できるようにしておりまして、例えば、長期休養明馬に関しては過去2年での調教師の3位以内上位入着率が27%で種牡馬の3位以内上位入着率が32%でしたら、2桁表示で「BA」と表示し、芝からダートへの変更出走馬に関しては、過去2年での調教師の3位以内上位入着率が24%で種牡馬の3位以内上位入着率が22%でしたら、2桁表示で「CC」と表示して、どんな場合に該当馬が活躍しているのかを確認できるようにしておりますが、調教師・種牡馬共にAランクで「AA」と表示されるような馬は非常に少ないのですが、この該当馬が上位にくる確率は非常に高い感じです。
当面テストを継続して最適な調教師・種牡馬の基準値を算定できればと思ったりしております。
最新基準値の8月度基準値では、休養明と芝ダ変更に関してだけですが調教師・種牡馬の組み合わせを反映した基準値に改良しております。


先日のニュースで「発売から1年経たずして、「Windows 7」は前版「Windows Vista」のネット利用シェアを追い抜いた」と掲載されていました。
「2010年7月の1カ月間で、Windows 7はインターネットにアクセスした機器の14.46%で使用されたのに対し、Windows Vistaは14.34%となり、初めて最新版OSが前版を追い抜いた。Microsoftは、昨秋発売したWindows 7のライセンス販売本数が1億7500万本に達したことを明らかにしている。一方、「Windows XP」は今なお最も利用率の高いOSとなっており、シェアはWindows VistaとWindows 7を合わせた数の2倍を超える。Windows XPは2010年7月、ウェブにアクセスした機器の62%近くで使用された。」とのニュース内容でした。
WINDOWS-XPのシェアーが今でも6割以上という状況だそうです。
私の勝手な想像ですが、XPユーザーのほとんどは個人ではなく企業等と思っていますが、今後も企業等ではXPからWINDOWS7に移行することは少なく、パソコンにインスツールするのではなく、クラウドコンピューテイングに移行する傾向のような気がしてなりません。
マイクロソフトもこの辺の動向を意識している感じで、マイクロソフトが今後は従業員の6割をクラウド関連に割り当てるという話もなんとなく納得できる話と思っております。
企業はマスコミやマイクロソフトのコマーシャル等ではなくITの専門担当者が企業として独自判断ができますが、個人は各人の判断基準がない感じで、マスコミやマイクロソフトのコマーシャルで判断すると痛い目にあうような気がしてなりません。
米調査会社のガートナーの予想では、「クラウドコンピューティング」の世界市場規模が2010年に 683億ドル(約6兆2000億円)で、14年の世界市場は1488億ドル(約14兆円)まで拡大すると予想しているそうで、今時、2年で2倍のなる大きな市場は殆どないのが実情ですので、「クラウドコンピューティング」市場は今後のIT関連の目玉市場であることは間違いないような気がしております。


さて、今週も休養明馬と芝ダ変更出走馬に関して、現在テスト運用中の「調教師」と「種牡馬」の上位入着率が高い馬が活躍していました。単勝オッズ10倍以上の馬は以下になっていました。
1)土曜日函館6Rの芝ダ変更出走馬で変換後能力が抜けて高かった予想印?のラステイングソング(単勝オッズ:22.9倍)は2着で休養明調教師種牡馬ランクは「BC」
2)土曜日新潟8Rの休養明適性注目馬で予想印◎のエバーシャイン(単勝オッズ:11.3倍)は2着で芝ダ変更調教師種牡馬ランクは「BC」(3歳馬調教師種牡馬ランクは[AB])
3)土曜日小倉12Rの休養明馬で予想印△のウインベルカント(単勝オッズ:13.7倍)は2着で休養明調教師種牡馬ランクは「C−」(3歳馬調教師種牡馬ランクはなんと最高クラスの[AA])
4)日曜日新潟4Rの芝ダ変更出走馬で変換後能力が抜けて高かった予想印△のデジタルタイフーン(単勝オッズ:73.9倍)は2着で芝ダ変更出走調教師種牡馬ランクは「C−」
5)日曜日新潟9Rの芝ダ変更出走馬で予想印?のスマートシルエット(単勝オッズ:18.0倍)は1着で芝ダ変更出走調教師種牡馬ランクは「BC」(3歳馬調教師種牡馬ランクは「AB」)
6)日曜日新潟11Rの休養明馬で予想印?のリザーブカード(単勝オッズ:24.2倍)は3着で休養明調教師種牡馬ランクは「CC」(このレースで1着にきた休養明馬の予想印◎のレッツゴーキリシマは休養明調教師種牡馬ランクはなしでした。)

ところで、芝ダ変更出走馬はどうしても未勝利戦への出走が多いのが常で、これは出走回数が少ない時期に芝とダの両方を走らせてどちらの能力が高いのかを確認しているのではないかと私は思っております。そんなこともあり未勝利戦で私が馬券購入するのは芝ダ出走馬が多くなっております。

実は休養明馬や芝ダ変更出走馬のカスタムソフトの依頼が結構多いのですが、
・ 休養明け馬では、過去に休養明けで好走した経験があるとか、休養明け3戦目で休養明後に徐々に勝ち馬との着差を詰めてきている馬
・ 芝ダ変更出走馬では、芝からダへの出走変更馬では過去にダートで好成績の馬とか、逆にダから芝への出走変更馬では過去に芝で好成績の馬
といった条件を指定されるカスタム依頼も時々ありますが、これら条件は誰でも簡単に判断できる条件で多くの場合は人気になっている馬が殆どです。
Adinhunter2の予想要因の休養明適性とか芝ダ変更適性は実はその馬の過去の成績は全く反映しておらず、調教師とか種牡馬等の血統等で判断しておりますので、過去に休養明経験のない馬や芝ダ変更では過去の芝(ダ)経験のない馬も判断できる予想要因になっています。
休養明も3戦目の狙いではなく休養明初戦を狙うから高配当馬券になるのであり、芝ダ変更出走馬も過去に芝とかダの経験がない馬を狙うから高配当馬券になるので、Adinhunter2では、休養明け馬は休養明初戦狙い芝ダ変更出走馬は過去に芝(ダ)の経験がない馬を狙い、高配当馬券を狙うことを前提にして休養明適性とか芝ダ変更適性という予想要因を設定しております。
今週の例では、日曜日新潟4Rのダート戦で2着にきた芝ダ変更出走馬で変換後能力が抜けて高かった予想印△のデジタルタイフーン(単勝オッズ:73.9倍)は過去3戦共に芝レースで全て2桁着順の馬でした。このようなその馬自身の過去の成績から判断できない馬を調教師とか種牡馬等の血統等で判断するからこそ高配当馬券になると私は思っております。
逆に言うと、私は休養明馬や芝ダ変更出走馬は信頼度が低いことを踏まえて、リスクの割に配当が低い休養明馬や芝ダ変更出走馬の馬券は買わないようにしている次第です。
私の過去の拙い経験からですが、競馬では高配当馬券を的中しないと収支プラスにはならないと思っており、他人が知らない自分だけが知っている穴馬を見つけることが競馬では最重要と思っている次第です。


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