2010年10月24日

科学的競馬投資コメント20101024

先週のブログの続きになりますが、私の科学的競馬のスタンスは、「競走馬は過去のデータ通りには走らないことが多いが、データ通りに走ることもある」ということを基本にして、どんな場合に過去のデータ通りに走るのかの研究をしてきた次第で、私の過去の拙い経験からですが、条件設定を細かくすればするほど過去のデータ通りに走らないというのが私の認識になっており、現在、条件設定の観点から配分基準を再検討しておりますが、現在の総合配分基準と全体5配分基準は競馬場・芝ダ別というかなり細かい条件設定での基準値となっておりますので、再現性の向上を狙い全競馬場での単に芝ダという条件での基準値を追加して、基準値を切替えて予想できるように改変して現在テストを開始しております。
幸いADINHUNTER2には買い目印(予想印)の保存機能がありますので、出馬表に2つの基準値の予想印を表示して比較検討することも簡単にできますので、毎週の実際の競馬でテスト運営しながら両基準値の長所欠点等を確認しております。

ADINHUNTER2にはユーザー自身の好みの設定ができる機能を保有しておりますが、私は基準値等の選択を含めて設定の違う出馬表の予想の違いを予想印の保存機能を利用して、予想印の信頼度を確認することをよく致します。
同じ予想印が◎でも設定の違う条件でも同じ印◎で変化しない馬と設定を買えると予想印が○▲に変わる馬は信頼度が低いと判断するような利用をしたりします。
私は、Adinhunter2が算定した予想印の信頼度をあらゆる角度から検討確認するようにしています。手間隙がかかりますが、馬券的中の為には時間を惜しむことはしないようにしています。

予想印や重要な予想要因等の信頼度を確認する私の方法は他にも色々とあり、現在7種類ほどの信頼度確認方法を実践していますが、長期に渡ってAdinhunter2を使用し続けて自分で試行錯誤しながら探し出した方法ですが、今でも新しい方法を探し続けている次第です。
ユーザー様がAdinhunter2の予想印の信頼度を確認できる方法をご自身で探し出してAdinhunter2をより有効に活用されることを期待している次第です。



先週のブログでは、全競馬場での馬場脚質不利克服馬と、出走競馬場と同じレースの馬場脚質不利克服馬場合の上位入着率を算定してみましたところ、同じ競馬場で不利を克服した馬の方が上位入着率が高い感じという話を致しましたが、やはり同じ競馬場で不利を克服した馬の方が再現性が高く信頼度が高いということと思っております。

現在、2週間前からですが、重要予想要因の馬場脚質不利克服馬の信頼度確認等m約7種類の以下の信頼度確認のテスト運用を開始しております。
1、 予想印◎:5つの馬場状態で常に予想印◎で変化しない。
2、 予想印◎:総合配分・全体配分を全競馬場と競馬場毎の2通りの設定でも常に予想印◎で変化しない。
3、 複勝軸馬候補:5つの馬場状態で常に複勝軸馬候補で変化しない。
4、 複勝軸馬候補:複勝軸馬の抽出条件を変えても常に複勝軸馬候補で変化しない。
5、 馬場脚質不利克服馬:全体及び同競馬場のどちらの設定でも常に馬場脚質不利克服馬で変化しない。
6、 休養明・芝ダ変更出走馬:別角度からの信頼度確認という観点での競馬変化の最重要要因と私が考える調教師種牡馬入着率が非常に高い馬。
7、 重要予想要因点数方式優秀馬:私が重要と判断した約10種類の予想要因を点数換算して特定点数以上になった優秀馬。
まだテスト運用を開始して2週間たらずですので、上記7つの方法の内でどの方法が有効性が高いのかも判断できていない状況ですが、今後も上記以外に更なる別の方法も色々と違う観点から信頼度チェックを試していく予定でおります。
毎週毎週実際の開催競馬で信頼度チェックの確認作業をしておりますと、「こんな方法の信頼度チェックは有効では?」と色々なアイデアが出てきますので、時間をかけて予想印や重要予想要因の信頼度チェックを色々とテスト運用で試してみる予定でおり、興味深いテスト結果がでましたら、ブログで紹介させて頂く予定でおります。
上記7つのテスト運用中の信頼度確認チェック機能ですが、土日2日間の出馬表の予想印◎及び複勝軸馬候補及び馬場脚質不利克服馬等の信頼度をチェックにかかる時間は5分以内の処理時間で、最近のパソコンの能力の高さには驚くばかりです。人間業ではできない膨大な処理をいとも簡単にしょりしてしまうパソコン能力には驚くばかりです。
上記7つのテスト運用中の信頼度確認チェック機能ですが、次月基準値対応のAdinhunter2のV2023では年間基準値ユーザー向けの期間限定優待機能に追加する予定でおります。


ところで、先日のニュースによると、シャープはパソコン事業からの撤退を明らかにしたそうです。ライバルメーカーとの競合による価格下落で収益が見込めないと判断し、昨年末で生産を打ち切っていたのですが、今後は電子書籍対応の携帯端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」や多機能携帯電話(スマートフォン)の販売とコンテンツ配信に特化するとのことです。
何でもできるが問題発生の可能性が高いパソコンから、電子書籍対応の携帯端末や多機能携帯電話(スマートフォン)等の端末機器に特化する方向ですが、日本の他の競合メーカーも生き残りは難しい感じがしています。
今後は、ますます書籍・音楽を初めとして皆が同じ情報を取得する端末が主流になっていくのは間違いないと思いますが、競馬は皆と同じ情報では絶対に勝てないのは自明の理ですので、競馬に関してはユーザーカスタムソフトを動かすパソコンは生き残る可能性が高いと私は思っております。

今日は、年1回のJRA−VANのソフト開発者が集まる懇親会が東京競馬場でありましたので、私も東京競馬場に行っていました。
菊花賞は私の近くに座っておられた方では1着にきた馬の複勝馬券を的中されたソフト開発者の方がおられましたが、他は不的中だった感じでした。当然私も不的中でした。
競馬の売り上げの話を開催者のJRA−VANの役員の方が話されておられましたが、毎年売り上げが落ちてきているそうですが、今年はさらに落ち込みが激しいとのことでした。
高度成長期を支えた団塊の世代が定年退職の時期にきていますので、今後さらに落ち込むのではないかと私は思っております。


来週は、古馬のG1天皇賞です。
アーネストリー・ブエナビスタなど馬場脚質不利克服馬が数頭出走予定で、1頭は最強馬場脚質不利克服馬ですが、ブエナビスタは最強馬場脚質不利克服馬ではないので、ブエナビスタと最強馬場脚質不利克服馬の2頭軸の馬券を購入するか判断に迷っております。


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