2011年03月13日

科学的競馬投資コメント20110313

今週の競馬開催は中止されました。
私は阪神大震災を経験していますが、津波の恐ろしさには驚きました。
神戸を中心とした狭い範囲での阪神大震災と違い、広範囲にわたる自然災害ですので今後の復興が非常に気がかりです。
自然災害に対して、人間の英知を集めた復興に期待する次第です。


さて現在、今年4月末から発売のWIN5馬券を検討する為のAdinhunter5という新ソフトの開発を開始しております。
現在のAdinhunter2からWIN5馬券検討に必要な機能と処理のみに限定して、WIN5向けの新機能を追加したソフトでして、各出走馬の信頼度をベースに各レース毎に上位1頭から3頭の単勝候補を検討することを主目的にしており、開催時点の馬場状態や活躍馬を反映して、更に競馬環境変化への対応として調教技術の進歩や新種牡馬の動向を反映して、できるだけ買い目点数を少なくして私でも毎週WIN5馬券を購入できるようなソフトを目指しております。
私にとって、最高で2億円の配当というWIN5というのは不思議な魅力がありまして、どうしても毎週購入したいと思っております。
競馬で損しない方法は「馬券を買わないこと」と誰かが言っておられましたが、馬券を買わなければ2億円の配当を得ることは絶対にできませんので、私はできるだけ少ない買い目点数で毎週馬券を購入し続ければ、死ぬまでには的中できる可能性があると勝手に思ってAdinhunter5を私用に開発開始している次第です。
WIN5向けですので、1着候補を探し出すのが主目的になりますので、基準値の大半を新規作成する必要がありますので、かなりの開発時間が必要な感じです。
現在の基準値は3着以内にくる可能性の高い馬を探すことを主目的にしていますので、過去の1・2・3着馬を中心に基準値を算定しているのですが、WIN5向けでは1着馬を中心に新基準値を算定し直して、1着基準と3着以内基準のどちらかを選択可能にする予定でおり、ワイド・3連複馬券検討には3着以内基準を選択でき、単勝・馬単・3連単・WIN5馬券検討には1着基準を選択できるようにする予定でおります。


このWIN5発売の影響と思われますがカスタム依頼の内容が変化してきておりまして、従来の穴馬を探し出す依頼よりも、1着に来る可能性が高い馬を探し出すといったWIN5馬券を意識した依頼・問い合わせが増えてきている感じで、ユーザー様も超高額馬券のWIN5馬券に夢を持っておられる感じです。
自分専用のカスタムソフトで最高2億円馬券をゲットすることはある意味では夢に終わる可能性もありますが、夢を見ながら競馬をするというのも新しい競馬に対する考え方と私は勝手に思っております。



先週ですが、私のAdinhunter2の「今週活躍馬分析」機能では3位以内上位入着率が一番高かった予想要因は血統適性注目馬でして、先週土日2日間で9頭の血統適性注目馬が出走していてその内の7頭が3位以内に来ていまして、先週の弥生賞2着のプレイ(単勝オッズ:16.6倍)も実は血統適性注目馬でした。
私は基本的に3歳戦は買わないのですが、先週の弥生賞は人気がそれほどなくADINHUNTER2の予想印◎で近親血統にG1馬がいることに加えて先週のレース前の時点でも血統適性注目馬が大活躍したことを確認して、馬券を購入したのですが、やはり3歳戦ということでワイド馬券を購入した次第です。
私の実践しております「獲物を狙うハンター方式」というのは、過去に何度もブログでも書いておりますが、
「不確かな条件下で馬券を購入せずに、できるだけ必要な情報を把握してから馬券購入する」ことを大前提に、レース直前の最新情報を有効に活用して「特定の条件下(季節重要要因・馬場状態等)で大活躍する注目馬が見つかった場合に馬券購入する」
という方針に基づき馬券購入するのですが、先週の弥生賞はハンター方式の典型的な馬券購入例でした。

恐らく、日本全国の馬券購入されておられる方は、各人各様の判断基準に基づいて「軸馬の絞込み」と『馬券購入レースの絞込』をされておられるはずですが、各人の持っておられる判断基準によって回収率は天と地の違いが出てしまうと思っております。
私は、過去のデータ(速報成績も含む)のみで判断した「軸馬の絞込み」と『馬券購入レースの絞込』には限界があるということは承知しておりますが、殆ど当たらないパドック解説者や競馬解説者の言われることには聞く耳を持たずに、不確かな情報にも惑わされずに過去のデータのみからでも科学的な考え方に基づけば「軸馬の絞込み」と『馬券購入レースの絞込』が適切できるレースもあると思っております。
当然ですが、私も全レースについて「軸馬の絞込み」と『馬券購入レースの絞込』が適切できるとは思っておりません。「的確な判断が可能な日曜日後半の数レース」に限り過去のデータのみからでも科学的な考え方に基づけば「軸馬の絞込み」と『馬券購入レースの絞込』が適切できると思っている次第です。

近代競馬では毎週毎週活躍する馬の予想要因が異なるのが一般的で、先週は近走は不振だか過去に上位条件で活躍していた過去の実力馬で血統適性が良かった馬が大活躍していたと思えば、翌週は近走殆ど上位入着している成長途上の34歳馬で馬場適性が高い馬が大活躍するといった感じで、近代競馬では土曜日の動向から日曜日に活躍が見込める馬を見つけることが重要と思っております。
同様に、先週大活躍した騎手が翌週は不振というのは競馬では一般的なことで、常に人気になる武豊・岩田康成・安藤勝巳騎手等の有名騎手は常に毎週そこそこの成績なのですが、開催競馬毎に抜けた成績の騎手は、開催毎に違う騎手のことが多く、私は「馬場状態を的確に把握して騎乗している騎手は、馬場状態を理解しないで騎乗している騎手に比べて、馬の能力を最大限に発揮させることができると」思っており、開催時点での活躍騎手には要注意と思っております。
各競馬場の馬場状態は日々かなり変化しているようで、同じ競馬場の芝コースでも先週と今週ではかなり馬場状態が違う場合が多いようです。
Adinhunter2では、馬場適性や季節注目マーク馬や複勝軸馬候補等の予想順位に大きく影響する重要な予想要因も馬場状態によってかなり変わりますので、馬場状態によって予想印も変わってきますので、まずは開催時点の馬場状態と活躍馬(3位以内上位入着率が高い予想要因馬)の適切な把握が重要と思っている次第です。



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