2011年03月21日

科学的競馬投資コメント20110321

津波の巨大な破壊力にはただただ驚くばかりです。
南の宮崎・鹿児島の火山噴火から、北の東北・関東の地震と、日本全国が自然災害に見舞われて、よくは分かりませんが、今まで人間がしてきたことに地球が怒っているのではないかと思ったりしている次第です。
多くのスポーツが開催中止のなかで阪神・小倉競馬が開催されることになりましたが、3月の開催は「被災地支援競馬」ということでレースへの出走馬1頭につき馬主3万円調教師1万円騎手3千円の合計4万3千円の義援金を拠出して今週3日間で約4千万円の義援金になるとのことです。
JRAの大義名分は「馬券を買って被災地の応援をしよう」とのことと思いますが、レースが終わってみれば購入した馬券代金を義援金に寄付した方がよかったということになっていた方もおられたと思ったりしております。
クラシックシーズンになりクラシックのステップの3歳馬は桜花賞・皐月賞、そしてオークス・ダービーへ向けた努力を重ねてきておりますので関係者の今までの努力を無駄にしないという背景もあろうかと思ったりしております。
私個人の勝手な思いですが、馬以上に春の高校野球の高校球児には、甲子園を目指して並々ならない努力を重ねてきたことを考えると、これまでの努力の成果を甲子園で発揮できる場を実現できることを期待している次第です。
私自身も阪神大震災では苦難の経験をしており、電気は1−2日で復旧しましたが、水道は3週間ほどかかり、ガスは2ケ月ほど復旧の日数がかかりましたが、今回の東北関東大震災は、どの位の復旧期間がかかるのでしょか?
私自身が復旧したと感じたのは、ガスが復旧してお風呂に入れるようになってからで、風呂に入ると元気が出てきました。
日本人には風呂が元気の源と思った次第で、東北関東大震災の被災者が一日も早くお風呂に入れるようになることを願っている次第で、全国日本人の英知と活動力に期待している次第です。
それにしても日本の自衛隊・警察・消防の震災時の活動には感服している今日この頃です。


さて、ここ1−2年ですが、私は競馬環境の急激な変化を感じており、最近の競馬環境の急激な変化に、過去のデータをベースにした科学的競馬投資ソフトでは対応が段々と難しくなってきている感じで、過去のデータ通りに馬が走らないケースが毎年増えてきている感じがしており、最近の競馬環境は調教技術の急激な進歩や新種牡馬の大活躍等に代表されるように、過去のデータのみでは対応できない状況になってきていると私は最近感じている次第です。
そういう背景から、今後は、以下のような競馬環境の変化に対応する必要性を感じております。
1、 過去のデータに加えて、開催時点の馬場状態や馬場脚質状態や開催時点で上位入着している活躍馬の把握等を今まで以上に積極的に行って、開催時点に対応した的確な予想をする。
2、 最新の競馬環境変化を分析して最新の動向を的確に予想に反映する。
ということの必要性を感じております。
極端な言い方をさせて頂くと「過去のデータだけでの競馬予想では最近の競馬では歯が立たなくなってきている」と感じている次第です。

さて、以前にもブログに書きましたが、今年4月末から発売の新馬券WIN5向けに、新ソフトAdinhunter5の開発に着手しております。
従来の3着以内を目的にした基準値とは全く異なる基準値を新規に作成して、1着用基準と3着以内用基準を選択可能にする新機能を搭載して、処理時間も従来のAdinhunter2の半分以下の処理時間を目標に開発しております。
予想要因も今までの経験から特に有効な要因に絞り込んで、信頼度という出走馬相互の関係を重視して、更に過去のデータ以外に、開催時データを積極的に活用すると同時に、競馬環境の変化として最新の調教技術と新種牡馬を反映した基準値を有効活用して、開催時及び競馬環境変化に的確に対応した予想ができることを最大目標にして開発を開始しております。
現在、一応予想印が表示できる段階まで開発が完了しており、今後は予想信頼度を確認しながら改良を加えていく予定でおり、当面は私自身の個人用として活用していくつもりでおります。
開発途上のAdinhunter5の予想方式は現Adiinhunter2の予想方式とは全く異なりますので、当面2つのソフトを比較しながら最適な予想方法を確認しながら予想要因・予想印の信頼度向上を図っていくつもりでおり、逆にAdinhunter5でよい方法が見つかれば現Adinhunter2にも反映して改良を図るつもりでおります。
現在開発途上のWIN5向けのADINHUNTER5ですが、年間基準値契約ユーザー向けの優待機能としてAdinhunte5の試用版の提供を検討しており、試用版に基づき色々と意見交換することも考えたりしておりますが、まずは私がAdinhunter5を試用してある程度の改良を加えてからと思っております。

来週は、今年の芝での最初のG1の高松宮記念です。
高松宮記念は中京でしたので、阪神開催での高松宮記念というのはなんか違和感があります。
今年の芝レースでは古馬に比べて4歳馬が強いという認識が私には定着しておいりますので、現在テスト運用中の調教師種牡馬分析機能で4歳の若馬の能力を最大限に発揮できる調教師と種牡馬を抽出してみました。
コスモセンサー:BA
セイコーライコウ:AB
ダッシャーゴーゴー:AC
一方逆に、高齢馬を活躍させる調教師種牡馬では、
キンシャシャノキセキ:AA
でした。


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