2012年08月18日

科学的競馬投資コメント20120819

先週のブログで、以下内容を書かせて頂きました。
「今回開発中の新ソフトはシンプル予想を基本命題にしており、基本予想部分に加えて約5種類の程度の独自予想要因を加味するというアルゴリズムで、基本予想部分は過去の成績等を中心にして、JRAの配当率の75%位の回収率を目標にした簡易予想アルゴリズムにしております。
そして回収率75%の基本予想に約5種類ほどの独自予想要因を加味して回収率100%以上を目指すというのが基本的な予想の考え方です。
JRAの平均配当率の75%を目標にした基本予想部分は過去の成績をベースに算定しており、タイム理論は全く使用しておりません。」
ということで、今回は試験的にJRAVANのマイニング予想データも一部加味する方向で検討しております。
当方で、過去2年間のマイニング予想データの単勝回収率を分析して見ました。
JRA−VANのマイニング予想はなかなか優秀で単勝回収率は81%でした。
試しに、マイニング予想順位に基づく馬連の単勝回収率を算出したところ71%でした。
一方、当方で基本予想部分の中心として検討している過去10走注目馬を抽出する過去10出走での成績から判断した上位入着率をベースに予想した場合の単勝回収率を分析して見ましたところ78%でした。
実は、今回の新ソフトの基本予想部分は、JRAVANのマイニングデータ要因と当方の過去10出走の成績から算定した過去10走基準から算定した上位入着率要因の2つの予想要因を競馬場毎に2要因の重み付けをして基本予想をするようですので、2つの要因共に過去2年間のデータでのシミュレーション結果では、JRAの平均配当率の75%を上回っていますので、この2つの要因を組み合わせて基本予想部分として採用することを決めております。

ところで、当方では、特注の予想ソフト開発依頼を受けておりますが、出来るだけユーザー要望仕様での的中率・回収率を過去のデータに基づいてシミュレーションをするケースが多いのですが、今までの特注要望仕様の経験では、回収率100%を超える予想要因は殆どなかったように記憶しております。

現在、新ソフト(Adinhunter5呼称)の開発もほぼ完了してきており、当面はテスト運用を続けて改良を図るつもりでおり、今週から私は、馬券検討にはAdinhunter5を使用しており、Adinhunter5の出馬画面にAdinhunter2の予想印を同時表示して、現Adinhunter2との予想の違いのチェックをしながら、Adinhuter5の改良を図っております。
Adinhunter5はタイム理論を使用していない(馬場状態把握の為に基準タイムのみ使用)のですが、上位に来た馬でAdinhunter5に予想印がついてなかった馬を確認してみましたところ、前走のタイム理論指数(スピード指数的な指数)とかベストタイム理論指数が高い馬が結構いて、あらためてタイム理論の有効性も少しはあるのではと思い直しております。テスト運用の結果タイム理論の必要性が確認できましたら、Adinhunter5にも改めてタイム理論も導入することを考えている次第です。


さて、8月度基準値で休養明芝ダ変更基準値と複勝軸馬基準値を従来と全く異なる環境変化対応の基準値に抜本的に変更いたしましたが、従来の予想要因とは全く違う角度から算定した基準値ですので、従来の予想印とは当然ですが全く異なる判定をしておりますので、従来の複勝軸馬候補馬は殆どが予想印◎馬の場合が多かったのですが、新しい複勝軸馬基準で算定した複勝軸馬候補馬は予想印が無印馬を含め◎○▲△馬に広く広がっております。
私は新しい基準値を導入後は、タイム理論や成績等そのた予想要因から算定した従来の予想印と同様に環境変化に対応した新しい予想要因の芝ダ変更出走馬や複勝軸馬候補馬も重要視しており、更に成績に現れない不利を克服して上位に来た馬場脚質不利克服馬という要因も重要視するようになってきております。
具体的に言いますと、新しい基準値を活用したAdinhunter2での馬券検討には、予想印「◎馬」と「○馬」と「▲馬」と「複勝軸馬候補」と「芝ダ変更注目馬」と「馬場脚質不利克服馬」という6頭の馬を中心に馬券検討をすることが非常に多くなってきております。
当然ですが、予想印「◎馬」で「複勝軸馬候補」で「馬場脚質不利克服馬」という馬もいますので、この場合は信頼度が高いという判断をして1頭軸の3連単馬券を購入したりしております。
特に配当妙味が高い「芝ダ変更注目馬」が「複勝軸馬候補」且つ「馬場脚質不利克服馬」だったりしたら、単勝・ワイド・3連複・3連単馬券共に購入したりしております。
新しい基準値ですので、毎月新しい種牡馬等の最新情報を組み入れて毎月のように改良を重ねていく予定でおります。
そして先週・先々週のブログにも書きましたが、現在開発中のWINDOWS8向けの新ソフトは、予想印「◎馬」と「○馬」と「▲馬」と「複勝軸馬候補」と「芝ダ変更注目馬」と「馬場脚質不利克服馬」という6頭の馬を中心に馬券検討を短時間で簡単にできるソフトに仕上げる予定です。


さて今週の3競馬場のメインですが、
札幌メインのG2札幌記念の「馬場脚質不利克服馬」の出走はロジユニバースとダークシャドウとミッキーパンプキンの3頭で、複勝軸馬候補は出走していませんでした。
2年ぶりの休養明馬のロジユニバースですが、現在テスト運用中の調教師種牡馬分析で休養明馬の調教師種牡馬適性を確認すると調教師適性のみがそこそこ高い程度ですので信頼度は低い感じです。
又、若馬の4歳馬のヒットザターゲットが若馬4歳馬の種牡馬適性が抜けて高い馬で、若馬の3歳馬のフジマサエンペラーもが若馬3歳馬の種牡馬適性が高い馬でした
ダークシャドーが抜けた1番人気のいようですので、ダークシャドウを除いたワイド馬券でも検討して見ようと思ったりしております。
小倉メインのG3北九州記念には「最強馬場脚質不利克服馬」がジュエルオブナイルとエーシンジリルの2頭が出走しており、複勝軸馬候補はエーシンヒットマン1頭だけでした。
若馬4歳馬の調教師種牡馬適性が共に抜けて高い馬がエーシンヒットマンとツルマルレオンの2頭で、エーシンジリルは昨年の北九州記念2着馬です。
馬場脚質的に有利な馬はエーシンダックマンで、実績的にはG1で3着のエーシンヴァーコウでして非常に難解なレースで、しかもハンデ戦です。
私は複勝軸馬候補ノエーシンヒットマンを中心に馬券検討の予定ですが、ハンデ戦でもあり馬券購入を控える可能性がありそうです。
新潟メインの1600万天の川ステークスには「馬場脚質不利克服馬」がロードアテラートとクラシックセンスの2頭で、複勝軸馬候補は出走しておらず、若馬4歳馬の調教師種牡馬適性が共に抜けて高い馬がステラロッサで、ステラロッサは坂路調教適性も非常に高い馬で、総合的な調教師種牡馬適性が高い馬がクラシックセンスでしたので、私はロードアテラートとクラシックセンスのステラロッサの3頭を中心に馬券検討予定です。

日曜日で私が興味があるのは、日曜小倉7Rの未勝利戦に出走の初出走馬のバランカデルコブレという変な名前の馬です。




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