2012年09月08日

科学的競馬投資コメント20120909

WINDOWS8向けの新ソフト(Adinhunter5)のテスト運用を継続中ですが、新ソフトの新予想要因の馬場状態に対応した「馬場状態脚質適性」が私の予想以上に効果的な要因になっている感じです。
3位以内に来る馬は、5つの馬場状態(時計の早い馬場から遅い馬場の5分類)毎の馬の脚質(逃げー先行-好位差ー追込)に応じて競馬場ーコース・距離によってかなり違っており、これら分類で上位入着率を算定した馬場状態脚質基準値を新規算定しているのですが、この馬場状態脚質基準値で算定した馬の上位入着率が60%以上の馬はかなり高い確率で3着以内に来ている感じです。
競馬開催時の速報成績から馬場状態を判定して、その馬場状態によって、競馬場・コース・距離別に馬の脚質別の上位に来る可能性を新しい基準値の馬場状態脚質基準値で算定して、その上位率が60%馬の場合は3着以内にくる確率が今までのテスト運用では非常に高くなっている感じです。上位率60%以上で抽出される馬の頭数は非常にすくなく、土日2日間で5頭から10頭位の感じです。

新ソフトAdinhunter5のテストで、先週の結果を「平均配当分析機能」や「今週活躍馬分析機能」を使って色々と確認してみたりしました。
先週の平均配当はワイドの平均配当が1889円で3連複の平均配当は17656円で過去5年のワイドの平均配当1959円・3連複平均配当24466円に比べると、平均配当は低かったのですが、それでもワイドで約19倍、3連複では約180倍が平均ですので、競馬で馬券的中するのはなかなか難しいと再認識した次第です。
「今週活躍馬分析機能」には人気によって抽出条件を選択できるようにしているのですが、先週土日の競馬で新馬戦と障害戦を除いた3着以内に来た馬が195頭でしたが、7番人気以下の馬が40頭を占めていました。
さすがに、7番人気以下で3着以内に来た馬は、Adinhunter2の予想印◎の馬は1頭もいませんでした。予想印○の馬は1頭で予想印▲の馬は2頭いました。
興味深いのはタイム理論ベースの前走能力指数が1位の馬がなんと4頭もいまして、あらためてタイム理論の有効性を再認識した次第です。
そして、馬場脚質不利克服馬が2頭で、競馬環境変化対応の調教師種牡馬適性が高い馬が3頭いました。
参考までに、先週の土日で3着以内に着た7番人気以下の調教師種牡馬適性が高い馬は以下になっていました。
・日曜日新潟9Rで2着に来た7番人気のデンゲントッパ(単勝オッズ:14.6倍)は調教師種牡馬総合適性が抜けて高い馬で、且つ馬場脚質不利克服馬でした。
・日曜日新潟メインの新潟記念で1着に来た7番人気のトランスワープ(単勝オッズ:14.7倍)は高齢馬調教師種牡馬適性が抜けて高い馬で、且つタイム理論ベースの前走能力指数が1位の馬でした。
・日曜日小倉12Rで3着に来た7番人気のローレルジャブラニ(単勝オッズ:12.1倍)は調教師種牡馬総合適性が抜けて高い馬で、且つタイム理論ベースの前走能力指数が1位の馬でした。
こうして見ると、私が上記3頭の馬券を的中されたと勘違いされる方もおられる思いますので、念のために結果報告をさせて頂きます。
確かに私は上記デンゲントッパ・トランスワープ・ローレルジャブラニ共に馬券対象にはしていましたが、2頭の軸馬にはしておらず、上記3レースの内1レースは馬券購入見送りで2レースのみの馬券購入でしたが私の選択した軸馬が3位以内に来ずに馬券不的中でした。
競馬ではやはり軸馬を的確に選択できないと馬券的中は難しいということを再認識した先週でした。
それにしても、上位3位以内に来た馬の約80%が6番人気以内というのは、全国の馬券購入者の方は上位に来る可能性をかなり理解して馬券投票しているのだということを再認識した次第で、約20%を占める7番人気以下で3着以内に来た馬が、平均配当を押し上げてワイドで約19倍で3連複では約180倍という平均配当になっているのが競馬なのだということを理解した次第です。
結論として、競馬では軸馬と高配当馬(穴馬)の両馬を的確に判断できないと回収率100%を超えるのは難しいと再認識した次第です。
色々とテスト運用中のAdinhunter5の「今週活躍馬分析機能」を使用して組み合わせを変えて上位入着率を確認していたのですが、先ほど7番人気以下の前走能力指数の高い馬が活躍していたことから、複勝軸馬と前走能力指数を組み合わせた場合に、上位入着率がかなり高い数値になりましたので、複勝軸馬基準にタイム理論ベースの前走能力指数を反映した複勝軸馬基準に改良したりして、複勝軸馬基準にもタイム理論を反映した基準値に改良すべく試行錯誤を繰り返しており、次月基準値ではタイム理論を反映した改良版複勝軸馬基準を公開予定でおります。

今回の分析に活用した「今週活躍馬分析機能」は速報成績を取得していれば、約1−2秒で分析できますので、今週からは「今週活躍馬分析機能」を今まで以上に有効活用をするつもりでおります。


ところで、新ソフト:Adinhunter5の私のテスト運営もそろそろ1ケ月に近づこうとしており、私以外の他のユーザー様にもテスト運営に参加して頂き、色々なご意見も頂ければと思っております。
テスト運用参加のAdinhunter5はデスクトップ専用版でメトロ画面仕様はかなり遅れる予定です。来年になってからメトロ画面用も開発を予定しております。
テスト運用中で完成されたソフトではありませんので、過去に当方の科学的競馬投資ソフトで問題が発生したユーザー様は再度ご迷惑をおかけする可能性が高いので、過去に当方のソフトで問題が発生しておられないユーザー様でAdinhunter5のテスト運用に参加ご希望の場合は、お手数ですがメールでご連絡くださる様お願い致します。
但し、テスト運用参加期限は、1ケ月間の限定使用になりますのでご了承お願い致します。
Adinhunter5の予想は、過去のデータ保有をしない非蓄積タイプでも蓄積タイプと基本的に同じですので、処理時間がかかるJRAデータセットアップが不要な非蓄積タイプで気軽にテスト運用に参加可能です。

今週から秋競馬が始まりました。
中山・阪神といういわゆるローカルでない競馬場での開催競馬は久しぶりです。
ここ1ケ月ほどですが休養明芝ダ変更基準値の改良を積極的に行っています。
今週初レースの阪神1Rは16頭の出走馬の内11頭が芝ダ変更馬でして、トウショウタイドが芝ダ変更注目馬(単勝オッズ:76.0倍)でしたのでワイド馬券を購入しましたところ3着にきて、私の購入した3点ボックスのワイド馬券は3点共に的中で配当は7000円以上でして、秋競馬最初のレースから幸先が良い馬券が的中できた次第です。


さて今週の2競馬場のメインですが、
中山メインのG3の京王杯オータムハンデの「馬場脚質不利克服馬」の出走はなしで、複勝軸馬候補はコスモセンサー1頭だけでした。
現在テスト運用中の調教師種牡馬分析で距離短縮の調教師種牡馬適性が高い馬がゼロスで、又、休養明馬適性の種牡馬適性が高い馬がコスモセンサーとゼロスでして、今年の京王杯オータムハンデは上記2頭を中心に馬券検討予定でおります。
阪神メインのG2セントウルステークスの「最強馬場脚質不利克服馬」はマジンプロスパーとエーシンリジルとサドンストームの3頭で、複勝軸馬候補は出走していませんでした。
現在テスト運用中の調教師種牡馬分析で休養明の種牡馬適性が抜けて高い馬がサドンストームで、坂路調教適性が抜けて高かったのはロードカナリアでした。
過去G1で3着の成績があるエーシンヴァーコウとロードカナリアは能力上位と判断して、私はエーシンヴァーコウとロードカナリアとマジンプロスパーとサドンストームの4頭を中心に馬券検討予定です。
日曜日では芝ダ変更出走注目馬の阪神2Rのエスジーアンクルと阪神7Rのシューサクオーに興味を持っている次第です。




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