2012年09月22日

科学的競馬投資コメント20120923

新ソフト環境変化対応科学的競馬投資ソフト:Adinhunter5のテスト運用は順調に推移しており、近々公開させて頂く予定でおります。

現時テスト運用中の新ソフトAdinhunter5では約10種の基準値を使用して予想をするのですが、基準値によっては毎月それほど変動がない基準値もありますが、毎月かなり変化する基準値もあります。
Adinhunter5の予想方法は、基本予想要因の「マイニング指数」・「過去10走指数」・「イム理論能力指数」と、独自予想要因の「調教師種牡適性」・「馬場脚質不利克服適性」・「父系と母系の血統適性」及び「競馬場・距離適性」・「馬場状態脚質適性」と基本予想要因3つと独自予想要因5つの合計8予想要因を駆使して予想を行っていますが、予想には約10種類の基準値を使用して最新の競馬環境変化に対応した予想を行っております。
予想の過程では、約8種類の予想要因の中でどの予想要因が一番重要で、どの予想要因はあまり重要視する必要がないのかといた重み付け重要なのですが、Adinhunter5ではこの重要性の配分を競馬場芝ダ別に「配分基準値」を算定しており、この配分基準値に基づいて競馬場芝ダ別に最適予想ができるようにしております。

「配分基準値」は、競馬場の改修でもない限り毎月それほど変化しませんが、新種牡馬の活躍等血統に関する基準値は、毎月かなり変動します。
例えば、調教師種牡馬基準などは、調教技術を反映した調教師適性と新種牡馬の活躍を反映した種牡馬適性という2つの適性がありますが、特に新種牡馬の活躍を反映した種牡馬適性は毎月かなり変化しております。特に2歳戦などの馬券検討には新しい基準値を使用されることを薦めております。


ところで、先週のブログで「ユーザー様独自の高配当馬を探すためのカスタム仕様の分析・シミュレーション機能」の話をさせて貰いましたが、現在、競馬環境変化対応の調教師牡馬分析・シミュレーション機能をある程度標準化しておりまして、先週で話題にさせて頂いた人気薄の過去3走共に4着以下の馬に関しても調教技術の進歩と新種牡馬の活躍等を反映して分析・シミュレーションを試してみました。
データ作成に数時間の処理時間が掛かりますが、条件指定の入着率を100回位変えながらのシミュレーションでも数分でシミュレーション完了してました。
「過去3走共に4着以下」の馬の能力を発揮させる調教技術を保有した調教師と「過去3走共に4着以下」の馬の能力が発揮できる種牡馬がいるかどうか過去2年間のデータでシミュレーションをした結果は、ある条件下では単勝回収率が700%を超えたり、複勝回収率も300%を超えたりしておりましたので、たまたま超高額配当が的中して高い回収率を示しているだけで再現性が少ない可能性もありますので、再現性を確認してみました。
私のシミュレーションにおける予想要因の再現性の確認方法は単純な方法で、1年を4半期に分けた回収率と平均的中配当金額を確認するという方法で、特定の4半期だけの平均配当が飛びぬけて高く回収率がその4半期だけ高い場合は、たまたま超高額配当が的中しただけで再現性は低いと判断するようにしております。
予想要因の「過去3走共に4着以下」の馬の調教師種牡馬適性を過去2年間で分析した結果は、特定の4半期のみが超高額配当の的中で高い回収率になっていたことが確認でき、あらためて条件を変えて分析・シミュレーションを繰り返しております。
例えば、単に「過去3走共に4着以下」ではなく、「過去3走共に4着以下9着以上」といった感じで、条件を各種設定にして再現性があり且つ高い回収率になる予想要因をシミュレーションして探している次第です。
膨大なデータを何回も繰り返してシミュレーションするのですが、私のパソコンは深夜でも一日中でも文句も言わずに処理を続けてくれています。

今回の「過去3走共に4着以下」の上記シミュレーション結果は、過去のデータでのシミュレーション結果ですので、先週から、Adinhunter5に私専用の予想要因として調教師種牡馬適性の「過去3走共に4着以下の馬」や「過去3走共に4着以下9着以上」の要因を加えて出馬表に表示できるようにして実際の開催競馬での馬券検討の有効性のテスト運用も開始しております、有効性が確認できましたら基準値化する方向で考えております。


て今週の2競馬場のメインですが、
中山メインのG2の産経賞オールカマーの「馬場脚質不利克服馬」の出走はなしで、複勝軸馬候補の出走もなしでした。
阪神メインのG3神戸新聞杯には「馬場脚質不利克服馬」はロードアクレイムとゴールドシップとユウキソルジャーの3頭が出走しており、複勝軸馬候補は出走していませんでした。
近親にG1馬がいるのはヒストリカルで、ゴールドシップとベールドインパクトとマウントシャスタとヒストリカルの4頭の休養明け馬は現在テスト運用中の調教師種牡馬分析で休養明けの調教師種牡馬適性が共に高い馬で、特にゴールドシップは休養明注目馬でした。距離延長の調教師種牡馬適性が共に高い馬はロードアクレイムとカポーテイ等でした。

今週日曜日の芝ダ変更出走馬では、阪神3Rのベラルーナとランドントの2頭に加えて、阪神6Rのローザボニータの3頭に私は興味を持っております。



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